テント泊がしたくなるシーズンになってきました。
山でテント泊するときにあると便利なのが「テント場用のサンダル」。有名どころではモンベルのソックオンサンダルなどが人気です。
鼻緒がない独特の形状で登山用靴下を履いたまま履けるのも魅力のひとつ。
ただ、このソックオンサンダルの重さは片足で169g(Mサイズ)、両足で338gあります。

テント場に使えそうな「靴下を履いたまま履ける軽量サンダル」で探したものを、重さ順にリストアップしてみました。
目次
ゼロシューズの「ZトレイルEV」の重さは?
アメリカのサンダルブランド・ゼロシューズ。クッションが薄く、素足に近い感覚で地面の情報を感じ取る「ベアフットランニング」を楽しむことができます。
この「ZトレイルEV」は耐久性と高いグリップ力のある3層構造のソールを使用し、快適性と開放感を両立。折り畳むとコンパクトになります。
重さは片足が153g、両足で306gです。(※サイズは27.0cm)

Xero Shoes
Z-Trail EV
ノースフェイスの「ベース キャンプ スライド」の重さは?
【amazon】ノースフェイス BC Slide ベース キャンプ スライド III
人気アウトドアブランド・ノースフェイスのサンダルはどれくらいの重さなのでしょうか。
こちらの「ベース キャンプ スライドIII」はオーソドックスなサンダルデザインですが、素足でも快適に履けるべたつきにくい素材が使われ、安定感にも配慮されています。
重さは、片足で約124g。両足で248gです。(※サイズは27cm)

THE NORTH FACE(ザノースフェイス)
BC Slide ベース キャンプ スライド III
100均サンダルはどうなのか(ダイソーの場合)
「100均のサンダルがテン場サンダルとして優秀」というのを小耳にはさんでいたので、ソックスのまま履けるタイプのサンダルを買ってみました。300円です。
お店で手にしたときけっこう軽かったので期待を込めて計ってみると、
2足で231gでした。

軽量マリンシューズという選択もありなのでは
海や川の岩場などで使われるマリンシューズもけっこう軽量です。
amazonで探したらよくわからない中国製がたくさん出てきたので、日本のシュノーケリングブランド・リーフツアラーのマリンシューズをピックアップ。
【amazon】REEFTOURER(リーフツアラー)マリンシューズ RA0110
リーフツアラーのマリンシューズは日本人の足に合わせて設計されています。夏用の軽量シューズで、2重メッシュ構造&ソール通気孔で蒸れにくく、厚底のEVAソールを採用しています。
重さは、片足約110g、両足で約220gです。(※27.0cmサイズ)

REEFTOURER(リーフツアラー)
マリンシューズ RA0110
日本伝統のわらじの重さは?
ここまで調べて、「そういえば昔の登山では草鞋(わらじ)で山に登っていたな…」と思い、重さを調べてみることにしました。
軽量なワラで編んだわらじ、もしかしたらかなりの軽さを誇るのかもしれません。
ネットで調べてみたところ、色々と種類があり個体差もありますがおおよそ2足で120~180gあたりのようでした。

BLEACH(ブリーチ)
草鞋&足袋セット LLサイズ (26~27cm)
靴下のような丸められる靴・スキナーズ2.0
【amazon】Skinners(スキナーズ)ベアフットシューズ Skinners2.0
この靴下のような靴、ご存じでしょうか。2018年にチェコのスタートアップ企業が開発したポータブルベアフットシューズ「SKINNERS(スキナーズ)」です。
ソール部分は耐摩耗性のある特殊ポリマーを二重レイヤー構造にしていて、防滑性もありマリンシューズやベアフットシューズとしても使用可能。丸洗いもOK。
重さは、片足約92g、両足で184gです。(※Mサイズ)

Skinners(スキナーズ)
ベアフットシューズ Skinners2.0
ビルケンシュトックの人気軽量サンダル「マドリッド」
【amazon】BIRKENSTOCK MADRID EVA
ドイツのサンダルメーカー・ビルケンシュトックの軽量サンダル「マドリッド EVA」。濡れた場所でも滑りにくいEVA素材が使われています。
重さは、片足約76g、2足で約152gという素晴らしい軽量さ。(※24.5cmサイズ) 使用者が多いのも納得できる軽さです。

BIRKENSTOCK(ビルケンシュトック)
マドリッド EVA
伝説の最軽量サンダル・エバニュー「テン場サンダル」
【amazon】エバニュー(EVERNEW) テン場サンダル EBY412
さまざまな登山系アイテムを開発しているエバニュー、2019年に挑戦的な超軽量サンダルをリリースしていました。
FPマット素材を最低限の仕組みで履けるようにしたもので、重さは驚異の片足約37g・両足74g。調べたなかでは最軽量のサンダルです。

エバニュー(EVERNEW)
テン場サンダル EBY412
【まとめ】私が買うならこのサンダル
BIRKENSTOCK(ビルケンシュトック)
マドリッド EVA
重さ:152g(※24.5cm)
選んだ中では、ビルケンシュトックのマドリッドがおすすめです。シンプルで使いやすく、ソールに十分な厚みがありトイレで足が汚れにくい。
自宅使い・バーベキューやキャンプなどでもサッと使えて汎用性にも優れています。
岩場でのケガが心配ですが、つま先保護があるサンダルは両足で400g~500g前後。ガレ場などを移動するときは登山靴を緩めに履いて歩くなどで対処するのがいいかと思います。
【追記】マドリッドの26.5サイズを購入。重さをはかってみると…
ビルケンシュトックのマドリッド、26.5サイズを購入。重さを量ってみると、両足で175gでした。

以上、300g前後以下の軽量テン場シューズのリストでした。ご参考にしていただければ幸いです。