1967年創業の日本のアウトドア用品ブランド・ハイマウント社の「ミニドリップポット450mlブラックカラー」を買いました。
注ぎやすく、バーナー直火でお湯も沸かせられる。山コーヒーに適したドリップポットです。
今回、軽量さを求める登山用に「フタ無しの重量」を計測しました。
また、取っ手のカスタマイズや直火をした時の取っ手の熱さについても調べています。
目次
450mlと300mlサイズの重量、長さ・大きさの比較
さっそくブラック450の重さを測ってみました。実測値は261g。
なお、300mlシルバーは194g。ブラック450より67g軽いです。
フタ無しの重さについて
では、フタ無しの重さはどうでしょうか。
量ってみると、ブラック450は202g。フタの重さは59gでした。
これだけ軽量化できるなら、登山使用ではフタ無しでいいかと思います。
【注意】商品説明のサイズと実寸サイズの差について
ミニドリップポットの箱に書いてある製品サイズの「幅(長さ)」が何故か取っ手込みでは無い数値だったので、取っ手込みの幅長さ、フタ無しの高さを測りました。
■450サイズ
幅222mm(取っ手込み)、高さ140mm(フタ無し104mm)、直径73mm(上部)~82mm(底部)
■300サイズ
幅193mm(取っ手込み)、高さ120mm(フタ無し82mm)、直径72mm(上部)~75mm(底部)
直火で取っ手が熱い問題はパラコードでカバー
このハイマウントのミニドリップポットは直火OK。バーナーなどでお湯が沸かせるんですが、1つ欠点があります。
なので、シルバー300にはパラコードを取っ手に編み込みました。
ブラック450にも取っ手にパラコードを編み込むことにします。
平編み(コブラ編み)で取り付け。試しにこれでガス火で沸騰させてみます。
薄いグローブでも持つことができました。パラコードDIY、やっておいた方がいいかなと思います。
Kuraya Style
パラコード550 4mm
【まとめ】300サイズと450サイズ、どちらがおすすめなのか
ハイマウントのミニドリップポット・ブラック450のフタ無し重量は202gでした。300より67g重くなります。
450の注ぎやすさについては、300と同じく細く注湯しやすくてコントロールしやすいです。取っ手にパラコードを巻けばグリップ感はかなり良くなります。
300mlサイズと450mlサイズ、どちらか1点を選ぶなら私は450mlサイズを推します。
理由は2つ。スタバトールサイズ(350ml)が一度に抽出できる点と、カップラーメン1杯の湯(約375ml)が一度に沸かせる点。これくらいの容量があると満足感が高くなります。
ただ、「基本ソロなので240mlくらいまでの抽出で十分」「道具をできるだけ軽量化してコンパクトにしたい」という人は300mlサイズが合います。
ご自身の山行スタイルに合う方をお選び頂ければと思います。
ハイマウント(HIGHMOUNT)
ミニドリップポット ブラック 450ml
HIGHMOUNT(ハイマウント)
ミニドリップポッド 300ml
Kuraya Style
パラコード550 4mm