小説作品などをプロのナレーターが読んでくれる、amazonのオーディオブック配信サービス「Audible(オーディブル)」。
1995年の登場当初は作品点数がいまいちでしたが、現在は10万冊以上になり有名人がナレーターを担当するケースが増えてきました。
本を手でめくる手間がなく、ラジオのように「ながら聞き」できるのが魅力です。
登山は電車移動やバス移動で多くの時間を使い、人気の山では駅と登山口を結ぶシャトルバスで行列が発生することもあります。
そのため、移動時間・待ち時間をスマートに楽しむ手段としてオーディオブックは使えます。
山に合う、登山系の本で面白そうな作品をピックアップしました。
Audibleの無料体験と読み放題サービスについて
アマゾンのAudibleは無料キャンペーンをたびたびやっています。
今は「2か月間無料キャンペーン」を実施していて、会員登録すれば聞き放題対象作品を好きなだけダウンロードして聞くことができます。
読み放題サービスは月額1500円。自分に合わないなと思ったら期間内に解約してください。
登山ジャンルのおすすめAudible作品(読み放題対応)
山はおそろしい 必ず生きて帰る! 事故から学ぶ山岳遭難
著者:羽根田 治
ナレーター:斉藤 マサキ
山岳遭難を多く手掛けるライター・羽根田治さんの山岳事故の解説本。実際にあった事故の事例を知り、生き延びた方法を学んでおくといざというときに役に立ちます。
これで死ぬ アウトドアに行く前に知っておきたい危険の事例集
著者: 羽根田 治
ナレーター: 石川 タカオ
こちらも羽根田治さんの山岳事故解説本。「まさか、こんなことで!?」という小さなアクシデントを取り上げた、初心者向けの内容です。
映画化もされた有名山岳小説・神々の山嶺(いただき)。前人未踏のエベレスト冬期単独登攀に挑む伝説のクライマー羽生丈二の生き様を描いています。上下巻で合計26時間の聞き応えのある作品です。
様々な悩みを抱えた女性たちが登山を通じて未来への光明を見つける連作長編。続編があり、ドラマ化もされました。
クライマーズ・ハイ
著者:横山 秀夫
ナレーター:野口 晃
1985年の御巣鷹山・日航機墜落事故を題材としたベストセラー小説。主人公は地方紙の新聞記者で、著者は実際に事故の取材にあたった元記者。時々登山シーンが入り、何のために人は登るのか、正しい道とは何か、などを考えさせられる内容となっています。
思っていたより作品数少ない…?
色々探しましたが、「孤高の人」や「劔岳点の記」や「春を背負って」などの有名山岳作品はまだオーディオブック化されていません。
作品点数は増えていっていますが、まだまだこれからのサービスのような感じです。
「お試し」があるので、違うなと思ったら料金がかからずに解約できます。オーディブルはビジネス書がメインのようなので、それ系が好きな人は継続を検討してもいいかもです。