登山でコーヒーを楽しむ動画「山と珈琲」。今回は六甲山にあるオリエンテーリングコースをご紹介しています。 ゲストはかしもとゆかさん(@87yuka78)とchinoさん。どれくらいの時間でチェックポイントを回れるか、タイムトライアルに挑戦してもらいました。動画は30分近くありますので、コーヒーでも飲みながらのんびりご覧いただければ幸いです。
【山と珈琲】六甲山・オリエンテーリングで山コーヒー
https://youtu.be/izK4pjTsvXc
(HD画質・PCブラウザ推奨)
【六甲山の場所とアクセスと地図】
https://goo.gl/maps/tNiV8PMB98P2
六甲山には車で行ったのですが、出発地点の六甲山頂駅には公共交通機関でも行けます。北から行く場合は神戸電鉄「有馬温泉駅」から六甲有馬ロープウェーを利用して六甲山頂駅へ。南から行く場合は阪急六甲駅から六甲ケーブル山上駅まで直通バスが出ています。このバスは平日や冬季は運休しているので、運休の際は六甲ケーブルや摩耶ケーブルで登って六甲周遊山上バスを利用して山頂駅に向かって下さい。
●六甲有馬ロープウェー
時刻表:20分ごとに運行
営業時間: 9時30分 〜 17時10分から最長20時50分まで
(季節・曜日により終電時刻が変わります。詳しくは営業時間のページにて) 住所:〒520-0514 滋賀県大津市木戸1547-1
料金:片道1010円、往復1820円(子供割引有)
電話番号:078-891-0031
●阪急バス(阪急六甲駅~六甲山上)
阪急六甲駅の乗り場の場所:こちらの地図参照
時刻表:こちらのページにて。
料金:780円
乗車時間:約30分
※平日は運休、12/1~3/19は冬季全日運休となります。
【今回の動画の所感】
オリエンテーリング、けっこう面白いです。初挑戦の女性陣、ちょっと迷いながらも無事に7つのコントロール(チェックポイント)を全部見つけて回りきることができました。いつもスマホのGPS地図アプリなどに頼っていた2人、コンパス頼りというアナログ感が逆に新鮮で面白かったようです。
最初は地図の読み方がわかりにくくてルート選択が難しいかもしれません。でも、慣れてくるとサクサクと目標を探して回れます。小学生くらいのお子さんがいる方は是非一緒にプレイするといいのではと思います。道迷い対策の体験学習にもってこいのアクティビティです。
六甲山上のコースは途中に施設やカフェ、トイレや自動販売機などもあるので補給や休憩もやりやすいです。平均コースタイムは早くて1時間ちょい、ゆっくり目で3時間くらい。ですが、時間にとらわれずにカフェなどで休みつつ山上散策を楽しむのも良いと思います。
このオリエンテーリング、今回の六甲山のような常設コースが全国に700ヵ所くらいあるそうです。(※未整備コース含む) また、競技大会も行われています。初心者でも参加しやすい大会もありますので、興味が出来た方は是非参加してみてはいかがでしょうか?
■日本オリエンテーリング協会 常設コース一覧
http://www.orienteering.or.jp/pc/list/
■日本オリエンテーリング協会 大会・イベント情報
http://www.orienteering.or.jp/event/
【今回の山コーヒー&登山アイテム】
山専用ボトル FFX-500
山と珈琲ではおなじみの高性能魔法瓶。エスプレッソやコーヒーを飲むのに使いました。保温力は6時間後でも80℃以上、保冷力は6時間後でも10℃以下という世界最高峰の保温保冷力を誇ります。朝に自宅で入れた熱湯で昼にカップラーメンが作れるので、火を使ってお湯を沸かさなくてもいいのが便利です。ソロ登山なら500サイズ、二人以上なら一回り大きい900mlサイズをおすすめします。ちなみに私はこの山専用ボトルを3本持っています。エベレストを登るクライマーも愛用する、登山家御用達の逸品です。

私が飲んだエスプレッソはこちらの器具で淹れました。フランス生まれのハンドプレッソは電気を使わずに手動の空気圧でエスプレッソが味わえるので、電源が確保しにくいアウトドアで大活躍します。私が使っているのは旧型モデルで、現在はさらに進化してカフェポッドだけでなく挽いた粉が使えるようになっています。欠点は、抽出量が少ないこととポンピングをする時に意外と力が要ること。女性はちょっとしんどいかもです。
illy(イリー)
ロゴ付きエスプレッソカップ&ソーサー
エスプレッソを飲むときに使いたい、エスプレッソカップ。普通のコーヒーは150mlくらいですが、エスプレッソは30mlのおちょこサイズ。濃厚に抽出されたエスプレッソに砂糖を入れて、キュッと2~3口で飲むのがイタリアでの一般的なスタイルです。大きなマグにエスプレッソを入れると少量すぎて見た目が寂しくなります。こういうカップがあると見た目も洒落ていて、味わいも気分的に美味しくなります。
CHUMS(チャムス)
キャンパーマグカップ
ニンニクコーヒーを飲むのに使ったマグは、チャムスのキャンパーマグカップ。二重構造なので保温保冷能力があります。持ち手に2つの穴が開いていて安定性があり、けっこうお手頃価格で購入できます。山ガール向けのカラフルなマグです。

チタンシェラカップ E-104
山屋御用達のシェラカップ。直火にかけられるのでコーヒーが冷めてもあたためることが出来ます。重ねて収納でき、計量目盛りもついていて、取り皿としても使えます。チタン製で薄くて軽いくせに意外と丈夫。日常生活で使うと「山の雰囲気」が自宅にいながらにして味わえます。バーベキューで使ってもおしゃれです。なお、直火で加熱すると飲み口も熱くなるので要注意です。温め用と飲む用とで2個あると便利です。
ニンニクコーヒー
今回の動画でスぺシャルコーヒーとして変わり種コーヒー。青森県産ニンニクを100%使用しています。絶対とんでもない味だろうと思ったら、意外と美味しくて罰ゲームになりませんでした。ただ、開封時のニオイはなかなか強烈なのでネタにはなると思います。これを作っているテクノ焙煎工房さんのお問い合わせ先が記載されたブログが現在サービス終了しているので、青森の名産品を取り扱うA-FACTORYさんに問い合わせて送って頂きました。価格は1個324円、関西までの送料が1300円で代引手数料が324円でした。送料がけっこうかかるのでまとめて買うのがお得だと思います。