テレビ東京系列で10月18日(金)から始まった「ひとりキャンプで食って寝る」。缶詰料理に幸せを見出す男・大木健人(三浦貴大さん)と、獲って食べることに心を奪われる女・七子(夏帆さん)の2名が週替わりで登場し、それぞれのキャンプスタイルで「食って寝る」キャンプドラマです。

今回も作中でどんなキャンプ道具を使ったかをわかる範囲で調べてみました。特定でき次第、徐々に加筆していく予定です。ドラマ内容をまだご覧になっていない方は動画配信サイトなどで先にご確認下さい。
■【Paravi】ひとりキャンプで食って寝る 第8話「ホイルで包んだバースデイ」
https://www.paravi.jp/watch/50185
目次
- 1 【第8話】「ホイルで包んだバースデイ」キャンプギア特定
- 1.1 由紀が着ていた黄色のジャケット
- 1.2 由紀が着ていたグレーのフリース
- 1.3 由紀が首から提げているヘッドライト
- 1.4 由紀が腰に付けていたグローブ留め
- 1.5 由紀が買い物をしていたスーパー
- 1.6 七子がヤマメの入漁券を買ったお店
- 1.7 七子が被っていた帽子
- 1.8 七子が着ているフィッシングベスト
- 1.9 七子が履いていた靴
- 1.10 七子が渓流釣りで使っていた竿
- 1.11 七子が道志川で収穫した野草
- 1.12 七子が野草の鑑定で使っていた本
- 1.13 七子が野草の収穫に使った網カゴ
- 1.14 健介が着ていたジャケット
- 1.15 七子が使っていたカセットこんろ
- 1.16 七子がテーブルに付けていたゴミ袋引っ掛けフック
- 1.17 健介が使っているコーヒー器具
- 1.18 健介が歌った曲
- 1.19 健介がバースデー演出で使った花火ロウソク
- 1.20 由紀が履いていたロングブーツ
- 2 「ひとりキャンプで食って寝る」の再放送・見逃し放送の動画紹介
【第8話】「ホイルで包んだバースデイ」キャンプギア特定
由紀が着ていた黄色のジャケット
Arcteryx(アークテリクス)
Alpha AR Jacket
由紀(柳英里紗さん)が着ていたイエローのジャケット、アークテリクスのアルファARジャケットです。アークテリクスは登山界のハイブランドで、最新技術を盛り込んだ高品質なアイテムを展開しています。アルファシリーズはクライミング向けで、ARは「オールラウンド」という意味。安全ベルトのハーネスを付けたままでもポケットが使え、袖が長めになっていて、防水透湿性に優れたゴアテックスプロでさまざまな天候にも対応し、生地に耐久性もあります。

由紀が着ていたグレーのフリース
Patagonia(パタゴニア)
ベターセータージャケット
由紀がジャケットの中に着ているフリース、パタゴニアのベターセータージャケットの旧デザインです。柔らかなリサイクルポリエステルニットフリースを100%使用した、温かくてかさばりにくいジャケット。ガチアウトドアというより、ライトなアウトドアや普段使いに適したウェアです。パタゴニアもアークテリクスと同じハイブランドにあたり、素材やデザインが優れています。
由紀が首から提げているヘッドライト
KC Fire
LEDヘッドライト
【amazonで探す】 / 【楽天市場で探す】
由紀が首から提げているヘッドライト、中国の照明機器メーカー・KC Fireのライトです。リチウム電池のUSB充電式で、光量はメーカーいわく1000ルーメン。ライトの角度が調整できるなど性能的にはまあまあで価格も安いのですが、このメーカーの商品は全体的にamazonのレビュー点数が低くて作りが甘いものが多いようです。

由紀が腰に付けていたグローブ留め
STREAM TRAIL(ストリームトレイル)
HUNG UP
由紀の腰にぶら下がっていたグローブ留め、ストリームトレイルのハングアップです。ワニ型クリップにカラビナが付いた便利アイテムで、ボタンを押しながらスライドさせることでクリップが開閉し、グローブや帽子・タオルなどを挟んでぶら下げることができます。由紀はアウトドアグローブをクリップで挟んでいましたが、スーパーで食材を買う段階で装着するのは早すぎなのでは。クリップを買ったばかりで、とにかく使いたくて使いたくて仕方がなかったのかもしれません。
由紀が買い物をしていたスーパー
生鮮館 和光
由紀が買い物をしていたスーパー。生鮮館和光です。東京には練馬大泉と府中に店舗があります。ロケ地が川端オートキャンプ場なので府中店ではないでしょうか。府中店は府中市屈指の安さを誇るスーパーで、コストコの商品が安く買えるのも魅力。駐車場があまり広くないので混雑している時間帯や特売日は車が停めにくいです。
七子がヤマメの入漁券を買ったお店
佐藤商店
七子がヤマメの入漁券2日分2000円を払った釣りのお店、山梨県道志村の佐藤商店です。川端オートキャンプ場から歩いて3分のところにある店で、通称「栄屋商店」。昭和24年(1949年)に大室指の旧道沿いで営業を始め、ダムができる前のアユが釣れる時代には釣り宿もされていました。413号線に大室橋がかかり、昭和49年(1974年)に現在の場所に移転。地域住民や子供たちからは「きいちゃみせ」と呼ばれ賑わっていました。平成15年(2003年)に現主人が先代から店を引き継いで「佐藤商店」に。釣り人の減少を憂いつつも、一人でも多くの人に来て頂きたいと丁寧な接客を心がけていらっしゃるとの事。営業時間は不定期、定休日は不定休。

七子が被っていた帽子
karrimor(カリマー)
Cord Mesh Hat
七子が被っていた帽子はカリマーのコードメッシュハット。カレーはレッドです。撥水性のあるTASLAN NTLONを使用。ベンチレーションでムレを発散、UVカット機能も備わっているトレッキングハットです。
七子が着ているフィッシングベスト
Foxfire(フォックスファイヤー)
アルフラックスタックルベスト
七子が着ているパックベストは、日本のフィッシングアウトドアメーカー・フォックスファイヤーの釣り用ベスト。腰に大容量のフラップ付きポケット、背中側に大型のゲームポケットがあり、収納力は見た目以上。釣り以外にキャンプなどでも使えます。高密度に織り込んだウェザー生地にパラフィン系ワックスを含浸させたアルフラックスクロスを採用しており、使い込むほどに経年変化して味わいが増していきます。残念ながら今は完売になっていて入手困難です。
七子が履いていた靴
KEEN(キーン)
UNEEK
七子が履いている靴はキーンのユニーク。2本のコードと1枚のソールから作られた次世代のスニーカーで、足の動きに合わせて甲の部分が変形するため締め付けられる感じが無いという革命的なサンダル。デザイン性にも優れ、夏キャンプやフェスのコーデとして人気を博しています。渓流釣りには滑りにくいフェルト底の靴などを履いていくのが安全なのですが、七子は初心者で経験値が少ないのでこの靴なんだろうなと推測できます。
七子が渓流釣りで使っていた竿
ダイワ(DAIWA)
春渓 52M・V
七子が渓流釣りで使っていた竿はダイワの春渓のようです。固さや長さなど色んな種類があるますが、見た感じ竿の全長が5mくらいなので「硬調 52M・V」あたりかなと思います。幅広い層の渓流師から支持されるダイワを代表する人気の渓流竿で、定価17,800円くらい。手ごろな渓流竿は5000円~10000円くらいなので、七子は少ない予算から頑張って捻出したようです。なお、七子は磯釣りではシマノのHORIDAY ISO(10000円くらい)を使っていました。

くろたろう(@purplecrows)様からツイートで情報提供いただきました。ありがとうございます。
七子が道志川で収穫した野草
クレソン
七子が道志川で収穫したクレソン。「クレソンって実はヨーロッパ産なんだけど、明治時代に伝来だから~」と由紀の上司の健介(川瀬陽太さん)が解説していました。伝来当時は外国人に提供するために栽培されていたそうです。日本名は「オランダガラシ」。ヨーロッパ産ですが、オランダを経由して日本に来たのでそう名付けられました。(キャベツの別名も「オランダナ」) 日本で最初に野生化したとされるのは、東京上野のレストラン精養軒で料理に使われたクレソン。茎の断片が不忍池に流れ込んで根付いたと伝えられています。繁殖力が旺盛で日本全国に広く分布し、外来生物法で「要注意外来生物」に指定されています。外来種を捕って食べる七子、鉄腕ダッシュ感があります。

七子が野草の鑑定で使っていた本
ヤマケイ文庫
山菜&きのこ採り入門
七子がクレソンの鑑定で使っていた本。4話にも登場しています。山菜・きのこの見分け方や美味しく食べるコツ、間違えやすい毒草・毒きのこが紹介されています。山菜採り、きのこ狩りの初心者にぴったりの入門書。
七子が野草の収穫に使った網カゴ
TAKA(タカ産業)
ズックビク 21cm
岩見 No.25 ズックビク 小判型 小目 21cm
七子がクレソンの収穫に使った網カゴは、網部分がタカ産業のズックビク、箱部分が岩見のズックビクに近似しています。(スタッフの人のよる自作?) 釣った魚を入れるビクは網だけのものが多いのですが、ズックビクは水が溜められる箱バケツが付いていて、陸に上げて置いたり、生かしたまま持ち帰れます。渓流釣りで愛用者が多いようです。
健介が着ていたジャケット
patagonia(パタゴニア)
vintage pullover
お節介おじさん・健介が着ていたのは、パタゴニアのジャケット。90年代頃のヴィンテージアノラック、型番など詳細は不明で画像の商品が近似しています。健介の年齢が50歳だとして、これをもし当時新品で買ったのだとしたら25歳そこそこでの購入。四半世紀使い続けるもの持ちの良さ、しっかりしたアウトドアマンです。もし晩年に買ったのなら、ヴィンテージパタゴニアを選ぶ渋さはなかなかカッコいいアウトドアマンです。どちらにしろ、この服ひとつで健介のアウトドア愛がよくわかります。
七子が使っていたカセットこんろ
Iwatani(イワタニ)
カセットフー マーベラスII
七子が天ぷらに使用したカセットこんろ。イワタニのカセットフーマーベラス2、シャンパンゴールドです。フタを開ける(立てる)と風防になり、屋外でも安定した火力を維持。初期モデルの1との違いは、重さが200g軽量化、生産国がベトナムから日本に、火力調整つまみの位置変更、取っ手が短くなって持ちやすくなった点など、使い勝手が向上しています。デザインと作りが秀逸なので花見やバーベキューでこれを持って行けばヒーローになれます。
それにしても、七子は4話ではイワタニのカセットフー 達人スリムⅢ、6話ではイワタニのジュニアコンパクトバーナーと3つもイワタニ製品を所持し、使い分けています。七子はコレクタータイプのイワタニストなのかもしれません。
七子がテーブルに付けていたゴミ袋引っ掛けフック
Coleman(コールマン)
コンビニハンガー
七子が友人の宏美に動画を送った際にテーブルについていたゴミ袋引っ掛けフック。コールマンのコンビニハンガーです。テーブルの脚やポールにクリップで取りつけ、小物を掛けることができます。軽量のランタンやペットボトルホルダーなど、さまざまなものを掛けられます。100均ショップでも似たようなものが売っていますが、コールマンを使うとやはりちょっとオシャレです。
健介が使っているコーヒー器具
Coleman(コールマン)
ステンレスパーコレーター
夜、七子と由紀が飲んでいるシーンで健介グループのテーブルの上にあったケトル。コールマンのパーコレーターです。西部開拓時代のアメリカで広まり、西部劇などにも登場した循環抽出式のコーヒーメーカー。見た目はオシャレでポコポコという抽出音、上部のツマミからコーヒーが染まっていく様子が見えるのが楽しいのですが、直火の高温で抽出するためコーヒーの味わいは苦くなりがち。舌ではなくロマンで味わうコーヒー器具、健介的には「これがキャンプコーヒーの王道」なのかもしれません。
HARIO(ハリオ)
コーヒーミル コラム
パーコレーターの横にあったコーヒーミル。薄暗くて不確かですが、ハリオのコーヒーミル・コラムのようです。コーヒー豆を一度に40gまで挽くことができ、中の臼はセラミックなので金属臭がせず錆びません。ボディ部分に滑り止めがないので若干挽きにくいですが、天然木のシンプルなデザインが魅力でもあります。ナチュラルな雰囲気を重視する人に適しているかと思います。
健介が歌った曲
シャ乱Q
「いいわけ」
七子に「一緒に飲まない?」と声を掛けた健介が歌った「♪淋しい夜は つまんない~」の歌は、シャ乱Qの「いいわけ」。シャ乱Qは「モーニング娘。」などをプロデュースしたつんくさんがボーカルを務めるバンドで、「いいわけ」は1996年4月24日にリリースした10枚目のシングル。日本レコード協会の集計ではミリオンセラーに認定されています。「シャ乱Q」の名前の由来は、メンバーそれぞれが在籍していたバンド「シャッターズ」「RAM(乱)」「QP(キューピー)」を掛け合わせたもの。

健介がバースデー演出で使った花火ロウソク
焚昇
ニューゴールドスパークラー ミニ
健介がバースデープレートに使っていた花火ロウソク。複数社ありますがニューゴールドスパークラーあたりが人気です。煙は少なめですが、締め切った室内で使うときは換気扇は回しておいた方が良さそうです。

由紀が履いていたロングブーツ
HUNTER(ハンター)
レインブーツ
由紀が履いていたブーツ。ハンターのレインブーツ、カラーはおそらくダークオリーブです。ハンターは1856年創業の由緒ある英国レインブーツブランド。このブーツの登場は1956年。ゴムの継ぎ目がない高い防水性とスリムフィットなデザインが特徴で、おしゃれなレインブーツとして人気。アンジェリーナジョリーやニコールリッチーなどのセレブも愛用しています。
「ひとりキャンプで食って寝る」の再放送・見逃し放送の動画紹介
「ひとりキャンプで食って寝る」はParaviなどで動画を見る事ができます。
■【Paravi】ひとりキャンプで食って寝る
https://www.paravi.jp/title/46968
(※月額視聴料が必要)
■テレビ東京「ひとりキャンプで食って寝る」公式ページ
https://www.tv-tokyo.co.jp/hitoricamp/
第9話のキャンプ道具特定


