アウトドアグッズのカタログ本を買いました。アウトドア雑誌・BE-PALの「野外道具大図鑑」。200ブランド700アイテムが収録されていて、本体価格は1600円です。
【amazon】BE-PAL THE CATALOG 野外道具大図鑑 2019/20
6月末に発売されてすぐに買ったのですが、読む時間が無く本棚に入れてそのままに。最近になってやっとゆっくり読む時間ができました。
カタログ本を読むのは数年ぶり。主な登山本は毎月目を通しているのですが、知らないアイテムがけっこう多く、興味深い発見がたくさんありました。収録されているアウトドアアイテムの中で、個人的に欲しいなと思ったものや気になったものをご紹介します。
【掲載アイテムで青山が注目したアウトドアグッズ】
重さ940gの軽量2人用テント。最近注目の超軽量スケスケテント・ビッグアグネスのフライクリークHV2カーボン(652g)には敵いませんが、2人用テントはだいたい1.2kg~2.3kgくらいあるので十分軽いです。私が今使っているテントが1.7kgなので、これに変えれば800gも軽量化できます。色も好みなので「欲しいものリスト」に追加しました。
きれいにスタッキングできるチタン製のコーヒークッカーセット。クッカーの注ぎ口の形状的にお湯を注ぐと液だれがしそうだなと敬遠していましたが、検証記事によると意外と液だれしないようです。ハンドドリップ式の山コーヒーはケトルがかさばるのが欠点だったので、かさばらないハンドドリップ式山コーヒーグッズでは一押しのセット。マグカップも二重構造で、ドリップ時に蓋もあるので冷めにくいのも利点。弱点は円すい型のペーパーフィルターが必要な点くらいでしょうか。
thermarest(サーマレスト) ネオエアーウーバーライト
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登山用マットレスの重さの平均は300g~600gくらいなのに、このマットはレギュラーサイズが250g、スモールなら170gで超軽量。私が使っているサーマレストのリッジレスト(400g)を軽量化できる上、収納サイズも直径9cm×15cm(リッジレストとの体積比は8分の1)で超コンパクトです。ただ、定価が27000円となかなか高価なので、個人的には骨フレーム型マットのKLYMITのInertia(イナーシャ)X Liteから試そうかなと思います。イナーシャは173gで10000円ちょっと。デメリットはサイズが小さく冬寒い点などです。
whatilike(ワットアイライク)HIKER'S TABLE DP001
組み上げるとA4サイズのテーブルに。SOTOのフィールドホッパーと比較すると、同サイズながら重量は237gで158gも軽量化。収納サイズもほぼ同じ。マイナス点は、組み立て・片付けに時間がかかるのと、フィールドホッパーの1.5倍の価格という点。ウルトラライト山コーヒーを目指す人におすすめのコンパクトテーブルです。
milestone(マイルストーン) MS-G2
小型エマージェンシーヘッドライト・ペツルのイーライト(26g)に匹敵する、28gの超軽量ヘッドライト。イーライトは50ルーメンですが、これは最大400ルーメンです。リチウム電池内蔵モデルで電池交換はできませんが、モバイルバッテリーなどでmicroUSB給電(3時間で満充電)できます。
オートリクライニング機能を搭載した、ハンモック的な座り心地が楽しめるチェア。カップホルダーとポケットも付いていて、重さは2.3kg。欠点としては、身長・体格によっては腹筋がしんどくなる可能性がようです。予算に余裕があるなら、ヘッドレストも付いているスターゲイズリクライナー ラグジュアリーがおすすめです。
前面部がU字型に大きく開くバックパック。コーヒーグッズが取り出しやすいU字ファスナーの30Lくらいのザックを探していたので、私の「欲しいものリスト」に即追加。背面部分は信頼と安心のドイター・エアコントラクトで通気性十分。良い色味のレインカバーも付いています。サイズ展開は男性用が22L、26L、30Lで、女性用は20L、24L、28L。カラーはブルー、レッド、ブラックの3色です。
【カタログを眺めるのが好きな人は是非】
カタログのページ数は約160ページ。掲載アイテムは登山系よりもキャンプ系のものが多かったです。あれも欲しいこれも欲しいとチェックしたら、あっという間に総額100万円を越えました。危険な物欲刺激本です。
これ系のカタログは、夜にコーヒーやお酒などを飲みながらゆったり閲覧すると至福のひと時が味わえます。カタログ好きな人は是非。
BE-PAL THE CATALOG 野外道具大図鑑 2019/20
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