登山でコーヒーを楽しむ動画「山と珈琲」。今回の山は大阪府交野市の交野山。電車と徒歩で気軽に行ける山コーヒースポットです。ゲストは山登りミュージシャンの秦野貴仁さん、ウクレレ弾き語りでソロ活動をしつつ出張喫茶Kafé Bersåの店長もされているかしもとゆかさんです。
【山と珈琲】交野山ハイキング・観音岩で山コーヒー【ゲスト:山登りミュージシャン秦野貴仁・かしもとゆか】
https://youtu.be/xVjESURAVd0
【交野山の場所とアクセス・駐車場の料金など】
https://goo.gl/maps/yBqGwKCsqCQ2
■最寄りの駅
JR片町線「津田」駅
(JR大阪駅から約45分・運賃460円/片道)
■最寄りの駐車場
交野いきものふれあいの里 駐車場
https://goo.gl/maps/5Z8XZRYufp52
利用可能時間:9時~16時15分
休業日:毎週月曜日(月曜日が祝日の時は火曜日)および年末年始(12月28日から1月4日)
料金:無料
電話番号:072-893-6520(交野いきものふれあいの里)
備考:観音岩まで徒歩30分、時間外と休館日は施錠
■交野山の地図(ハイキングマップ/交野市)
https://www.city.katano.osaka.jp/docs/2011061400065/
(※左上の津田駅側から源氏の滝の茶色の点線を歩き、せせらぎの道を登ってオレンジ色の車道、トイレ・案内板からオニヤンマの小路を進み、交野山山頂へ)
【今回の動画の所感】
標高341mの交野山は山頂まで約1時間半というハイキング的な登山が楽しめる山です。今回は源氏の滝ルートで登りましたが、倉治公園南側から登る「みはらしの道」コースもあります。(※夜間登山にはこちらの方が向いているようです)
案内して下さった山登りミュージシャンの秦野貴仁さん。今までに何度か交野山に登山初心者を連れて登っているそうです。山の装備が全然整っていない初心者を連れて登る山としては、交野山は適しているようです。
ただ、比較的楽な登山とはいえ、高低差は約300m。70階建てのビルを登るようなものなのでスニーカーなど歩きやすい靴で臨んだ方が安全です。
秦野さんには「安全登山の歌」を依頼しています。私が企画に携わっているヤマノモリ安全登山てぬぐい「家に帰るまでが登山」のタイアップ曲です。
ヤマノモリ(yamanomori)
安全登山てぬぐい 【家に帰るまでが登山】
山頂がゴールではなく、登山口に無事戻り、家に辿りつくまでが登山。この手ぬぐいには下山時に発生しがちな遭難や滑落などの事故の予防、そして、疲労が溜まった状態での帰りの車の交通事故などの予防に役立てて頂きたいという想いを込めています。
悲しい登山事故が1件でも減る事を願って。また曲が完成しましたら当ブログでも告知したいと思います。
■山登りミュージシャン 秦野貴仁 オフィシャルwebサイト
http://hatanotakahito.net/
●instagram
https://www.instagram.com/yamanoborimusician/
かしもとゆかさんの7月7日の七夕イベントは今年も開催されるそうです。ふんわりとあたたかい癒しのステージをお楽しみ頂ければと思います。イベントの詳細はまだ告知されていませんので、また公開され次第ご紹介したいと思います。
■かしもとゆか オフィシャルwebサイト
https://87yk78.jimdo.com/
●ツイッター
https://twitter.com/87yuka78
山頂手前のトイレ。電気は通っておらず夜は真っ暗になるので夕日や夜景を見に来た時はライトを用意しておいた方がいいそうです。男性用小便器は山に良くある水洗ではない壁直撃タイプですが、トイレがあるだけ有り難いです。
トイレの場所からはしばらく登りが続きます。
観音岩のパノラマの見晴らしは爽快です。京都から大阪までを一望できます。
なお、観音岩には安全柵などはありません。岩から落ちれば重傷を負う事は確実なので絶対に端に寄り過ぎないようご注意ください。夜景を見に来た場合、足元が見えづらいと思いますので更に注意が必要です。
岩の上での1枚。観音岩の脇から撮れば、良い感じの写真が撮れます。
(※ 岩の端に腰を掛けたり、端っこギリギリでジャンプしたりは危険なのでご注意ください)
(※ 平日で空いていたので何枚も撮れましたが週末はかなり人でにぎわうそうです。譲り合って、岩の先端を独占しないようお気を付けください)
ESPRO(エスプロ)のコーヒープレスで山コーヒー。強風が吹く中でも全然コーヒーが冷めません。蓋で密閉して持ち運べるので、下山後でもコーヒーが飲めます。
二層フィルターなので時間が経っても中のコーヒーが濃くなりにくいのですが、ちょっと味が濃いなと思ったら山専ボトルに残ったお湯を足すと程よくなります。山から下りて帰ってる最中もコーヒーが楽しめるので、なかなか良いアイテムだと思います。
交野山、確かに初心者におすすめの山でした。程よく登り甲斐があり、トイレが有り(いきものふれあいセンターにもトイレがあります)、山頂到着時の達成感と解放感が十分。大阪近郊で「とりあえず山登りをやってみたい」という人を連れて行ったら、高確率で登山が好きになる山なんじゃないかと思います。
【今回の山コーヒー&登山アイテム】
ESPRO(エスプロ)
ウルトラライトコーヒープレス
重さ・携帯性・保温性・密封性・ダブルメッシュフィルターの精度、すべてが優れたアウトドア向けコーヒープレスです。ステンレスの真空2層構造のため魔法瓶のような保温力があり、抽出したコーヒーはしばらく熱々のまま。抽出後にすぐ飲もうとするとちょっと熱すぎるのでカップがあると便利です。スノーピークのステンレス真空マグ300は底部にぴったりスタッキングできます。ボトルの蓋をきっちり締めれば逆さにしても漏れないので、中身を残したままザックに放り込めます。街用・アウトドア用・登山用として使える便利なコーヒーグッズです。
ESPRO(エスプロ)
ステンレストラベルプレス
ウルトラライトプレスよりお手頃価格のESPRO(エスプロ) のトラベルプレス。重さ88g差が気にならず、カラフルな色が好きな人はこちらがおすすめです。なお、エスプロはカナダのコーヒー・紅茶器具メーカーで、コーヒーの祭典SCAJ2017にこの商品を展示して話題を呼びました。人気コーヒー店・ブルーボトルコーヒーでも取り扱われているくらい信頼性の高いコーヒープレスです。
気になる欠点は、蓋に滑り止めがないので手が滑って開けにくい事がある点。蓋を開けようとしても2段目のプランジャー部分ごと回転してしまい一番上の蓋部分だけを外せない事が何回かありました。ウルトラライトプレスは取っ手があり、蓋の開けやすさが改善されています。
THERMOS(サーモス)
山専用ボトル 500ml
登山家が愛用する高性能魔法瓶・山専用ボトル。お湯を沸かさなくても朝自宅で入れた熱湯で昼過ぎにコーヒーやラーメンが作れます。今回はウルトラライトプレスに400ml、トラベルプレスに350ml×2のお湯の量が必要だったので900mlサイズの山専ボトルも用意しました。とにかく保温・保冷力に優れているので、冬はお湯を入れてコーヒーにカップラーメン、夏は冷たいドリンクを入れて熱中症予防と、一年中大活躍するアイテムです。
HARIO(ハリオ)
手挽きコーヒーミル スマートG
ポーレックスのコーヒーミル・ミニよりちょっと軽量な、世界最軽量クラスのコーヒーミル。プラスチック製で透明なので挽いた豆の粒度が目視できるのは便利です。耐久性に不安がありますが、今のところひび割れや故障はありません。上部の蓋が外れやすいのが難点なので、紛失などにご注意ください。価格が良心的なのも魅力です。
ポーレックス
セラミック コーヒーミル ミニ
アウトドアコーヒーブームで売れに売れた日本製携帯コーヒーミル。この商品のヒットで模倣品がめちゃくちゃ市場に登場しました。ポーレックスはセラミックの臼刃の精度がそこそこ高いので、中国製のミルより粒度が安定しています。以前は挽いている最中にハンドル部分がすっぽ抜けやすかったんですが、新型になってハンドルが抜けにくくなりました。20g挽きのミニサイズと、30g挽きの長細いノーマルサイズの2種類がありますが、ゴム製のハンドルホルダーが最初から付いているミニがオススメです。
以前、内部のセラミック臼を落として割ってしまったのですが、ジャパンポーレックスのwebサイトから問い合わせをして500円~1000円程度でパーツ交換をしてもらえました。メンテナンス用のパーツ販売をしてもらえ、一生もののアイテムになるのも魅力です。