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立山で山コーヒー

 

 

山でコーヒーを楽しむ動画「山と珈琲」。7月25日からの2日間、富山県の日本百名山・立山で山コーヒーをしてきました。

 

 

 



【山と珈琲】北アルプス・立山登山で山コーヒー【ソロ登山】
https://youtu.be/CGqDxhs220M
(フルハイビジョン画質1080p・PCブラウザ推奨)

 

 

 

 

 


 

【立山の場所】

 



https://goo.gl/maps/1MEaG
(googlemap)

 

 

 


山と高原地図 剱・立山  (登山地図 | 昭文社 マップル)

 

 

 

 

 


 

【大阪から立山の行程表・交通アクセスのタイムスケジュール】

 

大阪立山サンダーバード1号

 

 

今回の登山での時間割です。ご参考にしていただければ幸いです。かなりカツカツのスケジュールで帰りは終電になるのでご注意ください。

 

 

 

 

 

【行きのスケジュール】
07:10 JR大阪駅
JR特急サンダーバード1号(11番線発)

09:46 金沢駅着
09:56 金沢駅発
JR新幹線つるぎ704号(13番線発)

10:19 富山駅着

(★新幹線の改札を出る時に「立山黒部アルペンきっぷ・ゆき」の切符は無くなります。南口を出て左手、エスカレーターを上がって電鉄富山の駅ビル「エスタ」へ。徒歩3分。電鉄富山駅の窓口に並んで「立山黒部アルペンきっぷ・かえり」の切符を見せて乗車整理票を発券してもらう。行列でけっこう混むので注意)

10:59 電鉄富山駅発
立山行き

12:02 立山駅着
12:20 立山駅
立山ケーブルカー

12:27 美女平
12:40 美女平
高原バス

13:30 室堂
【帰りのスケジュール】
17:05 室堂

17:55 美女平
18:05 美女平

18:12 立山ケーブル
18:24 立山駅

19:28 電鉄富山駅
(★富山駅1階にて速攻でお土産購入)
20:02 富山駅
JR新幹線つるぎ729号(14番線発)

20:25 金沢着
20:35 金沢発
JR特急サンダーバード46号(2番線発)

23:12 大阪着
 

 

 

立山へはJRのセット切符「立山黒部アルペンきっぷ」がお得で乗り換えもスムーズです。サンダーバードは指定席なので座席予約ができますが、東北新幹線は自由席扱いなのでご注意ください。
富山駅についたら早めに電鉄富山駅の窓口に行って乗車整理票を発券してもらって下さい。この整理票で予約しておかないとケーブルやバスに乗れません。あと、バスに乗るときは10㎏以上の荷物は300円払って預ける必要があります。ただ、10㎏以下でも1時間も膝の上にザックを乗せるのはしんどいので預けた方が得策です。

 

 

 

 

 


 

【所感】

 

 

 

3000m級の山々の稜線歩きをするのは初めてだったのですが、アルプス登山が人気なのがわかりました。とにかく涼しくて、とにかく展望が良いです。夏でも涼しい山歩き、一度体験すると暑い時期の低山歩きがちょっと億劫になってしまいそうです。贅沢な登山でした。

 

 

 

立山ケーブル

 

 

大阪からは立山黒部アルペンルートを乗り継いで6時間。初日に移動、2日目に山頂周遊をして最終便で帰るというタイトな行程でした。2日目はゆっくり山コーヒーを楽しんだのもあってぎりぎりのスケジュールになってしまいましたが、朝早めにテント場を発てば余裕をもって回れると思います。

 

 

 

雷鳥沢キャンプ場テント

 

 

テント場は時々硫化水素のニオイがただよっていました。硫黄の温泉の臭いが苦手な人はホテル泊にした方がいいかもしれません。思っていた以上に地獄谷あたりはガスがきつかったです。
火山性ガスが活発化しているとの事でしたが、噴火の可能性は現在のところは無いそうです。心配だという方はホテルや山小屋に泊まるのが良いと思います。
アクセスが良くて簡単に登れる、人気の百名山。初心者にオススメの山です。山コーヒー的には人が多すぎるので山頂で物思いにふけるのはちょっと難しいところ。星空を眺めながらの「星見コーヒー」なら、心に沁みる悟りの一杯が味わえそうです。

 

 

 

立山室堂雷鳥沢の星空

 

 

ちなみに夜は予想以上に冷え込みました。フリースとダウンジャケットとレインウェアを着込んでいたのですが、深夜2時の外気は真冬並みの寒さ。長時間外に居ることができませんでした。じっくり天体観測を楽しみたい方は防寒着の準備を万全にした方が良いと思います。

 

 

 

 

 


 

【今回の登山で使った山コーヒー道具】

 


ナポリ式コーヒーメーカー「カフェ・ナポレターナ」250cc用

 

イタリア製・ILSA(イルサ)社のナポレターナ。アルミ製のためステンレス製のナポレターナより軽いです。(ステンレスが480g、アルミが156g) イタリアでは一家に1台マキネッタ(モカポット)がありますが、マキネッタより前に流行していたのがこのナポレターナ。古いイタリアの映画「鉄道員」にも登場する、レトロなコーヒーメーカーです。ケトルやペーパーフィルターを使わず、これひとつでコーヒーオイル成分たっぷりの美味しいコーヒーを作る事ができます。使い方は上記商品リンク先をご参照ください。

 

 

 

 

 


発明工房 コーヒー豆焙煎器・煎り上手

手網やフライパンに比べて焼きムラが少なく、安定して均一にコーヒー豆を煎る事ができます。手網だとコンロ周りにコーヒーのチャフ(皮)が飛び散って掃除が大変ですが、これは中に皮が溜まってくれるので掃除が楽です。重さは240g。一度に生豆50gくらいを焼けます。アウトドアで焙煎するならこれがおすすめです。

 

 

 

 

 


ポーレックス セラミック コーヒーミル ミニ

 

山コーヒーの定番アイテム。コーヒー豆は挽いた瞬間に香り成分の多くがとんでしまうので、ぜひ「挽く」という行為から味わっていただければと思います。軽量でコンパクト。メイドインジャパンの優れものです。

 

 

 

 

 


PRIMUS(プリムス) P-153 ウルトラバーナー

 

質実剛健のP153。正直買ってから5年ほど全然メンテらしいメンテをしていないのですが、壊れる気配がありません。火力も頑丈さも十分。買って間違いない定番バーナーです。プリ無巣はガス缶が安いのでランニングコストが抑えられるのが良いなと思います。

 

 

 

 

 


スノーピーク(snow peak) チタンシェラカップ E-104

 

これで飲むとアウトドア感がものすごく上がります。チタン製で紙のように薄くぺらぺらですが、特にへこんだりしません。よく出来ています。重ねて収納できたりフライパンや取り皿がわりにできるのでバーベキューなどでも重宝しています。

 

 

 

 

 


サーモス 山専ボトル ステンレスボトル ライムグリーン FFX-900

 

世界の登山家が愛用する高性能魔法瓶。マッキンリーに登ったイモト隊も使っていました。高い保温力・保冷力を誇り、室堂で汲んだ名水が半日以上経っても冷たいままでした。朝に自宅で熱湯を入れてもお昼過ぎにそのお湯でカップラーメンが作れるので重宝しています。500mlサイズのものもあり、ソロ登山なら500ml(カップラーメン+コーヒー)、パーティー登山が多いなら900mlがおすすめです。

 

 

 

 

 


SOTO(ソト) ミニポップアップテーブル フィールドホッパー ST-630

 

一瞬で開いてテーブルになり、一瞬でたたんで収納できる超便利なミニテーブル。A4サイズで1~2名の利用に最適。重さはわずか336g。ソロキャンプ、ソロ山コーヒーの時に便利です。

 

 

 

 

 


EVERNEW(エバニュー) キャンプ用品 Amari Pass Solo

 

価格破壊の登山テント、ヨーレイカ・アマリパスソロ。夏の立山でも使えてしまいました。4万前後が主流の登山テント界で、1万円台という業界困惑の価格。重さ・収納サイズも4万クラスとたいして変わりません。デザインもおしゃれですし、登山初心者の最初のテントに良いのではと思います。(性能的に高所登山では不安はありますのでご注意ください)

 

 

 

 

 

ナンガ(NANGA) センターZIPバック 350STD -3~-8度【保管用バッグ付き】

ナンガ(NANGA) センターZIPバック 350STD -3~-8度

 

滋賀のシュラフメーカー・ナンガのお手頃価格の寝袋。以前北アルプスの涸沢でも使いましたが、立山の夜も無事に使えました。他社の同性能のシュラフと比べるとだいぶ安いです。ちなみに身長176cmですが、レギュラーサイズで問題ありませんでした。

 

 

 

 

 


THERMAREST(サーマレスト) RidgeRest SOLite

コンパクトになるエアーマットなどは穴が空いたら使い物にならなくなります。「破損しても使える」点に惹かれて購入。荷物のボリュームが大きくなるのはデメリットですが、ゴツゴツした岩場やとがった石がある地面でも気兼ねなく広げて座れるのは大きなメリットです。買ったのは短くて軽いSサイズ。寝るときは足はザックの上に置いて寝ました。
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青山
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