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山に登る日の朝などに、栄養ドリンクやエナジードリンクをよく飲んでいます。

 

ただ、ダイヤモンドオンラインの記事『栄養ドリンクのCMから「疲労回復」の言葉が消えた深いワケ』を読んで、栄養ドリンクの使い方には注意が必要だということがわかりました。

 

理由の端的な紹介と、効果的な使い方について考えてみました。

 

 

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疲労感は軽減されるが「疲労」自体は体に残っている

 

 

記事の重要箇所を引用すると、

 

以前なら、栄養ドリンクのCMで必ずアピールされていた「疲労回復」という言葉が消え、代わって「疲労感の軽減」というちょっと遠回しな言い方が主流になっている

 

「疲労感」と「労働や運動による生理的疲労」からなる疲労のメカニズムが解明され、従来「疲労回復に効果がある」と思われていた物質のほとんどは、「疲労感を軽減させる物質であり、疲労回復効果はない」ことが分かった

 

引用:ダイヤモンドオンライン「栄養ドリンクのCMから「疲労回復」の言葉が消えた深いワケ」

 

 

栄養ドリンクやサプリに入っている抗酸化物質(例:タウリン)は、体が疲れている生体アラーム「疲労感」を肝臓から出さないようにするもの。端的に言うと「痛み止め」のようなものだと考えられます。

 

 

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痛み止めで動きが良くなっても実際のダメージは残ったままなので、常用して無理を続けると体の疲労はどんどん蓄積されていき、最後には倒れてしまいます。

 

青山

うなぎやニンニク、牡蠣などの滋養強壮っぽい食べ物(抗酸化物質)は、実際のところ疲労を回復させていたわけではなかったというのは驚きです。

しっかりと睡眠時間を確保して寝たり、身体を休ませるのが重要だそうです。

 

2種類の疲労回復物質について

 

 

ダイヤモンドオンラインの記事内では、疲労回復物質として「ガンマーオリザノール」と「ポリアミン」が紹介されていました。

 

ガンマーオリザノールは玄米や米ぬかに含まれている成分で筋肉疲労を防止して運動能力を増強する効果があるとされ、ポリアミンは納豆やチーズに含まれている成分で新陳代謝を高める効果があるとされています。

 

ただ、どちらも多く摂ればいいというものではなく、基本的にはバランスの取れた食事&睡眠をしっかりととるというのが大事だそうです。

 

 

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栄養ドリンクで疲労をごまかして登山するのは控えます

 

 

 

身体が疲れているのに栄養ドリンクなどで疲労感をごまかして登山をすると、効果が切れたときに疲労でバテて遭難・滑落事故につながる可能性もあります。

 

登り初めで体の不調を感じたなら、引き返したり無理のないルートに変更ができます。栄養ドリンクは山頂到達後の下山時などに摂取するのが良いのではないでしょうか。

 

私も登山前日は夜遅くまで道具の準備やルート確認をしていたりするので、できるだけ体を休めて多く睡眠をとるようにして体が疲労していない状態で登るようにしたいと思います。

 

栄養ドリンクに頼りがちな登山をしている人はどうかご注意ください。

 

 

青山
ちなみにポリアミンが摂れるチーズ、ブロックで買ったらお得です。よろしければこちらの記事も合わせてご覧ください。

 

 

青山
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