【重版出来】ヤマノモリ安全登山てぬぐい「家に帰るまでが登山」、好評につき重版しました

2019年5月25日 2020年12月21日 6分8秒

私が企画にかかわっているyamanomori（ヤマノモリ）の安全登山てぬぐい「家に帰るまでが登山」。5月初旬にデザインリニューアルをしたのですが、その初回製作分の売れ行きが良く、このたび重版が決定しました。

たくさんの方にご支持頂けている事、とても嬉しく思います。贈り先様の山旅の安全を、心から祈っています。

乗鞍岳にて山登りミュージシャン・秦野貴仁さん

ヤマノモリ安全登山アンバサダーの山登りミュージシャン・秦野貴仁さんもこの「安全登山てぬぐい」を応援して下さっています。快晴の乗鞍岳で、手ぬぐいの赤がものすごく映えています。

秦野さん、絶景とのコラボレーションありがとうございます！　秦野さんはインスタやツイッターをされているので是非フォローをお願いいたします。

■秦野貴仁さんのインスタグラム

■秦野貴仁さんのツイッター

■山登りミュージシャン・秦野貴仁さんのwebサイト

手ぬぐいの筆文字は、書家の成田真澄様に依頼しました。成田様はプレステ／ニンテンドースイッチなどで発売されたゲームソフト「大神」の題字や、北斗の拳の作者・原哲夫さんの「蒼天の拳」などの題字、多くの企業の筆文字デザインをされていらっしゃいます。

「家に帰るまでが登山」の筆文字を描いて頂くうえで成田様にリクエストしたのは、「家まで絶対に安全に帰ろう」と思わせる注意喚起力を持った筆文字で、手ぬぐいの贈り主の「無事に帰ってきてほしい」という願いを込めた筆文字の2点です。

「家に帰るまでが遠足です」を言い換えたポップな雰囲気の言葉の裏には、贈り主からの安全を願う気持ち・美しさと残酷さを兼ね備えた山の厳しさ・帰宅するまで気を引き締める意思の強さなどの想いが込められています。

特に「家に帰るまでが登山」は、マイカー登山をされている方へ伝えたいメッセージです。日帰り登山などは早朝出発で睡眠不足になりがちで、帰りの運転が危険です。山から下りて安心し、そこに登山疲れが加われば、気のゆるみで運転事故を引き起こす可能性が高まります。

下山後の自動車事故は山岳事故件数にカウントされないのでどれくらい発生しているのかはわかりませんが、そういった事故の可能性も下げたいと思い、「家に帰るまでが登山」とデザインするに至っています。

手ぬぐいの材質は綿100％。機械プリントは使わずに職人の手作業による「注染」という技術で染められているので、100均の安価な手ぬぐいに比べて吸水性と速乾性に優れています。登山中に汗をぬぐったり首回りの防寒に使うのはもちろん、ややざっくりとした肌触りなので登山後の温泉タオル代わりとしても使えます。

注意点としては、使い始めは染料を多く含んでいて色移りしやすいので5回くらいは手洗いが必要です。ちょっと面倒ですが、色の経年変化も「味」としてお楽しみ頂ければと思います。（※色落ちが落ち着いたら洗濯機で洗えます）

また、赤色は色彩心理学的にも危険や注意を促す色で知られています（例：赤信号、パトカーの赤色灯など）　山の景色の中でも赤色は目立つため、仲間とはぐれた時の目印になったり、遭難時にも上空のヘリから探しやすいです。

色彩心理学的にも、視認性としても、安全登山グッズとしてお役に立てるかと思います。

手ぬぐいには金箔ロゴ付きの熨斗帯が巻かれ、プレゼント感を演出しています。価格は送料込みで1500円少々、amazonのprimeお急ぎ便にも対応しています。

登山は基本的に楽しいものですが、遭難事故などの悲しい一面も持ち合わせています。この手ぬぐいを通じて、1件でも登山事故が減ることを願っています。山を愛する友人・家族へのプレゼントや、油断しやすい自分自身のためにお求め頂ければと思います。