▲ 当サイトはプロモーションが含まれています ▲

スポンサーリンク

 

モンベルドライストレージバッグ100均乾燥剤で自作

 

100均ショップで衣類用圧縮袋と乾燥材を買いました。

 

引用:mont-bell(モンベル)ドライストレージバッグ

 

 

目的は、先日モンベルから発売された登山用品の経年劣化を防ぐ「ドライストレージバッグ」の自作のため。

 

総予算の差額はどれくらいなのか、100均にするとどうなるのかなどを検証していきたいと思います。

 

スポンサーリンク

モンベルのドライストレージバッグについて

 

モンベルドライストレージバッグ作ってみた

引用:mont-bell(モンベル)ドライストレージバッグ

 

モンベルのドライストレージバッグは、酸素透過度が極めて低いフィルムとジッパー、一般的なシリカゲルの約7倍の吸湿性をもつ乾燥剤を使用しています。

 

湿気による加水分解などの劣化を和らげる保管用バッグとして販売。価格はSサイズが1,870円(税込)でMサイズが2,640円(税込)。

 

乾燥材の使用期限は1年で、交換用乾燥材は1個770円(税込)です。

 

青山
…。

 

青山
…ちょっと値段が高いなあ…。

 

登山靴やレインウェア、リュックなどの加水分解が防げるのはいいのだけれど、増税やら物価高やらで青山家の財政に余裕はありません。できればもう少し手頃な価格で登山グッズの劣化を防ぎたい。

 

100均で売ってるものでどうにかできないか、試してみることにしました。

 

乾燥材のパワーを同レベルにするために

 

モンベルドライストレージバッグの交換用乾燥材

引用:mont-bell(モンベル)ドライ ストレージバッグ用 乾燥剤

 

モンベルのドライストレージバッグ用乾燥材に使われている「無水塩化カルシウム」は、シリカゲルの約7倍の吸湿性をもっています。

 

青山
ということは…7倍の量のシリカゲルをぶち込めばいいのでは!??

 

7倍量はどれくらいなのか。

 

ドライストレージバッグ用乾燥材の商品ページには、乾燥材(無水塩化カルシウム)の量は記載されていません。

 

仕方ないので、乾燥材のサイズを調べることに。ドライストレージバッグMの商品画像を確認し、バッグの幅サイズから計算すると乾燥材のサイズは約9.5cm×8.0cmであることがわかりました。

 

引用:【amazon】HAKUBA 湿度調整剤 エースドライ100

 

カメラアクセサリーメーカー・ハクバの乾燥材は、袋のサイズが約10.5cm×15.0cmで100gの重さ。

 

粉がおおよそ同じくらいの重さと仮定すると、ドライストレージバッグ用乾燥材の重さは推定値で約70gと考えられます。

 

これに、「7倍の吸水性」を掛ければシリカゲル490gで乾燥パワーが同じくらいになると推測できます。

 

100均のシリカゲル乾燥材はいくつ必要なのか

 

100均シリカゲルの重さ

 

100均の乾燥剤、1袋110円には5g入りが8個入っています。

 

青山
ということは…え、パワーを同じにするには98個必要なの!???

 

 

全然足りない。

 

2袋16個では全然足りない。

 

とりあえず、加水分解しやすいザックの内側やポケットにも入れて密封することにしました。

 

青山
後日、11袋を追加購入したいと思います。

 

掃除機で圧縮をかける

 

私が買った100均ショップの衣類用圧縮袋はバルブ付き。

 

乾燥パワーが足りていませんが、ひとまず掃除機で中の空気を抜いていきます。

 

 

青山
薄!! めっちゃ省スペースになったぞ。

 

モンベルのストレージバッグにはこのバルブ穴がないので、ここまで圧縮はできません。

 

これについては100均バルブ圧縮袋もいい感じです。

 

水蒸気を通さないモンベルはメンテナンスが楽

 

引用:mont-bell(モンベル)ドライストレージバッグ

 

モンベルのドライストレージバッグの商品ページには、一般的な収納袋とのフィルムの性能差が記載されていました。

 

1日あたりの水蒸気透過量において、一般フィルムが5~10gのところ、モンベルは0.08g

 

水蒸気をほとんど防いでくれる性能を有しています。(※室温40度、湿度90%の環境下にてフィルム1m²あたりの代表値)

 

青山
これがモンベルストレージバッグの大きなメリットだと思います。

 

 

今回買った100均のシリカゲルは再利用が可能で、水を吸って粒がピンク色になったら電子レンジで加熱すれば復活します。復活回数目安は5~6回。

 

ただし、100均圧縮袋は水蒸気を通すので梅雨の季節や夏の蒸し暑い日はたびたびシリカゲル交換が必要になる可能性があるかもしれません。

 

青山
98袋のシリカゲル袋を入れたり出したり加熱したりは…面倒すぎる…。

 

シリカゲル交換しなければ「密封された湿度の高い袋の中に長期放置」されることになり、逆に経年劣化が早まる恐れがあります。

 

以上の事から、100均シリカゲル作戦はおすすめしにくいという結論になりました。

 

【まとめ】モンベルストレージバッグを素直に買うのが良いと思います

 

 

100均ドライストレージDIYバッグの総額は1540円。(内訳:圧縮袋1個、乾燥材8袋入り13個)

 

モンベル製バッグは2640円なので金額差は1100円。1年ごとの乾燥剤交換によるランニングコスト差は1430円と770円でモンベルの方がお得。

 

シリカゲル再生・交換の手間を考えるとモンベルの価格は妥当だと感じました。

 

青山
モンベルのドライストレージバッグ、しっかり考えられた価格設定でした。

 

一応100均ドライバッグを使い続けて検証してみます

 

今回気になったのは、100均の衣類用圧縮袋がどれくらい湿気を通してしまうのか。

 

梅雨の時期や蒸し暑い夏にシリカゲルの色がすぐに色が変わるようなら、モンベルのドライバッグが優秀だというのがわかります。

 

引き続き、検証を続けていきたいと思います。

 

青山
私はめんどくさがりで忘れっぽいので、登山ザックがカビだらけにならないよう気をつけたいと思います。

 

※当記事は後日また更新します。

 

モンベルドライストレージバッグ作ってみた

mont-bell(モンベル)
ドライストレージバッグ(65 x 60cm)

 

Vacbird
衣類圧縮袋 8枚セット 電動ポンプ付き
100×80cm、80×60cm、70×50cm、60×40cm 各2枚

 

ハウプラ
シリカゲル 乾燥剤 10g×10個入り

 

 

青山
記事内容がお役に立ちましたら、SNSでシェアして頂ければ嬉しいです。