都会から離れた自然豊かな場所で、火を熾して焚火を眺める。アウトドアの醍醐味です。
でも注意したいのが焚き火をする時の服装。薪や炭を燃やすと火の粉がパチパチと飛び散るのですが、このときアウターウェアの素材がナイロン製だったりすると、穴が開いたり引火して火傷を負ったりします。
昔はコットン製やジーンズなどを使用していましたが、今は燃えにくい「難燃素材」を使用したウェアが人気となっています。アウトドアブランド各社が様々な焚き火ウェアをリリースしているので、その中から性能・デザイン的に良いなと思ったものをピックアップしました。
※ この記事は随時更新します。
※ 焚き火専用ウェアは品数が少ないためよく完売します。リンク先で商品が表示されない場合は完売している可能性があります。再入荷をお待ち下さい。
秋冬向け焚き火ダウンジャケット
THE NORTH FACE（ザ・ノース・フェイス）
THE NORTH FACE（ザ・ノース・フェイス）
ファイヤーフライインサレーテッドパーカ
カラー：■■■■
ノースフェイスの秋冬用難燃ダウンジャケット。軽量で強度があるコーデュラナイロンと難燃性の高いモダクリル糸を混紡した生地を採用。表地は撥水加工が施され、多少の雨雪耐性があります。中わたは保温性の高い構造で詰められ、濡れても保温性を失いにくい化繊わたを使用。内襟にも中わたを封入し、首元の冷えを軽減します。袖口はスムーズにまくり上げることができるゴムシャーリング、厚手のグローブをしたままでも操作がしやすいフロントファスナー、裾の両脇にカラビナでタオルやグローブなどをぶら下げることができる機構などキャンプが便利になる機能が盛り込まれています。
NANGA（ナンガ）
NANGA（ナンガ）
HINOC DOWN JACKET
カラー：■■■
ジャパンメイドの高品質シュラフが人気のナンガ。難燃素材アラミドを配合した独自の「ヒノック生地」を採用し、湿気に強いUDD（超撥水ダウン）で冬のキャンパーを寒さから守ります。ポケットは大小8つとハンドウォーマーも備え、フードの取り外しが可能で、腰の両側に内部にアクセスできるベンチレーション付き。クラシカルなデザインと最新の機能性・収納性を併せ持った焚き火用ダウンジャケットです。
Snow Peak（スノーピーク）
Snow Peak（スノーピーク）
TAKIBI Weather Down Jacket
カラー：■■
焚き火といえばスノーピーク。軽量かつ高密度に織り込まれたTeijinConexNeoを使用した100%アラミドのウェザークロス素材を採用し、同社の「TAKIBI」シリーズの中で難燃性は最上級。難燃性・耐久性はそのままに、3層レイヤー構造で前モデル比10％の軽量化も実現。中綿には撥水加工を施した800FPのダウンを使用し、濡れても保温力をキープ。スタンドカラージャケットはマフラーの着用もスムーズで、ボタン＆ファスナーの前開きも保温と通気の機能性を高めています。冬キャンプに最適な一着です。
SOWA（桑和）
SOWA（桑和）
綿カストロコート
焚き火界のレジェンド・キャンプ芸人のヒロシさんが使用されていたドカジャンは、SOWAのカストロコート。難燃素材ではありませんが表生地は綿100％。他の焚き火ウェアに比べて値段が手頃なので汚れても気になりません。襟ボアは取り外し可、サイズが6Lまであるので体が大きい人にも合います。
DOD(ディーオーディー)
DOD(ディーオーディー)
JACKET SCHLAF 2
カラー：■
コットン生地の焚き火ダウンコートで、寝袋としても使える「ジャケシュラ」。 丈が長く、太もものあたりまでカバーしてくれます。綿量が多いためかさばって重いのですが、コンプレッション機能付きの収納バッグも付属しています。
厚めの秋冬向け焚き火ダウンパンツ
THE NORTH FACE（ザ・ノース・フェイス）
THE NORTH FACE（ザ・ノース・フェイス）
ファイヤーフライインサレーテッドパンツ
カラー：■■■
ノースフェイスの焚き火用難燃インサレーションパンツ。難燃性の高いモダクリル糸を混紡したリップストップ生地を表地に採用し、はっ水加工が施されているため多少の雨や雪を弾いてくれます。中わたは軽くかさ高がありながらも濡れても保温性を失いにくい化繊わたを使用。コンバーチブル仕様で、日中の暖かいときなどはハーフパンツとしても着用可。立体パターンで作られており着席時も快適です。
NANGA（ナンガ）
NANGA（ナンガ）
HINOC DOWN PANTS
カラー：■■■
ナンガの焚き火用カーゴダウンパンツ。ポリエステル生地に難燃素材アラミドを配合したNANGA独自のヒノック生地を使用し、中綿に760FPのUDD（超撥水ダウン）を採用。膝は二重生地で耐久性があり、裾はベルクロでしぼれるためブーツなどへのフィットが楽。パンツの上に履くオーバーパンツとしての使用も可能で、股下立体裁断など動きやすさにも配慮された高機能焚き火パンツです。
Snow Peak（スノーピーク）
Snow Peak（スノーピーク）
FR 2L Down Pants
カラー：■■■
極寒の冬にも対応する800フィルパワーのハイスペックダウンを採用した焚き火パンツ。表地は透湿防水素材を用いているので雨や雪などにも対応。中綿は撥水ダウンなので濡れによる保温力低下にも耐性があります。靴を脱がずに着脱できるサイドフルオープン設計、膝と股下は3D構造、セキュリティポケットを配備し、しなやかな風合いで履き心地も良好。さすがはスノーピークという焚き火ダウンパンツです。
薄手～中厚の焚き火用ジャケット
GRIP SWANY（グリップスワニー）
GRIP SWANY（グリップスワニー）
FIREPROOF PONCHO
カラー：■■■
グリップスワニーの代表的な難燃性焚き火ポンチョ。自己消化性に優れたGRIPSWANY独自の素材・FIRESHIELDを採用。火の粉を受けても穴があきにくく、従来のコットン製品よりも焚き火ウエアとして優れています。胸に大型のポケットがあり、小物や携帯電話などが収納できます。
GRIP SWANY（グリップスワニー）
FIRE PARKER
カラー：■■■
ヘビーオックスフォード生地を使用したパーカー。ボタン式で前面を開放可能。両側に大容量ポケットを配し、グローブなどの焚き火ツールを収納できます。綿100%。
THE NORTH FACE（ザ・ノースフェイス）
THE NORTH FACE（ザ・ノースフェイス）
ZI Magne Firefly Mountain Parka
カラー：■■■■
ノースフェイスのマウンテンパーカ型の焚き火ジャケット。重ね着システムのジップインマグネ対応で、耐久性のあるコーデュラナイロンと難燃素材を採用。大容量のフラップ付きポケットやジッパーポケットなど使い勝手も優れています。軽くナチュラルな風合いでカラーも豊富です。
なおジップインマグネシステムは「インナーとアウターのジップがマグネットでくっついて同時に動く」というシステムなので、別メーカーのインナーダウンも普通に使えます。
Nanga（ナンガ）
Nanga（ナンガ）
HINOC FIELD ANORAK PARKA
カラー：■■
NANGAの独自の難燃素材・ヒノック生地を採用したアノラックパーカー。多様なポケットは計7か所。前面のポケットはマチ付きで収納力が高く、デイジーチェーンにカラビナやサコッシュも連結可能。クラシカルなデザインはタウンユースにも活躍します。
D.GROW
D.GROW
アノラックパーカー
カラー：■■■■■
作業着メーカー・武蔵野ユニフォームのブランド「D.GROW」の超お手頃焚き火向けアノラックパーカー。熱に強い綿100％で、フード調整反射ドローコードやマフポケット、雨蓋+ファスナー付カンガルーポケットに左右裾調整ドローコードなど、この価格帯としては十分な機能性もあります。サイズはSから5Lまでと豊富。
薄手～中厚の焚き火用パンツ・ズボン
THE NORTH FACE（ザ・ノース・フェイス）
THE NORTH FACE（ザ・ノース・フェイス）
ファイヤーフライストレージパンツ
カラー：■■■■■
焚き火や調理を行うキャンプシーンに適した難燃ロングパンツ。難燃性が高いモダクリル糸と耐久性に優れたコーデュラナイロンを使用。大きなグローブを収納できるカーゴポケット、貴重品を入れるボタン付きポケットなど7つのポケットを配備。ナチュラルな風合いとベーシックなシルエットで、街着としても活用できます。
NANGA（ナンガ）
NANGA（ナンガ）
HINOC RIPSTOP FIELD CARGO PANTS
カラー：■■■■
ナンガの春夏向け焚き火用パンツ。独自の難燃素材「ヒノックリップストップ」を使用し、履き心地はストレッチ性と弾力性がありナチュラル。大小ポケットを7か所配備した収納力に優れたカーゴパンツで、一年中着用できる生地感が魅力です。
GRIP SWANY（グリップスワニー）
GRIP SWANY（グリップスワニー）
JOG 3D CAMP PANTS
カラー：■■■
キャンパー・ヒロシさんが履いていたグリップスワニーの人気のキャンプパンツ。コットン98%で火に強く、伸縮性があって履き心地良好。大容量ビッグポケットが使いやすく、普段使いでも活躍するデザインになっています。
Oregonian Camper（オレゴニアンキャンパー）
Oregonian Camper（オレゴニアンキャンパー）
難燃ボンディング焚き火パンツ
カラー：■■■
【amazonで探す】 ／ 【楽天市場で探す】
オレゴニアンキャンパーの焚き火用裏起毛ロングパンツ。ダウン生地ではありませんが、難燃コットン内側の起毛生地が保温性を高めています。腰のポケットは手を入れても暖かいキャンバーのニーズに沿った仕様に。1万円以下で手を出しやすい価格です。
焚き火ウェアの代用に、お手頃な防炎ブランケット
難燃性の焚き火向けウェアは全体的に価格が高く、上下揃えるとかなりの出費になってしまいます。焚き火用の服にお金はそんなにかけられないという人におすすめなのが防炎ブランケット。太ももから下を守るだけでも火の粉のダメージを大きく軽減することができ、夜の寒さも和らげることができます。
Grip Swany (グリップスワニー)
Fire Proof Blanket GSA-55
カラー：■■■
グリップスワニーの焚き火用ブランケット。難燃生地ファイアーシールドを使用。焚き火用のブランケットバックルが付いていて腰に巻く事が出来ます。サイズは100cm×120cm。
Rothco（ロスコ）
イタリア軍ウールブランケット レプリカ
焚き火キャンパーにはウールやコットンの軍用ブランケットを使う人もいます。少し値段が高くなり薬品臭のニオイを取るのが大変ですが、軍用はデザインがシンプルでオシャレです。サイズは157.5cm×203cmで大き目。
Pendleton（ペンドルトン）
Oversized Jacquard Towels
価格が上がっても良いという人は、ネイティブアメリカンブランドとして人気のペンドルトンもおすすめです。キャンプの雰囲気を味のあるものにしてくれるデザインで、柄は20種類くらいあります。オーバーサイズジャガードタオルはコットン100％でサイズが約102×178cm。ワンサイズ小さいジャガードバスタオルは76×147cmです。
