山の名前がつくウイスキー、駒ケ岳に続いて富士山麓も買ってみました。
キリン富士御殿場蒸溜所
富士山麓 Signature Blend
マルス信州蒸溜所
シングルモルト駒ヶ岳 リミテッドエディション 2020
数量限定のウイスキー・シングルモルト駒ヶ岳リミテッドエディションは12100円で買いましたが、今回の富士山麓シグニチャーブレンドは4400円。
味の違いはどんな感じなのか。価格差と満足感はどう違うのか。山好きへのプレゼントに使えるのか。
ウイスキーにはまったく精通しておらずテイスティングは完全にド素人ですが、飲んでみた感想を書き記したいと思います。
※お酒の飲みすぎには十分ご注意ください。20歳未満の飲酒・飲酒運転は法律で禁止されています。また、妊娠中や授乳中の飲酒は胎児・乳児の発育に影響するおそれがあります。
お手頃ウイスキーだった「富士山麓 樽熟50度」の高級バージョン
富士山麓といえば、私はこちらの「樽熟50度」のラベルが見慣れています。2005年から発売されたこのモデルは1本1200円前後で販売され、お手頃ウイスキーとして人気に。2018年にウイスキー人気の原料不足の影響で終売になりました。
引用:【amazon】富士山麓 Signature Blend
富士山麓シグニチャーブレンドは2017年春に登場。これまでの樽熟50度とは製法が異なり、モルトウイスキー・グレーンウイスキーそれぞれの熟成のピークを見定めてブレンドしています。
ブレンダーは、世界最優秀賞を受賞したマスターブレンダー・田中城太氏。価格は樽熟50度の約4倍になりました。
洋ナシやパイナップル、オレンジピールなどの果実香、黒糖や焼き菓子のような風味が特徴とのことですが、果たして素人にもそれを感じ取ることはできるのでしょうか。
実際に富士山麓を飲んでみた正直な感想
さっそくテイスティング用のグラスに注いで味わってみました。右が富士山麓で、左は比較用のグレンリベット12年。色味が全然違います。
ウイスキーの雑誌か何かで「初心者はポピュラーなシングルモルトのグレンリベット12年をテイスティングの中央に設定して飲み比べるとわかりやすい」と書かれていたのでそれに従っています。
グレンリベット12年は、力強さはありませんがフルーティーで甘く軽やかな非常に飲みやすいウイスキーです。
THE GLENLIVET (ザ・グレンリベット)
シングルモルト 12年
強いアルコールが喉を焼く。薬っぽい匂い。苦みも強く、スモーキーな風味が口の中に広がっていく。
富士山登山の厳しさと、山頂のご来光を味わうような二面性。 「黒糖や焼き菓子のような風味」は正直よくわかりませんが、素直なグレンリベットと違って奥行きのある深い味わいが楽しめます。
ストレートに続いて、少し加水して飲んでみました。
薬のような匂いがかなりやわらぎ、角がとれたようなまろやかな味わいに。キャラメルのような後味も感じ取れるようになりました。
飲みにくい感じは残ってはいますが、グレンリベットより複雑で重厚な味わいは山を想いながら飲むのに合っているように思います。
贈り物に使いやすい価格帯の「山のウイスキー」です。
私個人としては、シングルモルトの駒ヶ岳がストレートで美味しく飲めるので好きなのですが、1万円前後の価格は気軽に買えません。
その点、富士山麓は5000円以下なので贈り物として使いやすいです。箱有りで売っているのでギフト感も演出できます。
なお、通販購入の場合は「御祝」「御誕生祝」「お歳暮」などの熨斗紙をつけてくれないショップが多いので、「御中元 のし紙テンプレート無料ダウンロード」サイトでA4プリントしての「のし自作」をおすすめします。
登山趣味の人への登山用品のプレゼントは相手の登山スタイルに合わせたアイテム選びが必要だったりしますが、お酒なら登山のテント泊・キャンプで焚火にあたりながら・自宅で山の映像を見ながらなど様々な場面で楽しめます。(※注 相手がお酒を飲めない場合を除く)
山のプレゼントの選択肢のひとつとして、ご検討頂ければと思います。
キリン富士御殿場蒸溜所
富士山麓 Signature Blend 箱入り
マルス信州蒸溜所
シングルモルト駒ヶ岳 リミテッドエディション 2020
glencairn(グレンケアン)
ブレンダーズグラス 2個セット
THE GLENLIVET (ザ・グレンリベット)
シングルモルト 12年
スノーピーク(snow peak)
チタンスキットルM T012
※お酒の飲みすぎには十分ご注意ください。20歳未満の飲酒・飲酒運転は法律で禁止されています。また、妊娠中や授乳中の飲酒は胎児・乳児の発育に影響するおそれがあります。