登山の必需品であるヘッドライト(ヘッドランプ)。道迷いなどで下山時間が遅れ、日が沈んでしまった時にライトがなければ行動が難しくなります。基本的には一般的な使い方なら160ルーメンもあれば十分すぎるのですが、アウトドアメーカー各社の最高出力はどれくらいなのかが気になったので調べてみました。
リストには各社の最高出力のヘッドライトを並べ、ルーメンが少ない順で掲載しています。新商品が出たりすれば随時修正していく予定です。
※ 重さの()内は電池込みの重量です。
※ ルーメン値が大きくてもレンズのフォーカス性能によっては照射距離は伸びません。
※ 明るすぎる光は他の登山客の迷惑になる可能性があります。使用場所にはご注意下さい。
(2017年12月11日 初稿)
【アウトドアメーカー各社のヘッドライト光量ランキング】
明るさの最高値:160ルーメン
最大照射距離:110m/持続時間:40時間~120時間/重さ:57g(91g)
明るさの最高値:350ルーメン
最大照射距離:120m/持続時間:3.5時間~50時間/重さ:151g(267g)
PRINCETONTEC(プリンストンテック)APEX PRO
明るさの最高値:350ルーメン(amazon表記では200ルーメン)
最大照射距離:300m 持続時間:~35時間 重さ:173g
Black Diamond(ブラックダイヤモンド) アイコン BD81071
明るさの最高値:500ルーメン
最大照射距離:110m 持続時間:最大500時間 重さ:230g
明るさの最高値:550ルーメン
最大照射距離:155m 持続時間:2時間~18時間 重さ:105g
明るさの最高値:750ルーメン
最大照射距離:140m 持続時間:6時間30分~15時間 重さ:185g
明るさの最高値:2000ルーメン
最大照射距離:300m 持続時間:4時間~20時間 重さ:約472g
【レッドレンザ―が圧巻の2000ルーメンでした】
ざっと調べた感じでは、ドイツのフラッシュライトメーカー・レッドレンザーのXEO19Rの明るさ2000ルーメンがダントツでした。ただその代わりに重さは472gで重量級。500mlのペットボトルを頭に付けていると思うと長時間装着するのは疲れそうです。しかも値段もamazon価格で約34000円です。
そう考えると300ルーメンで92gのPETZLのアクティックあたりが、光量がありつつ超軽量でコンパクト、バンドがハチマキ型(頭頂部沿いにバンドが無い)で使い勝手が良く、値段も5000円以下。「登山用の明るくて軽量なヘッドライト」でおすすめなのだろうと思います。
以上、登山ブランドのヘッドライト光量(ルーメン)比較でした。何かのご参考にして頂ければ幸いです。