山コーヒーアドバイザーが選ぶおすすめのコーヒー登山道具

こんにちは、山コーヒーアドバイザーの青山孝平です。ブログにお越し頂きありがとうございます。

このページでは私がコーヒー登山動画「山と珈琲」で実際に使っているアイテムを所感をまじえてご紹介しています。UCC認定コーヒープロフェッショナルとしての知識をもとに、「買って良かった!」と思ったアイテムを厳選しています。なお、良い点の感想はもちろん、デメリット(悪い点)も正直に掲載して評価しています。

改稿を繰り返すうちに全体の文章がかなり長くなってしまったので、コーヒーでも飲みながらお読み頂ければと思います。

(初回記事作成日:2014年1月22日)
(最終更新日:2020年1月8日 第21稿)

【山コーヒー用の軽量アウトドアコーヒードリッパー】


使用動画:【山と珈琲】京都一周トレイルで山コーヒー#10「嵐山~上桂」 


MUNIEQ(ミュニーク) Tetra Drip 01S

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名刺サイズの大きさの3枚のステンレス板をパズルのように組み合わせる軽量ドリッパー。携帯性に優れ、質感と見た目が良く、金属製で土台が安定しているのでドリップしやすいです。普通のコーヒードリッパーより抽出スピードが速いので味がスッキリとなりやすい特徴があります。ボディ感を強くしたい場合はコーヒー粉の挽き目をやや細かくして下さい。ペーパーフィルターはよく見掛ける台形型ではなく円錐型(ハリオのV60・1~2杯用など)が適合しています。底面が広いので一般的な大きさのシェラカップにも乗せられるのが便利です。

【欠点・改善希望点】
値段がamazonで3000円前後、見た目以上に高価格です。プラスチック製の1000円台のミュニークもあり、汚れや指紋はプラスチック製の方が目立ちません。円錐型のペーパーフィルタ―はスーパーや百均ショップなどではあまり売っていないので調達がちょっと面倒。ステンレス製でも突風が吹けば倒れるので、ウインドスクリーン(風除けの風防)などがあると安心です。重さはステンレス製が25gでプラスチックは12gです。


使用動画:【山と珈琲】上高地・涸沢カールで焙煎コーヒー 

モンベル登山コーヒードリッパー

モンベル O.D.コンパクトドリッパー2 イエロー

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たたむと木の葉のようになり、重さはたったの4gというウルトラライトなコーヒードリッパー。木の枝を差して土台にする所がアウトドアならではの楽しみ。何度でも洗って使えて経済的、ゴシゴシ洗っても意外と破けません。本体がメッシュ生地のためペーパーフィルター無しでもドリップ可能。その場合はコーヒーオイル成分も抽出できるのでまったりとした味わいになります。ただ、ペーパーフィルターを使ったほうが抽出後のコーヒーかすの掃除・処分がカンタンです。ちなみに私はよくペーパーフィルターを忘れるので、ペーパーなしで使えるのは大きなメリットとなっています。

【欠点・改善希望点】
お湯を注ぐ前の状態だとものすごく軽いので突風で吹っ飛びます。ウインドスクリーンなどで風対策はしておきたいです。土台の枝(箸)を準備するのが面倒で、黒色の収納袋も無くしやすく、ドリッパー自体に骨組みが無いので2杯分入れると形が崩れてきます。また、コーヒー汚れが付きすぎると黄色のメッシュが濁ってきます。見た目の女性受けはミュニークのテトラドリップの方が上でした。


使用動画:【山と珈琲】関八州見晴台で山コーヒー【ヤマノススメ聖地巡礼】 

ユニフレーム(UNIFLAME) コーヒーバネット

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針金で出来たコーヒードリッパー。シンプルな見た目が人気です。「cute」「グランデ」「シェラ」の3種類あり、それぞれ底部の大きさが違い、コーヒーを受ける容器(マグカップやシェラカップなど)で使い分けます。百均ショップにも同型のワイヤードリッパーがあるので、山コーヒー界でのシェアとしてはこの形状のドリッパーが一番普及しているのではないかと思われます。

【欠点・改善希望点】
ミュニークのテトラドリップと同様、円錐状のペーパーフィルターの入手がちょっと面倒。スプリング形状なのでカップに置いた時の安定感はテトラドリップの方が上です。

【山コーヒー向けの軽量コーヒーケトル(やかん)】


使用動画:【山と珈琲】関八州見晴台で山コーヒー【ヤマノススメ聖地巡礼】 



GSI エクストリーム ティーケトル

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ハンドドリップをする際にケトルがあると「らしく」なり、一般的なコッヘルよりお湯が狙って注ぎやすいです。このGSIのケトルは注ぎ口の形状がそこそこ切り立っているので湯切れがまあまあ良いです。他社ケトルとの注ぎやすさにあまり差はありませんが、このGSIは取っ手のオレンジのアクセントが効いているので気に入っています。ケトル内にはミニサイズのガスカートリッジ&コンパクトバーナーが収納できます。

【欠点・改善希望点】
傾けすぎると蓋が外れやすいのが難点。注ぎ切る時は蓋のつまみを持ちながら傾ける必要があります。あと、GSIはちょっと値段が高いです。お手頃価格のコールマンのケトルでも注ぎやすさにそんなに差はありません。中型のガスカートリッジが入れば便利です。


急須スキッター

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急須スキッターは、登山向けのケトルの口に装着すれば点滴のような細い注湯ができるようになる名品です。

そのままの形では注ぎ口に付かないので、金属をうまくひん曲げて引っ掛けて下さい。たいていのケトルに取り付けることができます。

【挽きたての香りを楽しむための山コーヒー向け軽量コーヒーミル】


使用動画:【山と珈琲】 修験の山・山上ヶ岳で山コーヒー【大峯山】

ポーレックス セラミック コーヒーミル ミニ

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コーヒー豆は挽いた時に香りの60%から70%を放出します。挽いた時の香りから楽しむことで、山コーヒーの満足感が更に高まります。このポーレックスのミルは日本製で超軽量、エスプレッソ用の極細挽きも可能です。セラミックの臼刃の精度がそこそこ高いので、中国製の安価なコピー商品のミルより粒度が安定しています。以前は挽いている最中にハンドル部分がすっぽ抜けやすかったんですが、新型になってハンドルが抜けにくくなりました。ノーマル(30g挽き)とミニ(20g挽き)の2種類があり、ミニにはゴム製のハンドルホルダーが最初から付いています。

【欠点・改善希望点】
下の粉受けの中が見えないので挽きながらコーヒー粉の粒の大きさが確認できません。日常使いで毎日使うと中のセラミック刃がへたってきます。中の刃や臼の交換方法ですが、ジャパンポーレックスのwebサイトから問い合わせれば500円~1000円程度でパーツを販売・郵送してもらえます。ステンレス小型セラミックミルのパイオニアとはいえ、中華製のコピー商品に比べて価格が高いです。


使用動画:【山と珈琲】 桜の吉野山・奥千本で山コーヒー

HARIO (ハリオ) コーヒーミル・スマートG

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コーヒー業界大手・ハリオの携帯ミル。透明なプラスチックで出来ているので中身が見え、挽いた時の粉の粒度が目視可能。また、見た目がオシャレで写真映えもします。価格もポーレックスより安く、水洗いもOKでメンテナンスが簡単です。

【欠点・改善希望点】
ハンドルがストレートなので若干挽きにくいです。上部の蓋がめっちゃ外れやすいです。蓋部分は透明なので無くしやすい恐れも。本体がプラスチック製のため、落としたり踏んだ時に破損する不安があります。アウトドア用途でガシガシ使うならポーレックス、オシャレさ重視ならスマートGという印象です。

【お湯を注ぐための登山用ガスストーブ(バーナー)と魔法瓶】


使用動画:【山と珈琲】珍スポットで珍コーヒー【ゲスト:金原みわ】 

PRIMUS(プリムス) P-153 ウルトラバーナー

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コーヒーを作るときの理想のお湯の適温は92度から96度(UCC式)。適温にするためにはバーナーなどでお湯を沸かす必要があります。登山用の携帯バーナーは軽量でコンパクトなのに高い火力があるので簡単にお湯を沸かせられます。登山用ガスストーブは各社が様々な製品を販売していますが、その中でもこのプリムスP153は質実剛健な有名モデル。私は2008年頃に買ったのですが、あまりメンテしてないのにいまだ故障知らずです。バーナーがあれば山の食事も一気にレベルアップするので、こういったものは1つは欲しいです。燃料となるガスカートリッジは登山専門店やネットで購入できます。

【欠点・改善希望点】
さすがプリムスを代表するバーナー、不満点は今のところありません。あえて言えば他のバーナーよりちょっと値段が高く、みんなが使っているので自分らしさが出せないくらいです。このP153以外ならSOTO(ソト)のウインドマスターあたりが高性能でデザインもオシャレ。価格が高くて厳しいという方はSOTO(ソト)のアミカスあたりでも十分です。もっと節約したい人は市販のカセットガスが使えるイワタニのジュニアコンパクトバーナーがおすすめ。なお、amazonでは海外製ガスストーブが激安価格で出回っていますが、整備不良でガス漏れ炎上などの危険性もあるので日本の検査に合格したものを買うのが安全です。

※ 標高が高くなると沸点が下がります。富士山頂3776m地点では沸点が89度でした。


使用動画:【山と珈琲】雲海の山コーヒーと城崎温泉【来日岳】 

サーモス 山専ボトル ステンレスボトル

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エベレスト登山でも愛用されている登山家御用達の超高性能魔法瓶。朝に自宅で入れた熱湯で昼過ぎにカップラーメンも作れます。この山専用ボトルに熱湯を入れておけば、すぐにコーヒーを淹れることができます。(6時間後で86℃くらいです) 火を使わず安全なので、山コーヒーの最初の一歩におすすめのアイテムです。ドリップ精度は急須スキッター付きケトルほどではありませんが、そこそこ正確にお湯を注ぐ事ができます。

冬の寒い時期は冷水を沸騰させるのに時間がかかるので、この熱湯キープ力はものすごく助かります。また、高い保冷力も兼ね備えているので冷たい麦茶は夕方の下山ごろまで冷たいまま。夏場の熱中症予防にも役立ちます

【欠点・改善希望点】
900mlは2人分のカップ麺とコーヒーが作れるのですが、若干大きくてかさばります。ソロ登山なら500mlサイズ、または750mlサイズがちょうど良いと思います。

【山コーヒー向けのコーヒーカップ・マグカップ】


使用動画:【山と珈琲】関西百名山で山コーヒー #52 横尾山(須磨アルプス)


snow peak(スノーピーク)ステンレス真空マグ 300

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ステンレス製で頑丈なのにチタン並みに軽量なコップ。真空二層構造なので保温・保冷能力があります。火気厳禁の山では再加熱が出来ないので二重構造のマグなら美味しい温度をある程度キープできます。これ系のマグは他社も販売していて値段もいろいろありますが、スノーピークは他社より若干高価なので「所有する満足感」があります。この上にテトラドリップコーヒーバネットを乗せるとSNS映えする写真が撮れます。

【欠点・改善希望点】
真空二重構造なので火にかけて温める事ができません。また、保温性があるとはいえ飲み口が広いので20分くらいでぬるくなります。ダブルマグ300用シリコーンリッドで飲み口を狭くして蓋をすれば保温性が高まります。


使用動画:【山と珈琲】清流のみたらい渓谷でウクレレとアウトドアコーヒー

snow peak(スノーピーク) チタンシェラカップ E-104

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山登ラーなら持っておきたい、登山家御用達のシェラカップ。重さはわずか39.5g。手に持つとチタンの軽さに驚かされます。軽くて薄いのになかなか凹んだりしません。計量目盛りが便利で、スタッキング(重ねること)も出来ます。真空断熱の二重マグに比べて保温力は全然ありませんが、直火で暖め直しが出来ます。また、ちょっとしたフライパン代わりにも使えて便利。花見やバーベキューの時にも大活躍、自宅で普段使いしても楽しいです。私は嫁とお揃いで2つ買いました。

【欠点・改善希望点】
直径が120mmもあるのでコーヒーバネットcuteや一般的なドリップパックは直接乗せられません。箸などで橋を作って乗せる必要があります。注意したいのが直火で温めたとき。火が強いとフチの所まで熱されて唇をヤケドします

STANLEY(スタンレー)真空マグ 0.23L

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アメリカのアウトドアブランド・スタンレーの真空二重構造マグ。飲み口と蓋がついているので密閉が可能。密閉状態なら20分経ってもアツアツをキープするので冬場の山コーヒーにおすすめです。取っ手が大きくて開け閉めがしやすく、密閉して持ち運べるのでコンビニで買ったコーヒーをこれに移し替えて、小型魔法瓶として活用できます。また、山コーヒー抽出後の濡れたコーヒーかすもこれに入れれば密閉できて処理が楽です。

【欠点・改善希望点】
取っ手が無いのがちょっと不便。スタンレーは頑丈が売りなのですが、そのぶん重くて241gあります。スノーピークのステンレス真空マグが101gなので倍以上の重さ。ただ、保温性は確実に高いのでキャンプで使うなら私はこちらを選びます。

【青山イチオシの山コーヒー向けコーヒープレス】


使用動画:【山と珈琲】交野山ハイキング・観音岩で山コーヒー

ESPRO(エスプロ)ウルトラライトコーヒープレス

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重さ・携帯性・保温性・密封性・ダブルメッシュフィルターの精度、すべてが優れたアウトドア向けコーヒープレスです。ステンレスの真空2層構造のため魔法瓶のような保温力があり、抽出で4分程待っている間も冷めず、抽出後のコーヒーもしばらく熱々のまま。蓋をきっちり締めれば逆さにしても漏れないので、中身を残したままザックに放り込めます。ペーパーフィルターを使わないのでコーヒーオイル成分も抽出可能。

このコーヒープレスとサーモスの山専用ボトルがあれば本格的な山コーヒーがお手軽に作れます。重さは実測で270g。街用・アウトドア用・登山用として使える、すぐれもののコーヒーグッズです。

【欠点・改善希望点】
抽出後にすぐ飲もうとするとちょっと熱すぎるので別にカップがあると便利です。(※スノーピークのステンレス真空マグ300はこのコーヒープレスの底部にぴったりスタッキング可能) また、コーヒー抽出後、底に溜まったコーヒーかすの処理がしにくいので2杯目がすぐに淹れられません。(お料理用のだしパックなどにコーヒー粉を入れれば処理は楽になります) コーヒーの挽き目を細かくしすぎるとフィルターが目詰まりを起こして隙間からコーヒーが噴き出します。必ず中挽き~中あら挽きで挽いてください。

【西部開拓時代に思いを馳せる「パーコレーター」】


使用動画:【山と珈琲】日本百名山・八経ヶ岳で焙煎パーコレーターコーヒー

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ステンレス製パーコレーター

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西部開拓時代のワイルドな趣きが味わえるパーコレーター。登山マンガ「岳」の三歩も愛用していました。熱湯循環抽出なので理論的に味の品質は高くはありません。そのかわり、焚き火にかけて抽出すれば雰囲気は最高。心の舌で味わいたいコーヒーアイテムです。ソロなら「3杯用」が量や大きさ的に適しています。使用するコーヒー粉は粗挽き(ザラメ砂糖くらい)が推奨されており、濾し器で微粉を取り除いてから弱火で煮出すと意外と美味しく抽出できます。

【欠点・改善希望点】
とにかく手間がかかります。抽出後、バスケット内部にコーヒー粉がへばりついているので2杯目がすぐに淹れられません。片付けに関しても、本体をゴミ袋に入れただけだと汁漏れしやすいので、中のバスケットだけをナイロン袋に入れて密封し、本体全体をナイロン袋に入れるなどの処理を推奨します。本体の取っ手部分が出っ張っているのでコンパクトさに欠けます。コーヒーが煮詰まりやすいため、繊細な美味しさを求める人には不向きです。

【イタリアの家庭の味「マキネッタ」(直火式エスプレッソメーカー/モカポット)】


使用動画:【山と珈琲】金剛山・雪見登山で山マキネッタ 

BIALETTI(ビアレッティ) モカエクスプレス3CUP 直火式エスプレッソメーカー

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マキネッタ(別名:直火式エスプレッソメーカー、モカポット)はイタリア生まれ。コーヒーを淹れると、抽出時のポコポコという音が楽しく、味わい深さと香り高さに驚くと思います。使用するコーヒー粉はモカポット専用のMOKA(モカ) がおすすめ。MOKAはコーヒー粉の粒度が目詰まりを起こしにくい大きさになっています。マキネッタは重くてかさばるので長時間歩く本格的な登山には向きませんが、「今日は山にコーヒーを飲みに行くのが目的」という軽登山の時には選択肢に入るアイテムです。

カップ数は小さなデミタスカップでの容量なので、ソロ登山ならこの「3カップ用」、2~3人なら「6カップ用 」が適量です。(※ 1cupは30cc程度。通常のコーヒー1杯は150cc前後です) 抽出後に差し湯をして「カフェアメリカ―ノ(ルンゴ)」にすると、十分な量のコーヒーになります。

【欠点・改善希望点】
重くてかさばり、抽出量が少ないです。2杯目を作るには一度本体内部のバスケットを掃除しないといけません。また、抽出後すぐは本体が火で熱されているのでヤケドに注意。ちょっと手間がかかるコーヒーアイテムなので、「登山」がメインの人にはおすすめできません。面倒さを理解したうえで使いたいアイテムです。


使用動画:【山と珈琲】初心者山ガールとコーヒー登山でモカアルピナ 

BIALETTI(ビアレッティ)モカアルピナ

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アルプスの山岳兵をモチーフにしたマキネッタ。帽子に黒い羽をつけた、イタリア陸軍の山岳戦を専門とするエリート部隊「アルピーニ」がモデルになっています。抽出方法は普通のマキネッタと同じ。山コーヒーで使うとおしゃれなデザインです。

【欠点・改善希望点】
黒い羽部分が引っ掛かりやすく破損しやすいです。収納時に外すといいのですが、付け外しの際に紛失しそうで気を使います。

【即席でお手軽な山コーヒーグッズ「コーヒーブリューワー」】


使用動画:【山と珈琲】グロワーズカップのコーヒーブリューワーで山コーヒー

GROEWRS CUP(グロワーズカップ) コーヒーブリューワー

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お湯を注ぐだけで簡単にスペシャルティなコーヒーが作れる、漬け込み式コーヒーバッグ。このグロワーズカップと熱湯を入れた山専ボトルがあれば、火気厳禁の国定公園でも安全に山コーヒーが楽しめます。山コーヒー初心者向けのお手軽アイテムです。

【欠点・改善希望点】
実店舗では登山店やアウトドアコーナーのある百貨店などでしか入手できません。指定時間通りに入れるとちょっと味が薄いのでプラス1~2分がおすすめ。抽出を待つ間に冷めがちなので布やウェアなどで巻いて保温して下さい。使い終わった後、ナイロンのゴミ袋に入れて口を縛っていても中に残った汁が漏れてザック内が汚れた事がありました。ゴミ袋は2重にした方が安全です。また、複数種類ありますが全体的に酸味が強い傾向にあります。登山で疲れた体にはコク・苦味系が美味しく感じやすいので、ブラジル・コロンビア・グアテマラあたりがおすすめです。

【屋外でエスプレッソが味わえる「携帯エスプレッソメーカー」】


使用動画:【山と珈琲】伊吹山で高山植物と山コーヒー【ゲスト:かしもとゆか】 

アウトドア登山ハンドプレッソポンピング

小型エスプレッソマシン Handpresso(ハンドプレッソ)

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電気を使わずに野外でエスプレッソが味わえます。手動のポンピングでシュコシュコと空気圧を高め、お湯を注いで44mmのカフェポッドをセットしたら、圧力開放ボタンを押して一気に抽出。美味しいエスプレッソが簡単に作れるメイドインフランスの名品です。ハンドプレッソ ハイブリッドなら粉のエスプレッソも使えます。

【欠点・改善希望点】
1回分の抽出量がデミタスカップ1杯分(30mlくらい)程度。ほんのちょっとしか淹れられないので大人数に振る舞うのには適していません。また、ポンピング作業はけっこう力が要るので女性はちょっと大変です。フランス製でオシャレですが値段がちょっと高く、重さも480gと案外重いです。コンビニやスーパーでは44mmのカフェポッドが売っていないので事前にネットなどで買う必要があります。本格的なエスプレッソマシンで淹れたものと比べるとクレマは少ないです。

【イタリアの歴史情緒を感じる「ナポリ式コーヒーメーカー」】


使用動画:【山と珈琲】霧の武奈ヶ岳でカフェ・ナポレターナ

ILSA(イルサ) カフェ・ナポレターナ

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イタリア・ナポリ生まれのレトロノスタルジックなコーヒー抽出器具。マキネッタが流行する前はこのナポレターナが使われていました。水と粉をセットして、お湯が湧いたら上下をひっくり返して抽出。ペーパーフィルターを使わないので濃厚な味わいになります。渋いアイテムです。

【欠点・改善希望点】
お湯を沸かす際、火力が強すぎるとハンドル部分のプラスチックが溶けます。ひっくり返す時にお湯が穴から吹き出るのでヤケドに注意。本体も若干かさばります。抽出後は本体が熱いうえ、中のコーヒーかすを取り除くのに手間がかかるため連続抽出が難しいです。抽出量も1杯分。人と違ったものを使いたい、アンティーク好きな人向けのコーヒー器具です。

【生豆から焙煎するための「携帯コーヒー豆焙煎器」】


使用動画:【山と珈琲】北アルプス・立山登山で山コーヒー

発明工房 コーヒー豆焙煎器・煎り上手

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ぎんなん用の炒り網やフライパンに比べて焼きムラが少なく、技術がなくても安定して均一にコーヒー豆を煎る事ができます。手網だとコンロ周りにコーヒーのチャフ(皮)が飛び散って掃除が大変ですが、これは中に皮が溜まってくれるので掃除が楽。重さは240gで一度に生豆50gくらいを焼けます。コーヒー豆を煎るところから楽しみたいというマニアックな山コーヒーフリークにおすすめの逸品です。

【欠点・改善希望点】
ハンドル部分が取り外せないのでかさばります。山で煎る時はガス燃料を大量に使うので燃料切れに注意。生豆はコーヒー焙煎専門店で売っている事もありますが、あまり取り扱っていないので入手が大変です。送料はかかりますがネットで買うのが早いです。

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お気に入りの山コーヒーグッズで、至福の一杯

私が実際に使った代表的な山コーヒーアイテムをご紹介させて頂きました。これらのアイテムを組み合わせれば、充実した山カフェタイムを楽しむ事ができます。最初から一式揃えるとお金がかかってしまうので、無理のない範囲で少しずつ揃えて頂ければと思います。

青山おすすめの山コーヒー道具スターターセット

個人的なおすすめセットとしてはミュニークのテトラドリップスノーピークのステンレス真空マグサーモスの山専ボトルの3点セットで、コーヒーは粉で買うのが「山珈琲」の導入に最適です。

バーナーとミルを買わないことで予算が抑えられ、火を使わないので安全。これで山コーヒーをしてからバーナーやケトル、ミルなどを買い足していくのが良いかと思います。

山コーヒーは、至福の一杯。是非、お気に入りの場所で癒しのひとときをご堪能下さい。

最後までご覧いただきありがとうございました。よろしければyoutubeの山と珈琲をチャンネル登録でご支援頂ければ幸いです。