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2013年7月23日から2日間、世界遺産に認定されたばかりの富士山で山コーヒーを淹れてきました。

今回のテーマは「標高の高い場所でもサイフォンコーヒーは美味しく淹れられるのか?」。日本最高地点の富士山剣ヶ峰(3776m)でサイフォンを使ってみました。


【山と珈琲】富士山登山・剣ヶ峰でサイフォンコーヒー / Outdoor-Coffee at Mt.FUJI
http://youtu.be/YsHyvst9-kg
(フルHD画質・PCブラウザ推奨)

【所感】




山頂の気温は10度と冬の気温。強い風で手がかじかみます。沸点も89度でしたが、無事にバキュームが発生。コーヒーを抽出する事が出来ました。

サイフォン特有の苦みが少なくまろやかな味わいになったのは低温抽出だからでしょうか。コロンビアの甘いアーモンドのような味わいが優しく出ていました。コーヒーは92度から96度で抽出するのが推奨されています。サイフォンは沸点がやや低くなる場所で入れた方が雑味が少なくなるのかもしれません。


コーヒーに関しては以前の日記で紹介したので、富士登山の山小屋事情などをお伝えしたいと思います。

山小屋は基本的に予約制です。今回止まったのは9合目の万年雪山荘。
初日にある程度登る事になりますが、富士宮口ルートで山頂でのご来光を臨みたい方にとってはベストなポイントに位置しているのでオススメの山小屋です。

夜食のカレーは量が少なかったのでおでんを追加注文。800円くらい。
メニューはうどんや丼もの、スープやモツ煮にビールなど一通り揃っています。

トイレは200円。バイオトイレなど数基揃っていて、並んで待つという事はありませんでした。

富士山の山小屋でひとつ知っておきたい点があります。小屋の中に入って休憩できる山小屋と、出来ない山小屋があります。下山時の11時ごろ、雨が強くなったので山小屋でスープでも注文して中で一服しようと思ったら、お断りされました。

「雨が降ったら山小屋で着替えて休もう」と思っても出来ないケースがあるのでご注意下さい。基本的に「宿泊客が利用するスペース」という認識がいいと思います。

寒さに震えるご婦人グループも「ちょっと雨宿りさせてよ」と小屋番に訴えてましたが断られてました。もうちょっと融通がきけばと思うのですが、大勢の登山客であふれる富士山ですから「宿泊以外NG」という絶対的なルールも必要なのではと思います。

軒先のベンチでならどの山小屋も休憩可能ですが、雨ざらしになります。雨をよける場所は屋根のひさしの出っ張り部分くらい。なので、やはり撥水性能の良い登山用レインウェアは絶対に必要です。


■ルート紹介






地図サイト「ルートラボ」はPCからご覧下さい。

■今回の主な装備品



前回の富士山記事でもご紹介しましたが、あらためて。
今回の主役、HARIO(ハリオ)のミニフォン。

メイドインジャパンの世界最小サイフォンコーヒーメーカー。
サイズは幅138mm × 奥行88mm × 高さ188mm。重さは540g。
インテリアにも使えるかわいいサイフォンです。

2杯用以上の大型のサイフォンの方が撹拌しやすく美味しく淹れやすいのですが、ザックの容量の都合によりミニフォンを採用しました。付属のアルコールランプは使わず、富士山の悪条件に耐えうる登山用のアルコールバーナーを使用しました。


Esbit(エスビット) アルコールバーナー ESAB300BR0

寒風吹きすさぶ富士山頂でも安定した火力。小さくて高性能で安く、燃料のアルコールも薬局で買えるという手軽さ。登山用ガスストーブより安価で扱いやすいので、このエスビットのアルコールバーナーは登山初心者におすすめのバーナーです。


無事に富士山頂でサイフォンコーヒーという目的を果たしました。
次の目標は、上高地・北アルプスでの山コーヒーです。

登山に本格的に取り組んでいらっしゃる方の足元にも及ばないスキルなので、休日登山家としてマイペースで登山経験を積みながら、山コーヒーを楽しんでいきたいと思います。
山と珈琲の動画は月イチ更新予定。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

青山
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