引用:【amazon】ミズノ エアロバッグ ファンバッテリーセット
ミズノが今年6月に空調システム付きリュック「エアロバッグ」をリリースしました。ファンで空気を取り込み、背中と首に風を送ることができます。
エアロバッグの機能性や価格などをご紹介していきます。
エアロバッグのバッテリー駆動時間、重さなどのスペックは?
引用:【amazon】ミズノ エアロバッグ ファンバッテリーセット
ポータブルファンは現在多く出回っていますが、中国製の安価で故障しやすいものがあり、信頼性に乏しいです。
ミズノが採用したのは、広島のメーカー・サンエスの製品。サンエスは空調服の先駆けメーカーで、ユニフォームウェアや電子機器・制御機器などを手掛けています。
バッテリーパックは難燃性のプラスチックパックを採用し、簡易防水性能も備えています。「日本製」というのは非常に安心感が高いです。
このハイパワーファンは使用時間が強で4時間、中が5.5時間、弱が8時間、最弱で20時間。同社のふつうのファンより30%風量がアップしています。「強」だとファンの音がけっこううるさいようです。
リュックの容量は20リットルで、重さはバッテリーとファンで約600g。500mlペットボトル1本少々なのでちょっと重いです。チェストベルトだけでなく、腰にもベルトがあったら加重を分散できたのですが。
ただ、汗っかきの私としては涼しさが得られるなら600g程度の重量増は我慢できると思います。
エアロバッグの対応バッテリーは?【予備バッテリー】
SUN-S(サンエス)
リチウムイオンバッテリーセット RD9090J 2020年モデル
エアロバッグに対応するバッテリーは RD9090Jの2020年モデル。予備バッテリーを買って2つ揃えると強モードを8時間運用できます。バッテリーの重さは290gです。
価格はこのバッテリーだけで1万円くらい。スマホの充電などで使える安価な汎用モバイルバッテリーが使えないのはデメリットですが、小型の携帯扇風機にありがちなパワー不足を12Vのハイパワーで補っているのは大きなメリットです。たくさん売れるようになって価格が下がることを期待したいです。
登山ザックに標準装備される日も近いかもしれません
エアロバッグの売れ行きしだいで、ミズノの登山ザックにファンが付く日も近いかもしれません。
暑い日の低山登山は熱中症が怖いので、ぜひ登山ザックにこの空調システムを搭載してもらいたいなと思います。