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避難所に持っていきたい登山系アイテムで上位にあるのがテントです。

 

青山
プライバシーが確保できる空間は大事です。着替えや赤ちゃんのおむつ替え・授乳などは非常時だとしても見られたくありません。

 

ただ、避難所へのテントの持ち込みは可能なのでしょうか。複数の県の避難所運営マニュアルに目を通したところ、居住スペースへの持ち込みNGはペットくらいで、テントNGの記述はありませんでした。 

 

避難所運営は各地域によって細かいルールが異なりますが、内閣府の避難所運営マニュアル(リンク先)では「12 寝床の改善1-5」の項目で間仕切りの確保を推奨しています。国が推奨しているのでテントの持ち込みはほぼOKだと考えられます。

 

ただ、1人あたりのスペースの大きさは3.3 ㎡(約180cm×180cm/約2畳)で計算されている避難所が多く、大都市部だと3.3㎡で2名とされています。

 

テントを張るならどれくらいのサイズが理想的なのでしょうか。実際に使われている災害用テントのサイズを調べてみました。

 

 

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東日本大震災で使用されたテントのサイズは?

 

引用:http://livedoor.2.blogimg.jp/laba_q/imgs/f/3/f3f6c527.jpg

 

 

こちらは3.11の東日本大震災後の釜石の避難所の様子。NEEDのワンタッチファミリーテントが使われています。

 

■避難所用資機材NEED「ワンタッチパーテーションファミリールーム」
http://www.need-co.jp/tent/tent02.html

 

床面のサイズは210cm×210cm。平方メートルで4.4㎡。都市部での一般的な規定サイズを超えているので、避難人口の少ない地域での使用または2名以上での使用で使われているのだと思われます。

 

 

アライテント
エアライズ2

 

登山好きならほとんどの人が知っている山岳テント・アライテントのエアライズ2。床面サイズは210cm×130cmで2.73㎡でサイズ内です。

 

青山
エアライズ2でこのサイズなので、ほとんどのソロテントは3.3㎡以内だと思われます。

 

Coleman(コールマン)
BCクロスドーム

 

 

キャンプ用のテントはどうでしょうか。コールマンのクロスドーム。床面サイズは270×270で7.3㎡。これはちょっと大きすぎます。

 

キャンパー向けのテントは圧迫感も与えるので、家族3人での使用でも断られる可能性があるかもしれません。

 

 

 

 

 

私がピクニック用に買ったポップアップテント、コールマンのクイックアップIGシェード。床面サイズは200cm×150cmで3.0㎡。こちらはサイズ内です。

 

窓が全部閉まるフルクローズタイプで、窓は網戸のようなシェードにもなります。定員は2~3名ですが、大人2人と子供2人が寝る余裕はあります。側面に大きな窓や天部に換気口もあり、コンパクトにたたむのも楽。

 

青山
私が家族連れで避難所へ行くならこのテントを持ち込みます。

 

価格はamazonで7500円くらい。山岳テントのエアライズが4万円台なのでこちらは購入しやすい価格です。

 

災害時だけでなく、普段のピクニックや花見・バーベキューなどでも活躍するので、ポップアップ系テントを持っていない方におすすめのアイテムです。

 

 

Coleman(コールマン)
クイックアップIGシェード

 

 

各避難所のルールや指示に従ってください

 

 

テント設営はあくまで「避難所の公式マニュアルに持ち込み不可と書いていない」だけなので、個人スペースのサイズからはみ出したり何らかのトラブルが発生すればテント設置NGになる可能性もあります。

 

全国各地の避難所で細かいルールやマナーは異なるので、実際の現場のルールに従うのが良いかと思います。

 

 

 

 

なお、私が持っているコールマンのポップアップテントですが、床面が薄くて痛いのでクッションシートを敷いています。これもコールマンの商品で、サイズは200cm×170cm。ポップアップテントの床面サイズが200cm×150cmなので端を折りたたんで使っています。これがあれば横になっても痛くなりにくいです。

 

 

Coleman(コールマン)
レジャーシートデラックス

青山
シート端を立てられるタイプのものは海水浴のときなどに砂が中に入りにくくて便利。欠点は折りたたみサイズが大きくかさばること。車で避難所に移動できるなら積んでおくと役に立つと思います。

 

 

青山
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