2018年放送の「ゆるキャン」や「ヒロシのぼっちキャンプ」、2020年の密を避けるコロナ渦などで盛り上がったキャンプブームがついに下火となりました。
予約が取れなかったキャンプ場は予約が取れるようになったり、アウトドアショップのキャンプコーナーは縮小し始めています。
とくにスノーピークの「純利益が99.9%減の100万円に」はブームの終わりを象徴するニュースでした。
こうなってくると注目されるのが中古市場。「リサイクルショップには使われなくなったキャンプ用品が山積みになっている」というニュースも話題になっています。
ブーム中はかなり高額だった焚き火ウェア、中古でどれくらいの値段になっているのでしょうか。
楽天市場のリサイクルショップやメルカリで、いくつか探してみることにしました。
楽天市場・メルカリで調べた中古の人気焚き火ジャケット
ノースフェイスの焚き火ウェアの中古価格
まずは人気ブランド「ノースフェイス」の焚き火ウェアから。「ファイヤーフライ」というシリーズで難燃素材を使ったジャケットやパンツなどを販売しています。
商品検索すると、さっそく見つかりました。
THE NORTH FACE(ノースフェイス)
ファイヤーフライマウンテンパーカー
定価:22000円
え!? セカンドストリート店10890円、メルカリで11000円。ほぼ半額ですね…。
THE NORTH FACE(ノースフェイス)
ファイヤーフライベイカーパンツ
定価:19800円
難燃パンツの方は、メルカリが7700円で楽天セカンドストリート店が…6490円!? まさかの68%引きです。
中古市場の数が増えているのは本当でした。
引き続き、他の人気焚き火ブランドもチェックしてみます。
スノーピークの焚き火ウェアの中古価格
キャンプといえばスノーピーク。「TAKIBI」シリーズは難燃素材を使用している人気の焚き火ウェアです。
スノピのアパレルは値段が高く3~5万円くらいはするのですが、中古でいくらになっているのでしょうか。
snow peak(スノーピーク)
TAKIBI Canvas Jacket
定価:46200円
メルカリで20000円で売れてる…! 楽天のブランド古着のカインドオル店で…17600円! 62%引きだ…!
snow peak(スノーピーク)
TAKIBI Denim Pants
定価:28600円
パンツは、楽天で14300円、メルカリも14300円! 半額になってます…!
ナンガの焚き火ウェアの中古価格
冬キャンプで大きなヒットとなったナンガのタキビダウンジャケット。高品質のダウンを採用しているため5万円~7万円くらいはするのですが、こちらはどうでしょうか。
NANGA(ナンガ)
TAKIBI DOWN JACKET
楽天で22000~50000円くらい、メルカリで24000円~50000円くらいです。
NANGA(ナンガ)
TAKIBI DOWN PANTS
メルカリが17000円~27000円、楽天で8800円出品がありました…!
※販売状況・価格は2024年4月現在の情報です。
下火になった今が「始めどき」という考えも
個人的には、キャンプは流行でやるものではなく、自分の中の本能が「自然の中で過ごしたい」と思ったときに行くのがいいと思っています。
ブームが去り、キャンプ場の人が減って中古で安く始められる今は「本能がキャンプを求めている人」にとって良いタイミングなのではないでしょうか。
企業側で考えると中古ばかり買われると困りますが、中古で始めた人がキャンプにハマれば未来の顧客になりえます。
キャンプブームが冷めすぎず加熱しすぎず、ほどよいバランスで続いていけばいいなと思います。
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