登山でコーヒーを楽しむ動画「山と珈琲」。京都一周トレイル全長70kmを何回かに分けて歩きつつ山コーヒーを楽しむ企画を始めました。まずは東山コースの南端、2014年11月に新しく増設された「伏見・深草コース」を歩き、大岩山展望台で山コーヒーを楽しんできました。
【山と珈琲】京都一周トレイルで山コーヒー#1【伏見・深草コース】
https://youtu.be/j1ezqQx8Gbg
(フルハイビジョン画質1080p・PCブラウザ推奨)
【今回の場所と地図】
山と高原地図 京都北山 (登山地図 | マップル)
【所感】
京都で外国人観光客に翻訳ガイドをしている伊藤友紀子(いとうゆきこ)さんがゲスト。ルート上に点在する名所旧跡を訪れながらのんびりと進んでいきます。今回のルートは登山というよりウォーキングといった感じの道のりでした。
これが京都トレイルの道標案内板。地図を持っていれば迷いませんが、せっかくなので見落とさないように進んでいきます。場所によってはこの形じゃなかったりするので見つけるのがちょっと大変です。オリエンテーションのような楽しさがありました。
境内の装飾がきれいだった御香宮神社(ごこうのみやじんじゃ)。
日本名水百選に選定された「御香水(ごこうすい)」を山コーヒー用に汲んでいきました。美味しいお酒で有名な伏見。口の中で香る、良い水でした。
今回立ち寄った名所旧跡は、御香宮神社に乃木神社、伏見桃山城、黒田長政の屋敷跡など。歴史や文化を味わいながら歩いていきます。
山コーヒーをした大岩山展望所。標高は169.81m。たいして高くはないのですが、京都市街が一望できます。ちなみにここにはトイレはありません。山を降りて、F22から大岩街道沿いを歩いたコンビニに寄りました。トレイルマップにコンビニの場所も記入しておくと、トイレ休憩や補給が計算しやすいです。
今回は伏見・深草コースのF1からF27まで歩きました。次回はF27から伏見稲荷の山へ向かい、東山コースを行けるところまで行く予定です。
【今回の登山装備】
GSI
コミュータージャバプレス グリーンマウンテン
今回の山コーヒーはGSIのコーヒープレスを使いました(※このデザインは現在は廃盤になっています。)
挽いたコーヒー粉を入れて、お湯を注いで5分待って、プレスするだけ。ドリップコーヒーは道具をいろいろ揃えないといけないのですが、このプレスと魔法瓶とコーヒー粉があればお手軽に本格的なアウトドアコーヒーが楽しめます。山コーヒーの最初の一歩におすすめのコーヒー器具です。
ポーレックス
セラミック コーヒーミル ミニ
挽き立てのコーヒーを味わうためにはミルが必要になります。私が使っているのは世界最軽量、メイドインジャパンの「ポーレックス・セラミックコーヒーミル ミニ」。コンパクトで軽量なのでコーヒー登山におすすめです。セラミック刃も挽きやすく、某海外製のものとは段違いの使い勝手。さすが日本製、買って損はない逸品です。
PRIMUS(プリムス)
ウルトラバーナー P153
名器と謳われるプリムスP153ガスストーブ。買って数年経過していますが未だに故障知らず。信頼感の高い頑丈なモデルです。たくさんのメーカーが色んなコンパクトガスストーブを販売していますが、イワタニプリムスのガスカートリッジが一番安いので、ランニングコストを考えるとプリムスがおすすめです。なお他社製品のガス缶を使うと接続部が微妙に合わず、ガスが漏れたりします(体験済み) ご注意ください。
スノーピーク(snow peak)
チタンシェラカップ E-104
山でコーヒーを飲むならコレ。山屋御用達のシェラカップ。目盛りがついているのでちゃんと計量してコーヒーや料理を作る事ができて便利です。チタン製なので、薄くて軽いくせに丈夫。ダブルウォールの保温マグと違って直火にかけられるので、今回のように牛乳を温めたり、コーヒーが冷めても再加熱ができます。また、これを日常生活で使うと「山の雰囲気」が自宅にいながらにして味わえます。バーベキューでこれを持ってると取り皿にもなって便利です。
ソト(SOTO)
ミニポップアップテーブル フィールドホッパー ST-630
一瞬で開いてテーブルになり、一瞬でたたんで収納できる超便利なミニテーブル。A4サイズで1~2名の利用に最適。重さはわずか336g。ソロキャンプ、ソロ山コーヒーの時にあると便利です。
パワー赤函 森林香30巻入り(しんりんこう)
蚊が多い竹藪でもコレを着けていた嫁さんだけ蚊に刺されませんでした。林業関係者御用達の赤い蚊取り線香「パワー森林香」。緑色の普通の蚊取り線香に比べて威力が段違いです。未体験の方は是非使ってみてください。虫が多い時期の登山の必須アイテムです。
ヤマノモリ(yamanomori)
安全登山シューズプレート
こちらが伊藤友紀子さんにプレゼントした、当ブログがプロデュースしている「安全登山アクセサリー・ヤマノモリ」。日本書紀にて神武天皇を道案内したという霊鳥・ヤタガラスのモチーフを刻印した、登山靴の靴ひもに取り付けるシューズアクセサリーです。
道迷いや怪我の多くは油断や不注意が原因です。
登り始めに登山靴の靴ひもを結ぶ時や、休憩時・下山時・難所通過時などに足元のヤマノモリを視認する事で「安全意識」を再確認し、注意力を高めるという狙いがあります。
ちょっとした気の緩みで道に迷い、たった一歩の油断が事故に繋がります。注意力アップで登山事故を未然に防ぐ、安全登山アクセサリー「ヤマノモリ」。友人・恋人・家族など、山が好きな方への贈り物として、また油断しやすい自分自身へのプレゼントとして、ご利用頂ければ幸いです。