腹巻を愛用して約20年。腹巻をつけなければ夏は冷房でお腹を壊し、冬は寒さでお腹を壊す、腹巻依存愛好家の青山です。
私の人生で史上最強に使い勝手のいい腹巻「モンベル ジオラインウエストウォーマー ライトウェイト」が破れたので、このたび追加購入しました。
【使用後3年くらいでやぶれたジオライン薄手腹巻】
前々から気になっていたのが、ジオライン腹巻の薄手と厚手で着心地や性能がどれくらい違うのか。
今回購入して何となく違いを理解したので、体験をシェアしたいと思います。
目次
性能・素材・用途の違いについて
薄手と厚手の違いを表にしました。
薄手 | 厚手 | |
主な用途 | 登山・ハイキング・ウォータースポーツ | 冬季登山・スノースポーツ・極地遠征 |
テキストの違い | ― | 「マイクロファイバーを使用」が追加 |
素材の違い | ポリエステル91% 複合繊維8% ポリウレタン1% | ポリエステル98% ポリウレタン2% |
重さ・重量 | 33g | 66g |
洗濯方法の表示 | 同じ |
付け心地の違いについて
今回初めて厚手をつけてみたのですが、分厚さに驚きました。巻いてすぐにポカポカと温かくなってきます。
薄手はさらっとした保温性ですが、厚手はしっかり「温める」腹巻です。
ですが、汗っかきな私個人にとってはちょっと温かすぎる保温性でした。
寒い室内でのパソコン作業や冬のキャンプなど体を動かさない状況なら適していますが、日常の通勤やお出かけ、無積雪の軽登山なら薄手で十分です。
【まとめ】汗っかき体質で外に着て行くなら「薄手」一択
薄手と厚手の違いを色々書きましたが、一言でまとめると「厚手は温かすぎるので薄手で十分」です。
「薄い」という文字で「保温性が足りないかもしれない」と思うかもしれませんが、この薄さでちょうど良い感じです。
薄手は速乾性・防臭性も素晴らしく、3日連続で洗濯せずにお腹に巻いていても快適です。(異常な高性能です)
なお、冷え性の人や妊娠中の人、極寒の冬キャンプで「とにかくお腹を温めたい!」という目的があるなら厚手が良いと思います。冒険家の極地遠征にも推奨される保温性が体を温めてくれます。
以上、モンベルジオラインウエストウォーマーの違いでした。ご参考にして頂ければ幸いです。
mont-bell(モンベル)
ジオライン L.W. ウエストウォーマー
mont-bell(モンベル)
ジオライン EXP. ウエストウォーマー
追記①:スーパーメリノウール EXP. ウエストウォーマーを買わなかった理由
モンベルの腹巻には色々種類があり、この2点の他にもメリノウールを使った「スーパーメリノウール EXP. ウエストウォーマー」があります。
今回メリノウールを買わなかったのは、メリノウールの性能表示に「速乾」の表示が無いため。
インターネットの口コミレビューでも「突発的な大量の発汗には汗の処理が追いつかない」「よく汗をかく活動には不向き」というコメントもありました。
汗っかきの発汗量は異常です。辛いカレーやあつあつの鍋を食べると汗が噴き出てきます。メリノウールの速乾性では受け止めきれないと判断し、購入を見送りました。
追記②:ジオライン EXP. サイドジップ ウエストウォーマーを買わなかった理由
サイドジップ付きの腹巻は2枚持っています。
付け外しが簡単なので便利なのですが、取っ手のジップ部分・スライドジップ部分にどうしても違和感をおぼえてしまいます。
「トレイルランや登山中の短時間だけ装着したい」という用途なら最適なのですが、日常生活用途としても使うならジップ無しの方が快適です。
追記③ 薄手のジオライン腹巻を永く着るための注意点について
薄手腹巻の耐久性について書いた記事もありますので、よろしければ合わせてご覧ください。