パラコード(細引き)やクライミングロープでネックレスを自作するときの注意点と危険性について

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登山の補助ロープなどで使われているパラコード(細引き)、目を引く色味や多彩な柄がオシャレです。

 

そのため、本来の用途だけでなくブレスレットなどのアクセサリー素材などでも人気です

 

引用:【amazon】Paracord 550 サバイバルパラコードブレスレット

 

ドリップポットの取っ手をパラコードでデコレーション

青山

私はコーヒードリップポットの取っ手のデコレーションに使いました。

 

ただ、このパラコードですがネックレスのチェーン代わりにする場合は使い方に配慮しないと重大な事故につながる恐れがあることはご存じでしょうか。

 

amazonのパラコードネックレスで配慮がされていない商品が目立つようになってきました。自作DIYでパラコードのネックレスアクセサリーを作ろうと思っている方はぜひご一読頂ければと思います。

 

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一般的なネックレスのチェーンが切れやすいのには理由がある

 

引用:【amazon】Sears(シアーズ)ボール チェーンネックレス

 

こちらはよく見掛ける一般的なネックレスのチェーン。ボールチェーンタイプは特に引っ張り強度が弱く、2kg~6kg程度の力で切れてしまいます。

 

何かに引っ掛けてチェーンが切れたら「もっと切れにくいチェーンが欲しい!」と思ってしまうものですが、これは首が締まらないようわざと弱い強度にしているんです。

 

引っ掛かりによる事故を予防するための安全対策として、チェーン自体を切れやすくし、チェーンを付け外しする留め具パーツも曲がりやすい設計になっています。

 

一般的なネックレスチェーンとパラコードの引っ張り強度の差は?

 

引用:【amazon】カラフルパラコード 3mm 30m 全43色

 

一般的なネックレスチェーンの引っ張り強度は2kgから12kgくらいです。

 

それに対して、パラコードの引っ張り強度はなんと120~400kgくらいあります。

 

青山

登山で難所を歩く時の補助などに使われているので、性能差は当然といえば当然です。

 

強度100kg以上なので体重80kgくらいの成人男性の全体重がかかっても切れません。これ、引っ掛かり方によってはすごく危険になります。

 

パラコードネックレスの首が締まる危険な結び方

 

こんな風にパラコードだけで結んだ場合、もし何かのトラブルで首のパラコードが引っ掛かって喉を締め上げるような状態になってしまったら

 

ナイフをすぐに出して切れなかったら、人生が終わってしまいます。

 

青山

こういう結び方、首にかけるパスケースとかも危ないんですよね。

 

パラコードネックレスに付けたい「安全コネクター」

 

強度があり過ぎるパラコードネックレスの安全対策として、簡単に導入できるのが「安全コネクター」の採用です。

 

引用:【楽天市場】安全コネクター

 

パラコードの端に安全コネクターのパーツを取り付ければ、5kg程度の力で外れるようになります。

 

青山

素材がプラスチックなので質感が気になるかもですが、安全対策はあった方が安心です。

 

ハンドメイド雑貨で販売する際はご注意ください

 

パラコードネックレスを自作して自分で使う分には「自己責任」で済みますが、ハンドメイド雑貨としてBASEやCreemaなどで販売するのでしたら安全性にも配慮が必要だと思います。

 

安全コネクターを使うか、留め具を併用しての製作をおすすめします。

 

引用:【amazon】ヨセミテストラップ

青山

誰かにプレゼントするときは、安全設計を確認して贈るのがいいかと思います。

 

もし買ったものが切れにくい設計だったなら、是非パーツを取り寄せて改良DIYを楽しんでみてください。

 

以上、パラコードネックレスの危険性についてのお話でした。

 

安全コネクター 丸紐用

 

パラコード専門店 Kuraya-Style
パラコード 4mm 1~30mカット販売

青山

私はこのお店でパラコードを買いました。色柄が150種類くらいと豊富で、1m単位で買えるので便利です。

 

 

青山
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