登山用メリノウールの弱点・デメリットである虫食い被害の対策法

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登山用アンダーウェアの素材で「メリノウール」が人気です。ちょっと高価ですが、保温性・速乾性・抗菌防臭・肌触りなどが優れていて、登山ショップでもたくさんのウェアが並べられています。

ただ1点、気になるデメリットがあります。それは虫食いによる穴あきです。

ツイッター検索で「メリノウール 虫食い」を調べてみたら、「機能はいいけど虫食いだけはどうにもならない」「タイツに穴が開いた」「去年買ったセーターに穴が開いた」などウールの虫食い被害報告が見られます。せっかくの高い買い物、どうせなら長く着たいものです。虫食いを防ぐにはどうすればいいのか調べてみました。

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【メリノウールの登山服を虫食いから守るための原因と対策】

・ウールは動物繊維なのでたんぱく質が含まれており、害虫の栄養源となってしまう。

・主な衣類害虫は「カツオブシムシ」と「イガ」の仲間。1日に数百個の卵を産む。

・同じ衣類に複数個所の穴が開いていたら虫食いの可能性が高い。

・汗や食べこぼし汚れが着いたまま仕舞うと穴の被害は大きくなりやすい。

・衣類は洗濯してから収納する。

服を積み重ねて収納するのではなく立てて収納して通気性を高める。

アイロンで蒸すと虫や卵を退治できる。

・衣類害虫は湿気を好むので、定期的に引き出しやクローゼットを開けて風を通す。

衣類用圧縮袋を使うと虫の侵入を防ぐ事ができる。

・長期間しまっていた服は一度洗濯してから着る。

・天気のいい晴れた日に干すと効果大。

・冬物は5月のゴールデンウィークまでに仕舞えば卵が着きにくい。

長期収納時は防虫剤を使用する。必要な個数を使用し、防虫剤は服の上に置く。

・防虫剤は密閉した状態じゃないと効果は弱い。

【アイロン&衣類用圧縮袋が手軽で効果大のようです】

定期的にクローゼットを開けて風を通すのは正直めんどくさいです。わかりやすくて楽なのは、アイロン殺虫&圧縮袋の複合技だと思います。

「干したら虫が着く」という事を理解して、メリノウールのシャツは、洗って干した後、アイロンをかけて殺虫して、防虫剤を入れた圧縮袋に入れて保管するという段取りを毎回行えば、理論上虫食い被害をシャットアウトする事ができます。

登山用のメリノウールアンダーウェアはけっこう値段が高いです。穴が開いたら心理的ダメージが大きいと思いますので、是非上記の防虫対策をして頂ければと思います。


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青山
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