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登山でコーヒーを楽しむ動画「山と珈琲」。今回の山は奈良の吉野山(青根ヶ峰)、ゲストは登山番組にも出演されているタレントの中村葵さん(@aoi_nakamura23 )と山登りミュージシャンの秦野貴仁さん(@hatanotakahito )です。

【山と珈琲】桜の吉野山・奥千本で山コーヒー【ゲスト:中村葵、秦野貴仁】
https://youtu.be/JXFtOEtw1E8

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【吉野山(青根ヶ峰)の場所の地図】


(googlemap)

https://goo.gl/maps/ZNfqJR71at


山と高原地図 大峰山脈 (山と高原地図 52)

【今回の動画の所感と補足】

タレントの中村葵さん、山登りミュージシャンの秦野貴仁さん、共に2回目の「山と珈琲」登場です。今回も、お二人ともこころよくゲスト出演を引き受けてくださいました。山好き度合いが非常に高いお二人、吉野の山の魅力を存分に楽しんでいらっしゃいました。

今回の吉野山登山は北側にある吉野駅からの一般的なルートではなく、東側の大滝から青根ヶ峰と奥千本を目指して往復するルート。歩行時間は約5時間、標高差は500~600mです。

道中のあきつの小野公園、桜が見頃を迎えていました。吉野の山頂よりも遅く咲く桜がいくつかあったので、山頂で桜が見れなかった場合は帰りにこの公園に立ち寄れば花見を満喫できます。

落差50mの蜻蛉(せいれい)の滝を見物。松尾芭蕉も330年ほど前にこの場所を訪れ、「ほろほろと山吹ちるか滝の音」の句を詠んでいます。

音無川沿いを上流へと歩いていきます。トビロ谷出合を過ぎたあたりの川の水はきれいに透き通っていて、水温もひんやりとしていました。

青根ヶ峰山頂手前の急登。ここまでの登山道が歩きやすくて楽だったぶん、ちょっとしんどかったです。

青根ヶ峰の標高は858m。木々に囲まれているひっそりとした山頂です。

奈良県の「やまとの水」に選定されている奥千本の苔清水。水量は豊富でした。山と高原地図には水場マークが付いていないポイントなので生水での飲み過ぎに注意してください。ちなみに中村さんは自他共に認める「強い胃腸」の持ち主で、海外ロケでまわりのタレント・スタッフが腹痛にやられていても平然としていたそうです。

奥の千本に到着。登り始めの時の予想通り、桜はすでに散って葉桜多めになっていました。青根ヶ峰までの道中で人には会わなかったのですが、ここは桜見物の観光客で賑わっていました。

吉野山は火気厳禁、ということで火を使わずにお湯を沸かせられる「バロクック」を使用。水温・気温に左右されますが、最高で86℃まで湯温が上がります。コーヒー抽出には90℃前後のお湯が適しているのですが、それでも無事に美味しくコーヒーを淹れる事ができました。

吉野山は春の桜だけでなく、秋の紅葉も人気です。今回の東側ルートも北側ルートも、道はわかりやすくて難易度は高くありません。ハイキング感覚で行けるので、初心者の人と行くお手軽コーヒー登山におすすめの場所です。

【ゲスト出演のお二人について】

中村葵さんはテレビのリポーターなどをされていますが、定期的にモデル撮影会もされています。実際に会ってみたいという方は、大阪モーメント撮影会、東京グラッセふぉとくらぶ撮影会などのイベントに参加されてみてはいかがでしょうか。日程などは中村葵さんのツイッターからご確認ください。

また、登山イベントでの司会や商品モデル、山関係のお仕事などは所属芸能事務所のオフィスウォーカーまでお問い合わせください。ガチの山好きで、登山番組「山登り大好き」で槍ヶ岳も登っているので多少ハードな山ロケも対応できると思います。

日本各地の山で即興ソングを精力的に歌い続けている、山登りミュージシャンの秦野さん。秦野さんの歌や山登り動画はyoutubeの山登りミュージシャン秦野貴仁チャンネルで試聴できます。また、タワーレコードオンラインや秦野さんのwebサイトでアルバムも販売しています。

【山登りミュージシャンショップ】ヤマヤマヤマ

モンベルフレンドフェアやアウトドアイベントでライブもされています。出演情報はツイッター(@hatanotakahito)でご確認下さい。

【今回の山コーヒー&登山アイテム】


バロクック 加熱式タンブラー400ml

火を使わずにお湯が作れるアイテム。沸くのに10分くらい時間がかかったり、石灰石との反応で水素ガスが発生したり、加熱用のヒートパックが1個200円くらいしてコストパフォーマンスも悪いのですが、どうしても火気厳禁の場所で湧き水を沸かして山コーヒーをしたいという人にはうってつけのアイテムです。


ESPRO(エスプロ) ステンレストラベルプレス

最近お気に入りの携帯コーヒープレス(フレンチプレス)。今回は中のプレスを使わずに保温サーバーとして使用しました。二重フィルターで微粉の混入が少なく、真空二層構造で保温も効き、蓋がきっちり閉まるので横にしても漏れません。コーヒー抽出後に携帯して持ち歩けるのは大きなメリットです。重さは358gでそんなに重すぎず、デザインもシンプルでスタイリッシュ。アウトドア用途におすすめです。

【※ 2018年12月加筆】

トラベルプレスの新型が発売されました。予算に余裕があるならより軽量で便利になったESPRO ウルトラライトコーヒープレスがおすすめです。新型のレビュー記事はこちらです。


HARIO(ハリオ) 手挽きコーヒーミル スマートG

重さ230gの最軽量ミル。これまではポーレックスのミルが一番軽かったのですが、その記録を更新しました。コーヒー豆は挽いた時に香りの60%から70%を放出するので、挽いた時の香りから楽しめばコーヒーは更に美味しくなります。ボディが透明で挽き目度合いが目視でき、底部の受け皿が外れにくいのが利点。ただ、最上部の蓋が外れやすいので紛失にご注意ください。


ユニフレーム(UNIFLAME) コーヒーバネット

ドリッパーに使ったのがこちらの商品。針金で出来た折り畳み式の軽量ドリッパーで、シンプルな見た目が人気です。「cute」「グランデ」「シェラ」の3種類あり、それぞれ底部の大きさが違うのでコーヒーを受ける容器(マグカップやシェラカップなど)で使い分けます。金属製なのでコーヒー汚れが落ちやすいです。形状的にペーパーフィルターは円錐状(HARIO V60フィルターなど)が適しています。


スノーピーク(snow peak) チタンシェラカップ E-104

山屋御用達のシェラカップ。目盛りがついているのでちゃんと計量してコーヒーや料理を作る事ができて便利です。チタン製なので薄くて軽いくせに丈夫です。直火にかけられるのでコーヒーが冷めても再加温が可能です。日常生活で使うと「山の雰囲気」が自宅にいながらにして味わえます。バーベキューでこれを持ってると取り皿にもなって便利です。


SOTO(ソト) フィールドホッパー ST-630

超軽量のポップアップテーブル。山コーヒーを作る時に水平の台があるとかなり便利です。このSOTOのフィールドホッパーは広げるとA4サイズの大きさになり、重さもわずか395g。たわまず安定感があり、開け閉めも一瞬でサクサク。良く出来た、優れた名品です。


mont-bell(モンベル)野点シート

和の雰囲気を演出できるグラウンドシート。サイズは180×210cmで重さは589g。裏面はウレタンコーティングされていて防水性に優れ、隅にペグダウン用のハトメもあります。クッション性は無く岩でゴツゴツした場所だとお尻が痛くなるのでご注意ください。3~4人で山コーヒーをする時や、ピクニックにも使えます。


ヤマノモリ(yamanomori)安全登山てぬぐい

動画の途中で紹介した手ぬぐい。日本の職人の手染め仕上げのため、肌に優しい風合いになっています。手ぬぐいは軽量でかさばらず乾きやすいので山のベテランの方も愛用されています。2枚セットのギフトセットもあり、誕生日プレゼントなどでご購入頂いています。油断しやすい自分自身のために、大切な人の山の安全のために、ご使用頂ければ幸いです。

青山
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