ココイチの愛称でおなじみの「カレーハウス CoCo壱番屋」が、登山用アルファ米非常食で有名な尾西食品とコラボして「尾西のカレーライスセット」の保存食を発売しています。
尾西食品 CoCo壱番屋監修
尾西のカレーライスセット 5年保存食
さっそく注文して食べてみたら、予想以上の美味しさでした。
食べてみた感想を詳しくレビューしていきたいと思います。
目次
ココイチ×尾西のカレーライスセットの作り方
袋を開封すると、中には「アルファ米(ごはん)」「カレー」「スプーン」が入っています。
アルファ米の袋を開け、中の脱酸素剤を取り出します。
熱湯を注水線まで注ぎます。湯量は128ml。注ぎきったらよくかき混ぜて封をします。この状態で15分待ちます。
カレーは暖めなくても食べられます。カレー袋は、熱湯入りのアルファ米袋と一緒に外袋をかぶせて蒸すような状態にすればちょっと温めることができます。
15分後、出来上がったごはんをほぐし、カレーをかければ完成です。
尾西のカレーライスセットの味の感想レビュー
食べた感想を箇条書きするとこんな感じです。
- ココイチ感のある複雑なスパイスの旨味があり、トマトの風味が前面に出ていて旨い。
- 4口目あたりからココイチらしい辛さが押し寄せてくる。ただし、大人なら水無しで食べ続けれられる程よい辛さ。
- ごはんが思っていたよりアルファ米っぽくない。粒の食感がある。
- 具材はじゃがいもが1.5cm角、にんじんが7mm角、たまねぎがみじん切りで入っている。じゃがいもは柔らかくとろける。
- カレーも湯煎して温めた方がいいかな?と思ったけど、ごはんと混ぜればちょうど食べやすい温度になった。
- 1食448kcalでボリュームも十分。
- これまで食べた災害保存食の中では一番旨かった。さすがココイチ。
味の感想以外では、容器が要らず食器を洗う手間がないのも大きなメリットです。ごはんパウチ内に使用後のカレー袋・スプーンなどのゴミを入れて封をすれば汚れません。
また、必要なお湯の量がカップラーメン(約375ml)の約3分の1。128mlしか使わないので、500mlのサーモスでも食後のコーヒーが余裕で作れます。
そして、アレルギー対応をしてるのも安心。アレルギー物質28品目不使用(えび、かに、小麦、そば、卵、乳成分など)なので、アレルギー持ちの人にもおすすめです。
デメリット・欠点について
1.値段が高い
このココイチコラボのカレー、値段が高いです。1食500~600円くらいします。
そのため、ここ一番の山行や山好きの友人へのギフト用として購入するという使い方が主流になるんじゃないかなと思います。
2.肉が入っていない
ごろっとしたじゃがいもなどが入っているのは良いのですが、肉が入っていません。食べ応えとしては物足りないです。
これ単体だとタンパク質は7.7g。山で食べるときは、常温保存可能のサラダチキンや魚肉ウインナー・肉系の缶詰などを入れて、もう少し栄養価を高めたいところです。
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味よし、使い勝手よし、登山におすすめの保存食カレーです。
一言で感想をまとめると、「値段は高いけど満足感が高いごほうび用カレー」です。
肉が入ってないのが残念ですが、自分でトッピングを工夫できるのはココイチらしくて逆にいいかもしれません。
5年間の長期保存が可能なので、災害用としてや山の友人へのプレゼントとして使える食品です。
あと1個残っているのは今度山に行くときに使うとして、備蓄用に買い増ししておこうと思います。
【5月30日追記】
尾西食品 CoCo壱番屋監修
尾西のカレーライスセット 5年保存食