溜まっていた登山用のガス缶(通称OD缶)を使い切って処分しています。このガス缶、あとどれくらい使えるのかがいまいちわかりづらいです。なので、重さから残り容量がわかるようにガスカートリッジの空き缶の重量を計量・調べてみました。
今のガス缶の重さを入力するとガス残量が何gかわかる計算式は記事の後半にあります。
(※下記リンクから記事内移動します)
アウトドアメーカー各社のガスカートリッジの空き容器のみの重さ
アウトドア用のガスカートリッジを販売している各ブランドのガス缶の重さは下記の通りです。
(※プリムス以外は実測値ではなくインターネット上のデータを参照しています)
(※リスト外のブランドは後日追記します)
PRIMUS(プリムス) OD缶の空き容器の重量
110サイズ(小) IP-110
101g / 213g
250サイズ(中) IP-250G/T
150g / 375g
500サイズ(大) IP-500G/T
202g / 667g
SOTO(ソト) OD缶の空き容器の重量
パワーガス105(小) SOD-710T
87g / 192g
パワーガス250(中) SOD-725T
155g / 385g
パワーガス500(大) SOD-710T
220g / 680g
EPI(イーピーアイ) OD缶の空き容器の重量
110パワープラス(小) G-7013
85g / 185g
230レギュラー(中) G-7001
146g / 376g
230パワープラス(中) G-7009
153g / 378g
500レギュラー(大) G-7002
210g / 680g
500パワープラス(大) G-7013
218g / 678g
190エクスペディション(中) G-7014
147g / 337g
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) OD缶の空き容器の重量
150サイズ(小) CS-150 M-8258
130g / 280g
250サイズ(中) CS-250 M-8251/PX-250 M-8406
150g / 380g
500サイズ(大)CS-500M-8250/PX-500 M-8405
210g / 680g
空き容器だけでも意外と重さがあるというのがよくわかります。この3社では、一番軽い空き缶はEPIの110パワープラスの85gです。プリムス小サイズより16g軽いです。
残量があと何パーセントかがわかる簡易計算式
今使っているガスカートリッジの重さを量れば「あと何g入っているか」がわかる簡単な計算式を作りました。計算式に無いブランドは追記する予定です。
目安として、水160㏄(コーヒー1杯分)を沸騰させるのに使ったガスは3g。カップラーメン(300㏄)は6gのガスを消費しました。
(※条件:屋外(微風)/気温18度(2月、晴れ)/水温23.3度/水量160㏄/プリムスパワーガス500T、プリムスp153バーナー、スノーピークチタンシェラカップ使用/風防なし)
おすすめの登山用ガスカートリッジの穴あけ器具
なお、今回穴あけ器具で使ったのはEpiGas(イーピーアイガス)のカンベンチレーター2。缶のヘッド部分に引っ掛けて、テコの原理で簡単に穴を開けることができます。ハンマー&釘で穴を開けるより安全なのでおすすめです。
EPI(イーピーアイ)
カンベンチレーター2
追記:A4の紙にプリントできるよう、表にしてまとめました。
このブログ内の計算式に入力するのがちょっと面倒だと思いますので、A4の紙で印刷できるように表にしてまとめました。
ひとまずプリムスとイーピーアイガスとソトの3社のみです。プリントアウトしてガスカートリッジを保管している所にデジタルスケールと一緒に置けば、手間なく残量がわかります。
(※多少の誤差があると思うので目安にしてください。また、冬期用ガスなどは多少缶の重さが変わります)
■「ガス残量早見表」の大きいサイズのjpg画像をダウンロードする
https://blog.outdoor-coffee.com/OD缶ガス残量早見表
Tanita(タニタ)
デジタルキッチンスケール KD-187 1kgまで1g単位