楽天市場でネットショッピングを楽しんでいたら、膝の裏に取り付けるスプリング式の補助器具を見つけました。
ただ、実際に登山店でこの商品を見たことが無いのが気になります。
どんな商品なのか、山登りで役に立つ商品なのかを調べてみました。
目次
試しにamazonで探してみるとコピー品だらけでした
amazonで商品が出品されているのかと探してみたら、中国メーカー製の同じような膝ブースターが何個もありました。
日本メーカー製の純正品はないのかと、有名な検索除け「&emi=AN1VRQENFRJN5」をURL末尾に入力。すると、
これは「膝痛には一般的な膝サポーターを使うのが一番いい」という結果になりそうな気がしますが、一応膝ブースターの低評価レビューも見ていきたいと思います。
膝ブースターの口コミ感想レビュー・評価
商品説明で「登山やジョギングで使える!」と書かれているのですが、実際の購入者レビューはこちらです。
・膝を伸ばす場合には少し楽になるが、膝を折り曲げる際には装着するよりも大きな力が必要となり、何のためのサポーターか分からない。
・足に対してフィット感なし膝に対してメリットは、感じません
・ベルトでしめてもすぐ足の下の方にずれ落ちる
・直に付けると太ももが削れるかと思う位、ズボンの上につけても大して変わらないうえにずれる どうすればいいのか悩んだ末に放り投げました
・装着する時は装着し難く、使用する時は違和感満載で今は使用していません。
・「バスケットボール、サッカー、バレーボール、ランニング、テニス、ウェイトリフティングなどの過酷なスポーツを楽しむことができます。」をうたい文句にしていますが、膝の裏側にあるスプリングが邪魔で、膝が深く曲がらず、階段の昇降は、その金具が膝裏側に当たり、装着したままの階段の昇降は危険です。
・説明や映像で期待させられた内容のことは得られません。
・バネが強くてそのままでは歩行がし辛い。(中略)床に座って装着すると立ち上がれません
本格的な膝サポートマシンはあるのか?→あります
膝痛に悩まされている人にとって、高性能な膝サポート器具は喉から手が出るくらい欲しいアイテム。
世界屈指の「ロボット大国」として知られた日本。膝をサポートするマシンはどこかのメーカーが開発してるに違いないと探してみたら、ありました。
ATOUN(アトウン)のHIMICO(ヒミコ)というパワードウェアです。
奈良のロボットメーカーATOUNは、2003年にパナソニックの社内ベンチャー制度で設立したパナソニックグループのメーカー。このパワードウェアHIMICOはまだ発売されていませんが、2019年秋にハイキングツアーに試験投入されて参加者から高い評価を得ています。変形性膝関節症の参加者もいつもより膝の痛みを抑えられたそうです。
■ビジネス特集 ロボットを“着る”? 最先端の紅葉狩りとは(NHK)2019年12月19日
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191219/k10012220671000.html
ATOUNのパワードウェア「HIMICO(ヒミコ/卑弥呼)」の価格は?
引用:【ATOUN】パワードウェア ATOUN MODEL Y
公式ページにはヒミコの価格は明記されていません。別記事で、腰サポートマシンの「ATOUN MODEL Y」の導入価格が約80万円であるという文章を見つけました。
この価格から推測するに、ヒミコは30~50万円くらいなのではないでしょうか。かなり高額です。
バッテリーの問題もありますし、登山には「膝サポーター+ダブルトレッキングポール」の組み合わせが最適なのではないかと思います。
青山の膝痛対策は膝サポーター+ダブルトレッキングポールです
私は左ひざが悪く、下山時に痛みが発生してしまいます。
色々試して、膝サポーターとダブルトレッキングポールの組み合わせで軽減できることがわかりました。
登山中ずっと携行するため、ストレスにならないよう一番高性能なポールを選択。LEKIの最高機種「マイクロバリオカーボンAS」は、衝撃吸収のアンチショックシステムがあり、軽量なうえに三段折りたたみ式でコンパクト収納が可能。振ったときのバランスも心地よく、長さ調整もワンタッチで素早く変えられます。
McDavid(マクダビッド)
ダブルニーラップ M4192
そして、膝に巻いているのはアメリカのサポートウェアメーカー・マクダビッドのダブルニーラップ。二重の伸縮マジックテープで固定力があり、登山パンツの上から巻けるのが便利です。
まとめ 地道に筋トレを続けるのが大切です
膝痛対策の画期的なアイテムに思えた膝ブースター、残念ながらまだ改良の余地がありまくりな器具でした。
なお、膝痛が発生する原因の多くはふとももの筋肉の減少だといわれています。
そのため「脚の筋トレを継続して行う」のが理想的です。そして、筋肉量が増えるまでは道具に頼るのが良いのではないかと思います。
昨年~今年にかけて体重が増えたうえに運動量も減ったので、次の1年は筋肉量を取り戻すために地道に頑張りたいと思います。
以上、ひざブースターについての記事でした。最後までご覧いただき、ありがとうございました。