登山店・好日山荘が選ぶ「好日山荘100名山」でも選定されている、ハイキングや毎日登山で人気の中山連山。
中山観音駅から中山寺奥の院を経由して中山山頂へいく一番楽なコースで、リハビリ登山をしてきました。
慢性腰痛からの回復を祝う山コーヒー、至福の一杯でした。

THERMOS(サーモス)
山専用ステンレスボトル500ml FFX-501
少しずつ「山の体力」を上げていきたいと思います。
先日の六甲山登山で登り始めに足に違和感をおぼえて引き返したのを踏まえ、今回は装備を軽量化。
カメラや三脚、ツェルトなどを減らし、登山ザックではなくデイパックに必要最低限の道具を詰め込みました。
山頂手前の奥の院(標高350m)まで行けたら良しと思っていたら、意外と足取りが好調で中山山頂(478m)まですんなり登れました。

ただ、これで調子に乗って難度を上げすぎると、また筋バテ状態になって山中で行動不能になる恐れがあります。
少しずつ負荷を増やして、地道に体力づくりにいそしみたいと思います。
中山登山のコース、昔と変わったかもです。
中山に登るのは5年ぶりくらいだったのですが、道が以前と変わっていると思われる箇所がありました。
GPSの登山地図ではまっすぐなのに、道が蛇行していて足元の岩もゴロゴロとしています。
特に、最初の「夫婦岩展望台⇔中山山頂」の分岐で中山山頂側を選ぶと、踏み跡の少ない狭いガレ道を歩くことになります。
前に登ったときはもっとわかりやすい道だったので、豪雨による崩落や土砂崩れ、コロナの影響による通行人数の減少が道をわかりにくくしているのかもしれません。
奥の院へ参拝に来たトートバッグの女性も不鮮明なガレ場の道で困っていたので、夫婦岩展望台までの分岐には気を付けた方がいいと思います。
中山の噴水「太子の冷泉」が気になる
帰り道、中山登山の木製案内図を見ていたら気になる書き込みがありました。
足洗川沿いの天宮塚への道の途中に「太子の冷泉」とマジックペンで書き込まれています。
帰宅してから調べてみると、岩から水が2mほど噴き出す珍スポットなんだそうです。
地下水が圧力を受けて岩の割れ目から噴出していると推測され、専門家によるとこれほど勢いよく噴き出るのは珍しいそうです。
水は鉄分を含んでいて、岩は酸化鉄の影響で黄褐色に。
こんな面白い岩があるとは知りませんでした。今度中山に行くときは是非立ち寄ってみたいと思います。
太子の冷泉の場所と地図
林野庁の案内図はこちらです。
足洗川沿いは一般ルートではなく、山道に慣れた人向け。川の渡渉でスリップする危険もあります。
雨の影響を受けやすいので、降雨時・降雨後は避けたほうが良いようです。