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ガーミンの登山用GPS「etrex30J」と地図ソフト「TOPO10M plus V2」を入手しました。

最近よく道迷いしてましたから、これで安心して山に行けます。
安い販売店でも、合わせて8万円ほどかかりました。
でも遭難した時の救助費用や命の値段と考えれば安いものです。

それにしても悩みました。
安価な海外輸入の英語版(30000円以下で入手可能)を買ったほうがいいのか。
自作で地図データを作った方がいいのか。地図ソフトは何がいいのか。
TOPOはDVD版とmicroSD版とどちらがいいのか。
感想レビューサイトを調べて、長所と短所を比較して、検討すること数日。

最終的には、海外版はロック解除の方法や国土地理院の地図ダウンロード・編集などが面倒だ、microSDを刺すだけの日本版&TOPOが良い、という流れになりました。

英語版を買って地図を自作すれば3万くらい(ほぼ半額)に抑えられます。
ただ、山に行くたびにデータ作成をする手間がかかる事、故障対応、公式地図ソフトTOPO10Mとの相性を考えて、日本語版の正規品を買いました。
色々と調べたり悩んだりする時間が惜しい、という考えです。

結果、設定がものすごく楽でした。SDカードを本体に刺して地図設定をオンにするだけでばっちり地図が表示され、すぐに使えます。

前日の準備に時間を取られたくない方、パソコンで作業をするのが面倒な方は正規品の日本語版etrex30JとTOPOの組み合わせをオススメします。


【eTrek(イートレック)30Jの使用感】


実際に山で使ってきました。レビューを一言でいうと、「動作がものすごく遅いし使いにくいけど、現在地がわかるって素晴らしい。高かったけど買ってよかった逸品」です。

位置精度はさすが衛星をたくさん捉えるガーミン。自分の場所が正確にわかります。いつもの登山なら「あの坂を越えれば山頂・・・(歩く)・・・あれ、まだピークじゃない」とか、「この分岐はどっちに行くんだろう・・・(歩く)・・・この道は林業用か、間違えたな」なんていう思い違いによる疲労感やルートミスによる時間と体力の消耗がなくなりました

パーティー登山でも「この森の急坂を300mほど登ればピーク」などが一目でわかるのでペース配分や休憩の提案も出しやすいです。登山で重要な「時間」を無駄に消費することなく、コースタイム通りに迷わず歩けるのは嬉しいです。現在地が分かる、という事の安心感はスゴイです。

悪い点・デメリットももちろんあります。

・CPUが数世代前なのか処理速度が昔のパソコンのようにもっさりして重い。

・メニューの操作が、どこに何があるかわかりづらい。

・未知の山道を冒険するドキドキ感・サバイバル感が無くなってしまう。

この3つくらい。私は「とにかく現在地が知りたい」ので、これくらいは許容範囲内です。

登山用GPSセットは値段が高いです。でも、「安全」は登山での最重要事項。
ソロ登山をする方は、家族に心配をかけないために。
パーティー登山のリーダーは、メンバーの命を預かる責任のために。
山岳救助の遭難捜索費用の300万円以上を考えれば、この価格は納得できると思います。


【eTrek(イートレック)30Jの最安値情報】




2014年11月現在の最安値は、楽天です。
地図ソフトのTOPOはamazonが一番安いです。
GPS+地図ソフトのセット販売だと割高になるので、地図だけamazonで買うと安くなります。


【amazon】Garmin(ガーミン) 日本登山地図 TOPO10M Plus V2

青山
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