【amazon】ヤマノススメ Next Summit 第1巻 [Blu-ray]
待望の4期が始まったヤマノススメ。4期目の副題は「Next Summit(ネクストサミット)」、物語の「次の山頂」という意味が込められています。
ヤマノススメは、1期から作中で登場した登山用品・ギアを特定してきました。
今回の4期も登山用品や美術アイテムをチェックして特定したいと思います。
目次
※ 当記事内の引用画像の著作権は(c)しろ/アーススターエンターテイメント/『ヤマノススメ Next Summit』製作委員会に帰属します。
※ 新規特定・特定間違いなどを発見しだい随時更新します。
第1話 #01「ヤマノススメぷりくえる/1st season春」道具検証
タイトル「ぷりくえる」の意味・スペル、プロローグとの違いについて
「ぷりくえる」の綴りは、prequel。「作品の前編を扱った続編作品」「前日譚(ぜんじつたん=ある物語よりも前に起きていた出来事)」という意味。
似た言葉で「プロローグ」がありますが、こちらは「これから始まる物語の導入部」という意味となるので、プリクエルの前日譚とは微妙に意味が異なります。
オープニングであおいが背負っていた黄色い登山ザック
オープニング、玄関から山へと出発するあおい。背負っている登山ザックに「M」のロゴがあります。
MILLET(ミレー)
サースフェー SAAS FEE 30+5 LD(レディース)
サースフェー SAAS FEE 30+5 (メンズ)
ミレーの定番バックパック・サースフェー30+5リットルのゴールドクミンカラーがモデルのようです。サースフェーはフランスの登山ブランド・ミレーの100年培った技術が詰まった人気のロングセラーバックパック。背中に吸い付く重心設計・背中が蒸れないドライテクノロジー・使い勝手の良い多種多様な収納力が魅力。レインカバー付きで大型スマホも入るヒップベルトポケット、背負ったままボトルが取り出せるサイドストレッチメッシュポケットなど、欲しい性能はだいたい揃っています。
メンズとウィメンズがあり、ウィメンズは女性の体にフィットしやすいようショルダーベルトの幅や背面長が調整されています。メンズはバックル部分がブラックです。
オープニングであおいが持っているトレッキングポール
LEKI(レキ)
マイクロバリオ カーボントレッキングポールW
オープニングであおいのザックに取り付けてあるトレッキングポール、持ち手のグリップが赤でシャフトがネイビー。LEKIのマイクロバリオカーボンがモデルと思われます。レキはドイツの高級トレッキングポールメーカー。カーボン製で軽く、ロックシステムで素早く伸縮可能。レキの上級モデルを選ぶあおい、絶対に富士山に登ってやるという強い決意を感じます。
オープニングであおいが履いている登山靴
SIRIO(シリオ)
PF611GTX
(※現在は販売終了)
サードシーズンであおいが履いていた登山靴は、シリオのPF611GTX、4期オープニングの靴裏のソールパターンが近似しているので今期もこれを履いているようです。日本の登山靴メーカー・シリオの本格的なトレッキングブーツ。ヌバックレザーを使用し、泥離れが良いブロックパターンのビブラムソールを備えた縦走向きの頑丈な靴です。重量は片足約1000gでやや重め。当時の価格は39000円(税抜き)
SIRIO(シリオ)
PF630 足幅3E+
PF640 足幅4E+
【amazonで探す】 / 【楽天市場で探す】
SIRIO(シリオ)
PF530 女性モデル
オープニングであおいが乗っていた富士山
富士山本舗
富士ちゃん ぬいぐるみ(L)
オープニングの最後であおいが乗りこなしている富士山は、富士山の売店で売っている「ふじちゃんぬいぐるみ」です。S・M・Lサイズとサイズがあります。1期でひなたが手にしていたのはサイズ的にLです。
あおいの頭に刺さった矢
山武弓具店
竹矢 黒尾特選羽染抜 犬鷲柄 4本組
【amazonで探す】 / 【楽天市場で探す】
ズバズバとものを言うひなたの言葉にダメージを受けるあおい。頭にささった矢は黒尾羽柄で、ハギ糸が白、シャフトが薄茶色。こちらの矢が近似しています。竹矢は職人が1本1本手作業にて竹を選別し、竹を研ぎ、火入れをして丁寧に仕上げた一品。自然素材ならではの風合いや手触りを感じられ、ジュラルミン製やカーボン製より高価です。価格は1本約14000円。登山用品が高級志向のひなた家、言葉の矢も本格派と思われます。
※ ウッドカーボン製から竹製に特定アイテムを修正しました。
ひなたのお父さん・倉上健一のテント
mont-bell(モンベル)
ムーンライトテント 1型 グリーン(1~2人用)
収納袋に「TENT raccoon dog Ⅴ」の文字とアライグマのイラストが描かれています。
アライグマは登山テント業界で老舗の「アライテント」からもじったものだと思われますが、このラベルデザインとテントの形状はモンベル社のムーンライトテントが近似しています。
月明かりの中でも簡単に設営ができるテントで、ムーンライト1型なら重さは2.3kg。登山テントは1kg台が主流となっているので、山向けというよりはキャンプやバイクツーリング向きのテントです。
ひなたが持ってきたクッキングストーブ
PRIMUS(プリムス)
ウルトラバーナー P153
ひなたが持ってきた「PRISM」のクッキングストーブ、登山ガスストーブメーカー・PRIMS(プリムス)のP153ウルトラバーナーがモデルです。圧電着火装置付きなので、マッチやライターでの点火が不要。高火力で風で火も消えにくく耐久性が高い、人気のバーナーです。
あおいが高尾山登山で背負っていたリュック
CHUMS(チャムス)
Book Pack Sweat Nylon
高尾山登山でのあおいのリュックは、チャムスの「Zion Pack Sweat Nylon」のヘザーイエローxターコイズがモデル。2012年発売のデザインで現在このターコイズカラーは廃盤に。現行品ではYellow/Dark-Lake(Y062)がなんとなく近いです。主に街用で登山用途には不向きですが、山で見かけたらすぐに「さてはヤマノススメファンだな…」と理解してもらえると思います。
斉藤楓先輩が買った赤いシュラフ
引用:ヤマノススメ Next Summit 第1話より
ISUKA(イスカ)
エア180× レッド(最低使用温度8度)
斉藤楓先輩が悩んだすえに購入した24000円のダウンシュラフ、赤いデザインと価格帯からイスカのエア180が該当しました。最高級のホワイトグースダウンを使用した寝袋で、夏の中級山岳でのテント泊や避難小屋での宿泊に適しています。
飯能河原で使っていた緑のカセットコンロ
イワタニ(IWATANI)
カセットフー マーベラス
飯能河原のバーベキューで使った黄緑色の蓋つきカセットコンロ、イワタニの「カセットフー マーベラス」がモデルです。風除け付きでハイパワー&携帯性が魅力。重量3kgで多少重く値段も張りますが、プレートの拡張性や収納性などが秀逸です。現在はシャンパンゴールドカラーのマーベラス2にバージョンアップしています。
第2話 #02「走れ!ヤマガール/ 2nd season夏 前編」道具検証
運動会で巻いていた青色のハチマキ
アーテック(artec)
カラーはちまき 青 001227
体育祭でひなた・あおいの組が頭に巻いているハチマキ。学校教材や体育祭用品などを取り扱っている老舗の専門メーカー・アーテック社のカラーはちまき・青カラーが近似しています。サイズは幅4cmで長さは1.1mです。
かえでがパン食い競争で食べていたパン
三立製菓
かにぱん
かえでが体育祭のパン食い競争で食べていたパン。三立製菓のカニパンです。カニのような形をしたこの「かにぱん」が発売されたのは1974年。楽しい見た目だけでなく、ちぎって食べると適度な大きさになる食べやすさ、45日の保存期間が販売店に好評でロングセラーとなりました。
三つ峠~富士山での登山装備について
第3話 #03「都内で登山!?/2nd season夏 後編」道具検証
登山店であおいが手に持っていた金色のバーナー
武井バーナー
301A
3話冒頭、登山店であおいが手にしていた金色のバーナー。アニメではコイルが3段になっていますが、武井バーナーのパープル・ストーブ「301A」がモデルと思われます。燃料は灯油で、4時間の連続使用が可能。真鍮製ボディのヴィンテージ感がロマンに溢れています。着火まで3分ほどかかり、重さは1.8kgで定価は65000円。登山用というよりはキャンプ用です。
第4話 #04「夢にまでみた?フジ◯◯/3rd season秋」道具検証
ここなが持っていた水色のインスタントカメラ
エンディングでここなが持っているカメラ。
Lomography(ロモグラフィー)
Simple Use Film Camera
ロモグラフィーのシンプルユースフィルムカメラです。フラッシュ部分にあるカラーフィルターを組み合わせればレトロ感のあるカラフルな写真が撮影可能。使い捨てではなく、フィルムを交換して繰り返しの使用もできます。
第5話 #05「登山部からの挑戦!?」「武甲山で愛のムチ?」道具検証
あおい母・雪村恵が持ってきたフードコンテナ
武甲山の山頂にて、雪村あおいの母・恵が用意してたランチ。持ってきたフードコンテナはサーモスの真空断熱スープジャーでした。フタ側面に引っかかりがあるのでJBTシリーズ、カラーは「クリームホワイト」が近似しています。
サーモス(THERMOS)
真空断熱スープジャー 400ml JBT-401 CRW
スープなどの液体も密封保存ができ、保温効力は6時間後で59度以上。家で作ったあつあつスープを出先や山で味わうことができます。クリックオープン構造でフタが開けやすく、洗いやすさにも配慮されています。冬にあると嬉しいアイテムです。
部員が持っている水色の紙パック飲料についての考察
登山部の部室にて。右から3番目の学生が紙パック飲料を持っています。
森永乳業
ピクニック ヨーグルト味
学生におなじみ、森永乳業のロングセラー飲料「Piknik(ピクニック)」のヨーグルト味。デザインは発売40周年モデルです。ピクニックの発売は1981年。まだペットボトルが普及していない時代に長期保存が可能な紙パックドリンクは画期的で、アウトドア向きだったことからピクニックと名付けられました。虹のようなラインは「野外で手軽に飲んでもらいたい」という思いが込められています。
ところで、なぜこの青年はピクニックの複数あるフレーバーの中から「ヨーグルト味」を選んだのか。調べてみると、ヨーグルト味は脂質が0g。フルーツオレも0gですが、タンパク質含有量はヨーグルト味の方が2.1gで多いです。ストイックに体を鍛えている登山部らしいチョイスです。
第6話 #06「ひかりのデート大作戦!」「みんなでホワイトクリスマス!」道具検証
ひかりの魚型シャボン玉鉄砲
メーカー不明
フィッシュ型バブルマシン
【amazonで探す】 / 【楽天市場で探す】
ひかりがカヌーの時に使った魚型のシャボン玉製造器、こちらのバブルガンが近似しています。
ほのかの家にあるダルマ
群馬県 伝統工芸品
高崎だるま
ほのかの家の学習デスクに置いてある赤いダルマ。これは群馬県の伝統工芸品「高崎だるま」と思われます。
発祥は群馬県高崎市の豊岡。江戸時代に天然痘が流行した際の邪気払いとして広く普及しました。眉毛が鶴、鼻から口ヒゲを亀で吉祥を表現、いくら転がしてもすぐに起き上がるだるまはどんな困難にも対処できる落ち着いた心と忍耐力を表しています。家内安全・商売繁盛・大願成就・目標達成などの願いを込めて片目(主に向かって右の目から)を入れ、願いが叶ったらもう片方の目を入れるのが一般的な使い方です。
※この記事は随時更新していく予定です。
ヤマノススメの過去動画視聴方法と4期後半の特定記事について