ジブリ映画「天空の城ラピュタ」でパズーが使っているランタンの記事、ちょくちょくアクセスを頂いています。
このパズーランタンの記事では「ポムじいさんのランタン」については特に取り上げていませんでした。
せっかくなのでポムじいさんのランタンも似たモデルを特定しておこうと思います。
目次
ポムじいさんとパズーのランタンの違いについて
こちらの作品静止画でポムじいさんがぶら下げているランタン。パズーが持っていたオイルランタンと違ってガラス面が広いです。
パズーのランタンは、中心部にガラス面があって上部に空間があります。これは「マイナーランプ(炭鉱夫のランプ)」の特徴です。
E.Thomas & Williams
マイナーランプ
(※品切れ時は表示されません)
炭鉱内でのガス爆発事故を避けるため、火が直接ガスに触れないよう中間層を構えた安全設計となっています。
映画内でパズーは炭鉱の地下からエレベーターを引き上げる仕事などをしていました。ガスの危険がある炭鉱内にも入る可能性があるのだとすると、このランタンを選ぶのは納得です。
一方、ポムじいさんのランタンにはこの安全機構がついていません。ポムじいさんの行動圏はガスの危険が少ない場所だということでしょうか。
違いは他に、芯上げ(芯の高さ・明るさを調整するツマミ)が側面に出ていたりします。
ポムじいさんのランタン、似たモデルを探してみました。
ポムじいさんのランタンに似たオイルランプ
Dietz(デイツ)
Racket Lantern
円筒型の形状的にはデイツのラケットランタンが近いです。1879年~1908年に作られたもので、ヴィンテージ価格でかなり高騰しています。
ノーブランド品
船燈型レトロランタン マリンランプ
こちらのノーブランドランタンも似ています。インド製のランタンで、国内流通数のわずかとなっています。デイツよりはお手頃ですが、それでも2万円近い値になっています。
オイルが面倒で怖い人向けのLEDランタン
オイルの取り扱いが面倒だ、火を使うので火事が怖い、子どもでも使えるものが欲しい、という人にはLEDランタンで似たモデルがあります。
Hilander(ハイランダー)
レトロランタン タウン
こちらのハイランダーのレトロランタン、形状や雰囲気がかなり似ています。それでいて、お値段は4000~5000円くらい。直径13cm、高さ27cm。単3電池2本で点きます。
Barebones Living(ベアボーンズ リビング)
フォレストランタン
雰囲気のある造形が人気のベアボーンズのフォレストランタンも形状が似ています。こちらはUSB充電式で点灯時間は4時間~80時間。水しぶき程度なら防水できる性能があります。
2種類あるポムじいさんのランタン
シーンによってポムじいさんのランタンの形が違います。
2つ持っていたのかもしれません。#天空の城ラピュタ #ラピュタ pic.twitter.com/Mb1b3Ht5q4— キャッスル@ジブリフリーク (@castle_gtm) September 29, 2017
なお、ポムじいさんのランタンはシーンによって作画が異なり、火が入った状態ではガラスホヤが丸いものになっていました。
日本船燈(ニッセン)
アンカーランプB
航海灯・空港照明器具・石油燃焼器具などを製造する日本のメーカー「ニッセン」のオイルランタン。なかなか良い値段しますが、 銅板の味わいが魅力的。メイドインジャパンの一生もののランプです。
Thous Winds
Twilight オイルランタン
ニッセンは高すぎる、という人には中国のアウトドアブランド・Thous Windsのランタンもおすすめ。こちらの価格は1万円前後です。
天空の城ラピュタ グッズ紹介
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