
MILLET(ミレー)
サースフェー NX 30+5
フランスのアルパインブランド・ミレーの人気登山ザック「サースフェー」。
ハイキングからアルパイン登山まで多用途に使え、背負いやすくて機能性十分。ロングセラーモデルとしてミレーを代表するザックとなっています。
今日はクリスマス。ワムの「ラストクリスマス」の曲を耳にすると、ついミレーのサースフェーのことを連想してしまいます。
ラストクリスマスの歌とサースフェーがどうつながっているのか、サースフェーについての雑学をご紹介したいと思います。山仲間との登山話のひとつとしてお役立てください。
目次
登山ザック・サースフェーの名前はスイスのリゾート地から

引用:Saas-Fee/Saastal Media Library (DJI_0657)
ミレーの「サースフェー」は、スイスにあるリゾート地「サースフェー」から名付けられています。
標高1800mにある高山リゾートの村で、マッターホルンの北東15kmに位置。スキー・スノーボードのメッカ、登山・氷河・アルプス景観で世界的に知られています。

引用:Saas-Fee/Saastal Media Library (Saas-Fee-Dorf-Winter-2023)

引用:Saas-Fee/Saastal Media Library (Freeride-Winter-2023)

引用:Saas-Fee/Saastal Media Library (Wandern-Hannig-©SaastalTourismusAG-PatitucciPhoto-02)

4000m級の真珠のように美しい山々に囲まれていることから、「アルプスの真珠(Pearl of the Alps)」とも呼ばれています。
このサースフェーでは自然環境・景観保護のために、2つの規制がかけられています。
Unser Elektro-Taxi in Saas-Fee! Sieht es nicht super aus? pic.twitter.com/2lR9mwGdhR
— wellnessHostel4000 (@wellnesshostel) June 10, 2014
1つ目は車。ガソリン車の乗り入れが禁止されていて、許可された電気自動車のみが街を走ることができます。
Good afternoon #x Fam 🌞
Saas-Fee, Switzerland 🇨🇭#SundayFunday #travelling #sundayvibes pic.twitter.com/Mwh3QeG0en
— JayXRP (@JayXRP2) December 17, 2023
2つ目は、建物に40%の木材使用が義務づけられています。

きれいな空気とエンジン音が聞こえない静かさ、伝統的な木造建築の景観が保たれています。
Wham!(ワム)の「Last Christmas」ロケ地としても有名
そして、このサースフェーはあのクリスマスの名曲・Wham!(ワム)の「ラスト・クリスマス」のミュージックビデオロケ地としても有名です。
【Youtube】Wham! - Last Christmas (Official Video)
外界から隔離され独自ルールのあるサースフェーは、「華やかなスキーリゾート」というよりは内省的・静謐なアルプス体験に向いているそうです。
失恋の痛みと自尊心の回復を歌う「Last Christmas」の曲に非常に合っているなと思います。

現地の観光局が「WHAM!Walk(ワムのロケ地巡りツアー)」を開催していて、世界各国からのファンが集まる人気のツアーとなっています。
ラストクリスマスの山脈群について

引用:【Youtube】Wham! - Last Christmas (Official Video)
MVの冒頭に出てくる雪山はペニンアルプス。マッターホルンをはじめ、モンテ・ローザ、グラン・サン・ベルナール峠、ゴルナー氷河などがある山脈群です。
丸みのある山が多い他のアルプスとは違う、ギザギザして尖った稜線。神々しさ・緊張感があり、本物志向のアルプス好きに人気の景観です。

日本でいえば槍穂高あたりの雰囲気です。
ラストクリスマスのケーブルカーについて

引用:【Youtube】Wham! - Last Christmas (Official Video)
【Googlemap】Telecabina Felskinn
MVのロープウェイは、「テレカビーナ・フェルスキン(Telecabina Felskinn)」。サースフェーの村から標高2,989mのフェルスキン(Felskinn)駅までを結んでいます。

引用:Wikipedia「Metro Alpin」(Roland Zumbühl - Picswiss)
フェルスキン駅は、世界で最も高い場所を走る地下ケーブルカー「メトロ・アルピン(Metro Alpin)」の始発駅。
メトロ・アルピンはさらに標高の高いミッテルアラリン駅(標高3,456m)へ繋がっています。

日本の地下ケーブルといえば、黒部ケーブルカー(標高1,455〜1,828m)。黒部ケーブルのアルプス版ですね。
ラストクリスマスの山荘・ロッジについて

引用:【Youtube】Wham! - Last Christmas (Official Video)
Wham! のメンバーや友人たちが向かっていた山荘は、サースフェーの「Wildi(ヴィルディ)」地区にある貸別荘 Chalet Schliechte(シャレー・シュリーヒテ)。
引用:【Youtube】Wham! Ski resort reaps 'Last Christmas' anniversary boost
【Googlemap】Telecabina Felskinn
Saas-Fee, Alphittaのバス停から歩いて6分。2階建ての4部屋(4ベッドルーム)で収容人数は最大8名程度。
宿泊価格は時期によって変動しますが、おおよそ350〜700スイスフラン(約 55,000〜110,000円)です。

ちなみに山荘内の撮影は別の場所で行われました。当時、暖炉やクリスマス向けの内装が無かったのが原因です。
【まとめ】日本に例えるなら上高地あたり
サースフェーの村を日本で例えるなら、上高地の立地に白馬やニセコの雰囲気を合わせたような感じが近そうです。

なので、「ミレーのサースフェー」は、モンベルが「上高地」というザックを作ったようなニュアンスです。
登山店などでサースフェーを見るたびに、サースフェーの景色やワムのラストクリスマスのことなどを思い出して頂ければと思います。
以上、ミレーのサースフェーについての豆知識でした。

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