ガソリン価格が高騰しています。補助金削減により、全国平均は181円~185円ほどに上がってしまいました。

私の家の近くのガソリンスタンドはリッター175円です。以前は150円台だったのに…。
家計を圧迫していくガソリン代を少しでも節約しようと、「ゆっくり発進」「ゆっくり加速」などの低燃費走行を心がけるようになり、ある程度近くのお店なら自転車や歩きで買い物に行くようになりました。
計算してみて面白かったのが、自転車や徒歩移動によるガソリン代節約の金額。節約料金が数字でしっかり実感できると運動する気も湧いてきます。
1km歩くとどれくらいの節約になるのか、電動自転車をこれから買った場合何km走ると元が取れるのか、計算してみました。
目次
1km歩いた場合のガソリン代節約料金
ガソリン代を182円、車の平均燃費をリッター15kmとします。

私の車は高速道路だと1L20kmほどですが、市街地だと15kmなので低い方で計算しました。
182÷15で、1kmあたりのガソリン代は12.1円に。
1km先のスーパーまで往復したなら24.2円の節約になります。週2回だと月間192円、年間で2304円。
そこまで大きな金額にはなりませんが、ウォーキングポイントアプリよりも金額が多く、歩きや自転車で運動することで健康対策にもなります。
これを機に「車を使わない買い物」を増やすのもいいかもしれません。
今のガソリン代価格で電動自転車の元を取るなら何キロ走らないといけないのか
ガソリン価格が1リットル182円で、1kmあたり約12円。
「ガソリン代が高いから電動自転車を買おう!」と思ったとしても、自転車代の元を取ろうと思ったらけっこうな距離を走らないといけません。
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子供乗せ電動自転車の平均価格はおおよそ17万5000円。これを12円で割ると、元を取るための距離は14583kmになります。
スーパーの往復2kmで7292回分。3日に1回スーパーに行ったとして、年間121回、60年くらいでやっと元が取れます。
通勤などで自転車を使っても、2kmの距離を年間200日走って、元が取れるのは36年くらい。
そして何よりも、電動アシスト自転車の寿命は10年程度なので修理や買い替えでさらに費用がかかります。
このため「電動自転車を買って、ガソリンをできるだけ使わないようにしよう!」という案はまったく節約になりません。

電動自転車は「今の生活環境に電動自転車が必要だから買う」のが賢明です。
ちなみに電動ではない2万円くらいのママチャリなら、元を取るための距離は1667km。
スーパーへの買い物なら7年少々、通勤で4年少々で元がとれます。
ガソリン代を節約するならアイドリングを控えるのが効果的
電動自転車購入は節約になりませんでしたが、停車時の「アイドリング時間の短縮」はそこそこ節約になります。
プリウスやヴォクシーなどの2000ccの車を10分間アイドリング(ニュートラル、エアコンなし)した場合、ガソリンを130cc消費するそうです。
これを1時間に換算すると780ccなので、それをガソリン価格182円で算出すればアイドリング1時間あたり141.9円、1分あたり2.3円になります。
そして、暖房や冷房などカーエアコン有りでACコンプレッサーを動かすと2~3倍の燃費がかかるとのことなので、エアコン有りの燃費2.5倍なら1時間あたり354.7円、1分あたり5.9円になります。
仕事の待機、子供の下校・習い事終わり待ちでエアコンを使っている人は、ブランケット防寒などでしのぐと節約になります。
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スマホを使えるブランケット

こちらはスマホを使うための腕通し穴があり、丸洗いも可能。アイドリング9~12時間分くらいで元が取れます。
※2025年1月現在、光熱費対策で「スマホができるブランケット」系は品薄で価格も高騰気味です。
節約活動はそこそこに頑張りたいと思います。
以上、ガソリン代高騰による節約についての話でした。
ひとまずは、晴れの日はできるだけ車を使わずウォーキングで用事を済まし、車には防寒装備を常備してガソリンを節約したいと思います。
節約はやり過ぎるとストレスになってしまうので、頑張りはそこそこにガソリン代がまた下がることを期待したいです。