【amazon】カーメイト(CARMATE) inno イノー ルーフデッキ45
アメリカのリアヒッチキャリアのようにキャンプ道具などが積めると話題の、イノーのルーフデッキ/ヒッチキャリア45。
日本国内の車の法律では海外のように車の後部にヒッチキャリアを取り付けるのは色々と難しいのですが、このイノーのキャリアは違法にならないよう製造されているそうです。
私が乗っている軽自動車・ハスラーは4人乗ったら荷室が狭くなるので、ヒッチキャリアで荷物スペースを増設出来たらものすごく助かります。天井に取り付けるルーフキャリアに比べたら風の抵抗も受けなさそうです。
ただ、取り付けに関して道路交通法でクリアすべき項目がいくつかあり、ウインカーやハザードなどのライトが隠れない・ナンバープレートも隠れない・車体全長が4600mm以上の車であることなどの制限があります。
ハスラーって全長4600mmも無いよな…と思いつつ、どんな車に取り付けられるのか取り付け条件などを調べてみました。
軽自動車・コンパクトカーには取り付けられない
軽自動車の規格は全長3.4m(3400mm)以下。なので、このイノーのヒッチキャリアは日本のすべての軽自動車には取り付けられません。
アウトドア用で人気のジムニー(3395mm)やジムニーシエラ(3550mm)、ウェイク(3395mm)、eKワゴン・eKクロス(3395mm)もNGです。
コンパクトカーも、全車種が全長4,400mm未満なのでこの商品は取り付けられません。クロスビー(3760mm)やジープラングラースポーツ(4320mm)もNGです。
また、ミニバンに関してはシエンタ(4260mm)・フリード(4270mm)もNG車種となります。
inno(イノー)ヒッチキャリア45の適合車種は?
【amazon】カーメイト(CARMATE) inno イノー ルーフデッキ45
ルーフデッキ(ヒッチキャリア)が取り付けられる車として「ハイエース」や「RAV4」などが挙げられていますが、他にどんな車種が取り付け可能なのでしょうか。
全長4600mmを越えている車をいくつかリストアップしてみました。
・ステップワゴン(4690mm)
・セレナ(4690mm)
・エクストレイル(4690mm)
・ヴォクシー(4695mm)
・ノア(4695mm)
・デリカD5(4790~4800mm)
・トヨタ ランドクルーザー プラド(4825mm)
・ジープ ラングラーアンリミテッド(4890mm)
・パジェロ(4900mm)
・トヨタ ランドクルーザー(4950mm)
軽自動車やコンパクトカーに比べ、全長4600mm以上の車はヒッチキャリアを使わなくてもキャンプ道具をたくさん運べる車種ばかり。
ただ、最近はキャンプで持っていきたい道具が増えてきているようなので、わずかでも積載量がアップできるのは重要なのかもしれません。
ハスラーの積載量アップには天井利用が良いようです。
カーメイト ルーフボックス inno ルーフボックス33 300L
このヒッチキャリア取り付け問題はけっこうややこしいようで、たくさんのユーザーが試行錯誤されています。
いろいろ調べた結果、ハスラーの積載量アップは天井にルーフボックスを付けるのが手っ取り早いという結論に至りました。
ただし、風の抵抗が発生して燃費が落ち、車高アップによる駐車場・高架下通過の配慮も必要となり、高速走行時に風切り音が発生する可能性があり、ハスラーの天井への最大積載重量は30kg以内なのでルーフボックスの重量15kgなどを減らすと7kgくらいしか荷物を積めないという制限もあります。
なお、ルーフボックスを取り付けるための土台ですが、ハスラーの天井にフラッシュレール(ダイレクトルーフレール、元から付いてる盛り上がったライン)があるかないかで適合する商品が変わります。
【ルーフレールが無いハスラーに適合】
カーメイト イノー スズキ ハスラー (MR31S/MR41S)対応
エアロベースキャリア取付4点セット
(XS201+K443+XB108+XB108)
【ルーフレールが有るハスラーに適合】
カーメイト イノー
エアロベースステー XS400
カーメイト inno
ベーシック取付フック TR144 スズキ ハスラー
エアロベース バー 1075mm XB100
車後部に取り付けるイノーのヒッチキャリア、残念ながらハスラーには適合しませんでした。
ハスラーにルーフボックスを載せてキャンプや車中泊をしている人はかなりの数いるので、積載量に困っている人はルーフボックスの導入をおすすめしたいと思います。