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今日発売の山と渓谷1月号「今月のモルゲンロート」に寄稿させて頂きました。テーマは「山で飲むコーヒーが美味しい理由」です。

今月号の山と渓谷は「今年歩きたいベストルート100」や「日帰りで行くスノーハイクの山」「山の便利帳2018」など、来年2018年の山行に役立つデータがたくさんあります。ご購入頂いたなら、202ページの私の記事も目を通して頂けたらなと思います。


山と溪谷 2018年1月号

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【よく聞かれる、山コーヒーについての質問】

山コーヒーアドバイザーという肩書きで活動していると色々ご質問を頂きます。特に多い質問が「なぜ山でコーヒーなのか?」です。

これについては、大自然のカフェ・天空のカフェという非日常の特別感や解放感、カフェインの作用による注意力向上や身体能力の向上、座禅やヨガで得られる心の落ち着きを体験できる点、第一目標を山頂ではなく山コーヒーにする事で無謀な登山が減り安全登山につながるから、などが挙げられます。そしてそれらに加え、一杯の有難みを強く感じた経験からの価値観の変化も魅力だと思っています。

コーヒーは、紅茶や緑茶を抜いて嗜好飲料の消費量1位に君臨しています。レストランやカフェ、スーパーやコンビニ・自動販売機で容易に手に入り、家でもインスタントコーヒーやコーヒーメーカーで簡単に作る事ができる「当たり前」の存在になっています。

そんな「当たり前」のコーヒーが、山という制限された環境だと一変して貴重な一杯になります。コーヒーへの認識が「当たり前」から正反対の「有り難い(有る事が難しい)」へ急激に逆転する事で、鈍感になっていた「感動する心・感謝する心」が思い起こされやすくなります。そしてそんな心の状態で飲んだ一杯は、味わいを越えた味わいになり、心を満たしてくれる一杯になる。そういう魅力を山コーヒーに感じています。

10年ほど前、私は仕事が上手くいかず将来を悲観していて、そんな時に山コーヒーをして心が満たされたのがきっかけで未来に希望が持てるようになりました。何かしらの不安や悩み事を抱え込んでしまっている状況にある人には、特に実践して頂けたらなと思っています。

おすすめの山コーヒー道具はこちらの記事でご紹介していますのでご参考にして頂ければ幸いです。なお、今の時期は寒すぎるので登山を始めるには難易度が高いです。車や公共交通機関・ロープウェーで山頂へ行ける山なら安全ですので、無理のない範囲で山コーヒーをお楽しみ頂ければと思います。


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青山
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