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【異常燃焼で炎上するプリムスP153】

 

 

 

先日の登山でプリムスのP153ウルトラバーナーが異常燃焼を起こしました。聞きなれない異音とともに立ちのぼる炎。バルブを閉じても炎はなかなか消えなかったのでめっちゃ怖かったです。

 

 

 

原因は、中のゴム製Oリングの劣化によるガス漏れ。帰宅後すぐにネットで新品のOリングを注文。交換して無事に修理できました。

 

 

 

約7年使ってOリングが寿命を迎えたのですが、イワタニプリムス公式ページによるとOリングの交換は1~2年が目安だそうです。5年以上使い続けている方はそろそろ危ないかもしれません。

 

 

 

登山当日、調理しようと思ったときにバーナーが故障して使えないと非常に厄介です。バーナーを買ってから2年以上経ったのにまだOリングを交換していないという人は、この機会にご検討ください。

 

 

 

当ブログ記事では、Oリングがメール便で買える格安店舗やOリングの交換手順などをご紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

 


 

 【交換パーツのOリングの販売店について(メール便対応)】

 

 

 

 

私がOリングを購入したのは楽天市場のOutdoorStyle・サンデーマウンテンさん。Oリング代は196円、メール便(ゆうパケット)が250円。446円で入手できました。(※2019年10月の価格です)

 

 

 


【楽天市場】プリムス Oリング 交換用 スペア

 

 

 

プリムスのOリングには1番から5番まであり、P-153に対応しているのは「O-RING-4」です。

 

 

 

なお、売れ筋のプリムスバーナーの対応リングは下記の通りです。

 

 

 

■IP-2243PA

O-RING-1(旧バルブ)/O-RING-4(新バルブ)

 

■フェムトストーブP115

O-RING-3

 

■P-155S ウルトラ・スパイダーストーブII

■P-136S エクスプレス スパイダーストーブ II

O-RING-4
 

■オンジャ P-COJ

O-RING-4

 

■P-541マイクロンランタン

O-RING-4

 

 

 

その他のプリムスバーナー製品のOリング対応表はこちらでご確認下さい。

https://www.iwatani-primus.co.jp/products/primus/products/accessories/parts.html

 

 

 

 

 


 

 【異常燃焼したバーナーのOリングはどれくらい劣化していたのか】

 

 

 

 

こちらが中のOリングの様子です。目視しただけでもひび割れが発生していて劣化しているのがわかります。

 

 

 

細いマイナスドライバーで取ろうとしたのですが、硬くなりすぎて取れません。内部のパーツに傷が入ったりすると完全に故障してしまうので、安全ピンをゴムリングにブッ刺して引っ掛けて取り出しました。

 

 

 

 

 

 

 

Oリング、カッチカチに固い。指で強く挟んでも形が変わりません。どうしてこんなになるまで放っておいたんだ、とお叱りを受けるレベルです。反省。

 

 

 

 

 

 

こちらが新品のOリング。やわらかいです。弾力が全然違います。

 

 

 

 

 


 

【Oリング交換のやり方と注意点】

 

 

 

 

こちらが説明書です。老朽化したOリングを安全ピンやコンパスの針などで取り出した後は、新しいOリングをバルブ受けの奥へと押し込みます。押し込む時はOリングを傷つけないように爪楊枝の頭など先端が丸い細い棒を使います。

 

 

 

 

 

 

ねじれやゆがみができないように中へ入れ込みます。端にぴったりフィットするという感じではなかったのですが、ガスカートリッジを付けて点火すると無事に安定した炎が出ました。

 

 

 

注意点は、

 

・古いOリングを取り出すときは中のパーツに傷が入らないようにする

・新しいOリングを入れる時もOリングに傷が入らないようにする

・Oリングの位置がずれたままガスカートリッジを取りつけない

・取り外したOリングは再使用しない

・対応する型番のOリングを使う

・Oリングは消耗品なので定期的に目視して確認し、劣化していれば交換する

 

などです。

 

 

 

交換するのに特に技術などは必要ありません。道具も安全ピンと爪楊枝でOKです。

 

 

 

 


 

 【バーナーユーザーは定期的なメンテナンスを】

 

 

 

 

私のケースでは炎上だけで済みましたが、最悪のケースでは火がガス缶側に入り込んで爆発する恐れもあります。あまりに安全に動作するので危機感が薄れていましたが、今後は定期的なメンテナンスをしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

以上、登山バーナーのOリング劣化交換の実例でした。ご参考にして頂ければと思います。なお、このOリングは2個で196円で、1個あたり98円です。(※2019年10月の価格です) 2年以上ほったらかしにされている方は、安全のためにそろそろ交換されてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 


【楽天市場】プリムス Oリング 交換用(1~5)

 

 

 

 

 


 

 【追記:他社人気バーナーの対応Oリングは?】

 

 

プリムス以外の人気登山用バーナーに別売りの対応Oリングがあるのかも調べてみました。

 

 


EPI(イーピーアイ) REVO-3700

 


EPI(イーピーアイ) QUOストーブ S-1032

別売りoリングの取り扱い無し、要修理依頼

(カスタマーセンター電話番号:048-225-7756)

修理代金:Oリング ¥80、オートイグナイター ¥1,800~、オーバーホール ¥700〜(往復送料負担)

 

 

 


SOTO(ソト)アミカス SOD-320

 


SOTO(ソト)ウインドマスター SOD-310

別売りoリングの取り扱い無し、要修理依頼

(カスタマーセンター電話番号:0120-75-5000)

 

 

 


JETBOIL(ジェットボイル) フラッシュ

別売りoリングの取り扱い無し、要修理依頼

(モンベルカスタマーセンター電話番号:0088-22-0031)

 

 

 


CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)オーリック M-7900

 

別売りoリング:M-8801

(M-7901、7902、7903など複数の機種に対応)

 

 

 


snow peak(スノーピーク)ギガパワーマイクロマックスウルトラライト GST-120R

 


snow peak(スノーピーク)ギガパワーストーブ“地" GS-100AR

別売りoリングの取り扱い無し、要修理依頼

(カスタマーセンター電話番号:0120-010-660)

 

 

 

 

 

ざっと調べてみたところ、プリムス以外のメーカーでOリングの発売をしているのはキャプテンスタッグだけのようです。お客様自身の手で修理・分解を行わないでくださいと説明書に書かれている商品が多く、おそらくは交換時のミスによる事故を予防する意図があるのだと思われます。

 

 

 

例えば、うっかり「Oリングを交換したと思い込んでOリング無しの状態でガスカートリッジを取り付けて点火」なんてしたら、大惨事を引き起こしてしまいます。

 

 

 

DIYでOリングを交換できる方が、往復送料負担もかからずに数百円で交換できるので安価で便利だと感じますが、安全性を考えれば「メーカーが修理を引き受ける」のを基本フォーマットにするのが良いのかもしれません。

 

 

青山
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