楽しい山登りをサポートする、アウトドアブランド。その社名の由来を知って「そうだったんだ!」と思った方も多いと思います。数ある登山ブランドの名前の由来、一覧リストにしました。
目次
- 1 アウトドアブランドの名前の由来
- 1.1 アライテント(ARAI TENT)
- 1.2 Arc'teryx(アークテリクス)
- 1.3 A&F (エイアンドエフ)
- 1.4 AIGLE(エーグル)
- 1.5 AXESQUIN(アクシーズクイン)
- 1.6 Belmont(ベルモント)
- 1.7 Berghaus(バーグハウス)
- 1.8 Black Diamond(ブラックダイヤモンド)
- 1.9 CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)
- 1.10 Jack Wolfskin(ジャック・ウルフスキン)
- 1.11 CHUMS(チャムス)
- 1.12 Coleman(コールマン)
- 1.13 Columbia(コロンビア)
- 1.14 deuter(ドイタ―)
- 1.15 EPIgas(イーピーアイガス)
- 1.16 Esbit(エスビット)
- 1.17 EVERNEW(エバニュー)
- 1.18 FJALLRAVEN(フェールラーベン)
- 1.19 GREGORY(グレゴリー)
- 1.20 GRIVEL(グリベル)
- 1.21 HAGLÖFS(ホグロフス)
- 1.22 HOKA ONE ONE(ホカオネオネ)
- 1.23 Karrimor(カリマー)
- 1.24 KAVU(カブー)
- 1.25 KEEN(キーン)
- 1.26 PETZL(ペツル)
- 1.27 PRIMUS(プリムス)
- 1.28 MAMMUT(マムート)
- 1.29 Marmot(マーモット)
- 1.30 MERRELL(メレル)
- 1.31 MILLET(ミレー)
- 1.32 mont-bell(モンベル)
- 1.33 MONTURA(モンチュラ)
- 1.34 NANGA(ナンガ)
- 1.35 NORDISK(ノルディスク)
- 1.36 osprey(オスプレイ)
- 1.37 Salomon(サロモン)
- 1.38 SUUNTO(スント)
- 1.39 The North Face(ザ・ノース・フェイス)
- 2 アウトドアブランドの年表について
アウトドアブランドの名前の由来
アライテント(ARAI TENT)
創業者の名前「新井睦(あらいむつみ)」から。
Arc'teryx(アークテリクス)
始祖鳥の学名「アーケオプテリクス」から。始祖鳥は断崖絶壁に張り付くように暮らしていたともいわれ、その姿を理想的なクライマーととらえてシンボルにしている。また、世界で最初に羽を持つ進化を遂げたという点から、「岩を登って自由な空へはばたいていく」というメッセージも込められている。
A&F (エイアンドエフ)
1977年創立。創業者の赤津孝夫のAと、商品撮影カメラマン・輸入卸業として赤津氏が関わった東京銃砲火薬店の社長・藤田氏のFから。エルエルビーンやエディーバウアー、コロンビアなどを最初に日本に輸入した。
AIGLE(エーグル)
「鷲(わし)」のフランス語読み。イーグルは「強さ・勇気・遠眼・不死」の象徴。
AXESQUIN(アクシーズクイン)
5つの軸(軸=アクシーズ、5=クインテット)から。「ユーザーの立場になる」「素材の選定」「クオリティチェック」「使用目的の明確化」「ファッション性」が企業コンセプト。
Belmont(ベルモント)
フランス語のBel(美しい)mont(山)が由来。
Berghaus(バーグハウス)
「マウンテンセンター」のドイツ語読み。
Black Diamond(ブラックダイヤモンド)
ブランド前身の「シュイナード・イクイップメント」のダイヤモンドのシンボルマークと、鍛冶屋を意味するブラックスミスを掛け合わせたもの。
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)
自然の中で頼りになる、牝鹿(スタッグ)のリーダーを目指そう、という思いから。
Jack Wolfskin(ジャック・ウルフスキン)
ブランド設立時は「狼の毛皮のように厳しい環境から身体を守る、しなやかで快適なアウトドアウエアやギア」がコンセプトの「ウルフスキン」だけだったが、のちに創業者のウルリッヒ・ダウズィンが愛読していたアメリカ人作家「ジャック・ロンドン」の名を加えた。
CHUMS(チャムス)
友人が飼っていた犬・Chumley(チャムリー)から。単語的には「仲良し、親友」という意味。ロゴの鳥はペンギンではなくブービーバード。
Coleman(コールマン)
創業者の名前がウィリアム・コフィン・コールマン。
Columbia(コロンビア)
設立当時、オフィスの近くにコロンビア川があったから。創業は帽子問屋で、ポケットがたくさん付いたマルチポケットフィッシングベストがヒ
deuter(ドイタ―)
創業者の名前がハンズ・ドイタ―。郵便配達向けのバッグの製造メーカーが始まり。アイガー北壁初登坂のザックに選ばれた。
EPIgas(イーピーアイガス)
Euro Pleasure International gas の略。イギリスで1961年に創設され、1994年頃に日本のEPIgas輸入販売会社ユニバーサルトレーディングがブランドを引継ぎ、日本製EPIgasを生産している。
Esbit(エスビット)
ドイツ語の「Erich Schumms Brennstoff in Tablettenform(タブレット型の固形燃料)」の頭文字から。1936年にドイツ人のエーリヒ・シュンによって発明・命名された。
EVERNEW(エバニュー)
1923年に金属運動具製造卸として創業した時の社名が「増新商店」。「もっともっと(増々)新しく」という意味を込めて名付けられた。
FJALLRAVEN(フェールラーベン)
スウェーデン語で「北極ギツネ」という意味。
GREGORY(グレゴリー)
創業者がウェイン・グレゴリー。
GRIVEL(グリベル)
創業者の名前「ドミニク・グリベル」が由来。モンブランの麓の村にある鍛冶屋だったが、
HAGLÖFS(ホグロフス)
創業者がヴィクトル・ホグロフス。
HOKA ONE ONE(ホカオネオネ)
ニュージーランドのマオリ族の言葉で「Time to Fly(さぁ、飛ぼう!)」という意味。
Karrimor(カリマー)
「carry more(よりたくさん運べ)」から。
KAVU(カブー)
航空用語のCAVUから。意味は「Clear Above Visibility Unlimited(限りなく視界良し)」。
KEEN(キーン)
創業者ローリー・ファーストの友人で商品アドバイザーのマーティン・キーンから。キーンという言葉には「鋭い」「夢中」という意味もある。
PETZL(ペツル)
創立者の名前「Fernand Petzl」から。
PRIMUS(プリムス)
ラテン語で「第一の」「最高の」「極上の」という意味。
MAMMUT(マムート)
マンモス科の標準属で、絶滅属のマストドン類。学名が「マンムト」。 マンモスのように強く強靭なクライミングロープが当初のメイン商品だったため。
Marmot(マーモット)
マネズミ目リス科マーモット属の動物から。山岳地方に生息し、社交性が高い。
MERRELL(メレル)
創業者がランディ・メレル。
MILLET(ミレー)
創業者がマルク・ミレー夫妻。
mont-bell(モンベル)
フランス語で「美しい山」。
MONTURA(モンチュラ)
イタリア語で「ユニフォーム」という意味。
NANGA(ナンガ)
ヒマラヤ山脈のナンガ・パルバット(標高8126m)が由来。遭難者が多く「人食い山」とも呼ばれる困難な山で、困難に挑む思いを込めて社名とした。
NORDISK(ノルディスク)
Nordiskは「北方の人たちの、北欧の」という意味。1901年にデンマークのハンス・オベ・ランが立ち上げた羽毛寝具メーカー「Nordisk Fjerfabriuk A/S(北欧ダウン有限会社)」が由来。
osprey(オスプレイ)
当時絶滅の危機にあったミサゴという鳥から。
Salomon(サロモン)
創業者の名前がフランソワ・サロモン。
SUUNTO(スント)
フィンランド語で 「方向」という意味。
The North Face(ザ・ノース・フェイス)
ヨーロッパアルプスの難壁・アイガーの北壁から。また、山の征服が困難なルートのことをThe North Faceと呼ぶことから。ロゴの3重の円は、ヨセミテ国立公園のハーフドーム北壁がモデル。
アウトドアブランドの年表について
以上、アウトドアブランドの名前の由来のまとめでした。
社名の由来を知るとスッキリしますよね。山好きの人との会話にお役立てください。
なお、アウトドアブランドがいつ出来たのかも年表にしてまとめています。合わせてご覧いただければ幸いです。