テレビ東京系列で10月18日(金)から始まった「ひとりキャンプで食って寝る」。缶詰料理に幸せを見出す男・大木健人(三浦貴大さん)と、獲って食べることに心を奪われる女・七子(夏帆さん)の2名が週替わりで登場し、それぞれのキャンプスタイルで「食って寝る」キャンプドラマです。
今回も、作中でどんなキャンプ道具を使ったかをわかる範囲で調べています。ドラマ内容をまだご覧になっていない方は動画配信サイトなどで先にご確認下さい。
■【Paravi】ひとりキャンプで食って寝る
https://www.paravi.jp/title/46968
(※月額視聴料が必要)
目次
- 1 【第11話】「天空キャンプで海鮮缶詰づくし」キャンプギア特定
- 1.1 健人が食べていたカキの缶詰
- 1.2 牡蠣を炒めるのに使ったバーナー
- 1.3 健人が着ていたデニムシャツ
- 1.4 チンカチンカのひゃっこいルービー
- 1.5 健人が背負っていたリュック
- 1.6 健人のザックにぶら下がっている鈴
- 1.7 ザックの蓋部分に挟まっていたマット
- 1.8 健人が持っていた水筒
- 1.9 11話のロケ地キャンプ場
- 1.10 子供がかぶっていた帽子
- 1.11 剛田が背負っていたリュックサック
- 1.12 剛田の帽子についていたピンバッジ
- 1.13 剛田が使っていたトレッキングポール
- 1.14 剛田が持っていた缶詰
- 1.15 剛田が使っていたガスストーブ
- 1.16 剛田が空に放った花
- 1.17 剛田が使っていたレトロなテント
- 1.18 健人が使っていたテント
- 1.19 健人が着ていた赤いウインドブレーカー
- 1.20 健人が使っていた焚き火台
- 1.21 ビールのツマミにした缶詰
- 1.22 理恵子からの手紙を読むのに使ったライト
- 2 「ひとりキャンプで食って寝る」の再放送・見逃し放送の動画紹介
【第11話】「天空キャンプで海鮮缶詰づくし」キャンプギア特定
健人が食べていたカキの缶詰
冒頭で健人が開けた缶詰は、缶つまプレミアムの広島かき。パッケージは旧バージョンです。広島県の宮島で育った牡蠣のむき身を桜のチップで燻製に仕上げている、缶つまシリーズの人気商品。中に入っている牡蠣は7つ程度。山で食べる海の幸、贅沢です。
牡蠣を炒めるのに使ったバーナー
SOTO(ソト)
FUSION(フュージョン) ST-330
牡蠣を炒めるのに使ったバーナーは、ソトのレギュレーターストーブ・フュージョン。3話にも登場しています。コンビニでも売っているカセットガス缶が使用できるタイプで、マイクロレギュレーターにより低温化でも安定した炎を維持。耐風性能に優れ、4本ゴトクなので鍋を置いても安定します。ちなみに、このままだとテーブルの上で滑りやすい&ゴトク部分でヤケドしやすい&点火スイッチも押しにくいので、オプション品の「レギュレーターストーブ専用アシストセット」の同時購入をおすすめします。
健人が着ていたデニムシャツ
and wander(アンドワンダー)
PL ダンガリーシャツ
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健人が着ていたデニムシャツはアンドワンダーのPL ダンガリーシャツでした。このシャツも胸元のフラップポケットにカラビナが付いています。20番手の太い糸で巻き縫いすることで縫いシワを作り、独特の表情になっています。タテ糸はインディゴ染め、ヨコ糸にはソフトで速乾性のあるプリマロフトを採用。動きやすいデザインで、ザックを背負った時にポケットが干渉しにくいようにもなっている高機能アウトドアシャツです。
チンカチンカのひゃっこいルービー
健人がビールを飲むときにつぶやいた「チンカチンカのひゃっこいルービー」。これは日本のフォークシンガー/俳優/タレントのなぎら健壱さんが飲み屋でビールを注文する際のセリフです。元々はなぎら健壱さんのモノマネをした古賀シュウさんの「カチンカチンの冷たいビールを業界用語風に表現」したネタのセリフ。実際にはなぎら健壱さんの口癖では無かったのですが、なぎらさんが人づてにものまね発言を耳にして、ビールの注文時にこう言うようになったそうです。
健人が背負っていたリュック
健人が背負っていたリュックは、1話でも登場したイギリスのアウトドアブランド・カリマーのザック「クーガー」の55-75サイズ。カラーはネイビ―です。テント泊の縦走登山などにも使われる大型ザックで、ちょっと重いですが頑丈で耐久性があるのでキャンプでも手荒に使えます。ちなみにカリマーは「carry more(もっと運べる)」が語源となっています。
健人のザックにぶら下がっている鈴
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)
ベアー クマすず S MM-1918
ザックにぶら下がっている鈴は、3話に登場したキャプテンスタッグのクマすず。嬬恋キャンプ場の管理人から熊よけのために渡されました。音はカウベルのようなカランコロン系。消音機能が無いのがちょっと不便ですが、鐘の部分がブロンズ仕上げで色が渋いです。
ザックの蓋部分に挟まっていたマット
THERMAREST(サーマレスト)
Zライト ソル レギュラー
天蓋部分に挟まっていたのは、サーマレストのZライト。折りたたみ式のクッションマットです。健人は長さのあるレギュラータイプを使っているようです。登山では軽量化のため短いショートタイプがよく選ばれてますが、快適性重視のキャンプではレギュラーがおすすめです。
健人が持っていた水筒
象印マホービン(ZOJIRUSHI)
ステンレスボトルコップタイプ 500ml
健人が水分補給をした水筒、おそらく象印の500mlステンレス魔法瓶です。ロゴの位置的に旧バージョンでしょうか。一般的な水筒としては定番中の定番。価格は手ごろ、保冷保温能力は優秀、コップ付きで便利、洗いやすくてお手入れ簡単。私は登山ではサーモスの山専用ボトルを使っていて推しているのですが、こだわりや予算によってはこの1本を選ぶのもアリだと思います。
11話のロケ地キャンプ場
陣馬形キャンプスペース
11話のキャンプ場は、標高1,445mの陣馬形山(じんばがたやま)山頂にある、陣馬形キャンプスペース。中央・南アルプス、伊那谷を一望できる絶景が魅力で「天空のキャンプ場」と呼ばれています。夕焼け、星空、夜明け、雲海なども楽しめる魅力的な場所で、料金は無料。キャンプブーム&ゆるキャンブームで人が増え、管理人がいないため無法地帯化し、最近は迷惑行為なども増えてきているようです。マナー違反が原因で閉鎖されるキャンプ場が増えてきたので、どうか大きなトラブルがない事を祈りたいです。
子供がかぶっていた帽子
crocs(クロックス)
日よけ収納付 丸つばサファリハット
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後ろ向きで坂を登り、健人に「さよなら~」と言った子供がかぶっていた帽子、クロックスの丸つばサファリハットのようです。無地+パイピングカラーツートンのシンプルなサファリハット。元気に動くお子様にも邪魔にならない丸つば6cm。後ろの首元を日差しからガードする日よけ付き。日よけは収納できて普通のサファリハットとしても使えます。
剛田が背負っていたリュックサック
東京片桐商店 キスリング
(引用:http://katagiri1914.com)
剛田が背負っていたビッグサイズのリュックサック、おそらく東京片桐商店のキスリング、超々徳大サイズだと思われます。日本のリュックサックの原点で、戦後の登山ブーム(1950年~1960年)から昭和の終わり頃(1989年)まで広く愛用されました。剛田の生まれが昭和14年(1939年)、ザックを買ったのが20歳くらいとしたらそれはちょうど登山ブームの全盛期。
横長ザックのため駅の改札を横向きでしか通れず、その様子から「カニ族」と呼ばれていました。今の登山ザックに比べると、ほとんどのモデルにウエストベルトが無いので肩に荷重が集中し、肩ベルトにもクッションが無く、布や革の手入れが面倒で、防水性が低いなどかなり使いづらいリュックですが、「昭和」を感じたい人にとっては味わい深いザックです。片桐では現在もオーダーを受け付けているようで、納期は約10か月です。
剛田の帽子についていたピンバッジ
烏帽子岳 ピンバッジ
剛田の帽子についていたピンバッジ、1つは烏帽子岳の山バッジです。昭和のころ、登山用のチロリアンハットにピンバッジをつけるのが流行していた時代がありました。今でも山小屋などでさまざまなデザインのピンバッジが販売されています。なお、烏帽子岳は飛騨山脈中部に位置する標高2628mの山で、日本二百名山に選定されています。
剛田が使っていたトレッキングポール
BUNDOK(バンドック)
トレッキングポール BD-451
剛田が使っていた杖は、新潟のアウトドアブランド・バンドックのT字トレッキングポール「BD-451」のブラックです。昔はT字ポール1本で登る人が多かったのですが、最近はグリップがまっすぐのI字のポールを2本使うのが主流になっています。剛田がT字2本で登っているのは長年使っているT字の方が慣れているからかもしれません。
剛田が持っていた缶詰
剛田が開けた缶詰、サンヨー堂の五目めし缶でした。創業140年の老舗の缶詰メーカーで、この五目めし缶は弁当缶詰シリーズの1つ。カロリーは296kcal、鶏肉・ごぼう・にんじん・たけのこ・しいたけなどが具材に使われ栄養バランスも良いです。推奨調理法は、熱湯に入れて15分。内容量は185gでアルファ米の倍くらい重いのですが、ご飯のふっくら感を楽しむことができます。
剛田が使っていたガスストーブ
EPIGas(イーピーアイガス)
BPSAストーブ
剛田が缶詰を温めるのに使ったストーブ、おそらくEPIgasのBPSAストーブです。1988年発売の30年物のバーナー。重くて大きいですが、ゴトクが頑丈なので大きいコッヘルも安定して置けます。
剛田が空に放った花
ノースポール
剛田が空に放った花は、おそらくノースポールです。和名はカンシロギク。株全体を白くおおうように花を咲かせる姿が北極(ノースポール)の白い大地を連想させることから名づけられました。1960年代に入って日本に輸入され、今では冬のガーデニングに欠かせない存在となっています。
剛田が使っていたレトロなテント
小川テント
クラウン キャンプテント
剛田が使っていた三角屋根のレトロなテント、おそらく小川テントのクラウンキャンプテントです。昭和の時代に作られたテントで、重さは約5kg。今のテントの倍くらいの重さです。テントの設営もフレームがないため手間がかかります。このテントといいキスリングといい帽子のピンバッジといい、剛田からは「歩く昭和ハイカー」といった貫禄を感じます。
健人が使っていたテント
NEMO(ニーモ・イクイップメント)
ギャラクシーストーム 2P
健人のテントは、最新モデルです。人気テントブランド・ニーモの2人用テント、ギャラクシーストーム。重さは2.3kg。防水性や通気性に優れ、初心者でも簡単に組み立てられる設計になっています。両サイドに出入口があり、それぞれに1.1㎡の前室があるのが便利。ポールに曲げ加工がしてあるので室内空間を広く使えます。5話で健人が「テントの中は俺の小宇宙だ」と言っていたくらい、居住性に優れたテントです。
健人が着ていた赤いウインドブレーカー
and wander(アンドワンダー)
laser hole nylon taffeta hoodie
牡蠣缶を調理中の健人が着ていた赤いウインドブレーカー、アンドワンダーのレーザーホールナイロンタフタフーディです。タテ糸にナイロンフィラメント、ヨコ糸にナイロンスパン糸を使用し、撥水加工が施されています。20番の太い糸による丈夫な巻き縫い仕上げで、背面にレーザーで開けた穴がベンチレーション(通気孔)として機能します。現在このレッドカラーは完売しています。
健人が使っていた焚き火台
MONORAL(モノラル)
ワイヤフレーム焚き火台 MT-0010
健人が使っていた焚き火台は、モノラルのMT-0010。デイパックに入る収納サイズで本体重量は980g。携帯性に優れた焚き火台で、3kgまでの薪や調理器具を乗せることができます。健人はこれに五徳アタッチメントⅡを増設しています。
シリカ繊維でできた特殊耐熱クロスが軽量化に一役買っていますが、耐久時間が50時間でコストは1枚約4000円。ちょっとランニングコストのかかる焚き火台です。耐久性が気になる人はステンレス素材の焚き火メッシュ2に付け替えれば長持ちします。
ビールのツマミにした缶詰
健人がビールのツマミで食べた根室のホッキ貝。クレジットにマルユウの社名があったのでこちらの商品だと思われます。根室海峡の冷たい海で育った天然大粒のほっき貝を使用しています。昔、根室にはたくさんの缶詰工場があったそうですが、現在はマルユウさん1社だけ。大手工場にはできないこだわりで、缶を開けた瞬間に「他とは違うぞ!」、食べて「やっぱり違う!」と思ってもらえるような美味しい缶詰作りを心がけているそうです。
更に登場した缶詰は、味の加久の屋のいちご煮缶詰。いちご煮は青森県八戸の郷土料理で、うにとあわびの潮汁のこと。古くから上客への出し物として使われ、ウニの卵巣の赤い塊が野イチゴの果実のように見えることから「いちご煮」と名付けられました。磯の香りが漂う人気の缶詰で、お吸い物・炊き込みご飯・茶碗蒸し・雑炊などで使えます。
いちご煮に追加したカニの缶詰はマルハニチロのまるずわいがにほぐしみでした。弾力と甘みのあるマルズワイガニが料理に使いやすいほぐし形状に。カニ玉やかにチャーハン、カニ雑炊、パスタ、中華スープ、シーフードサラダなど、様々な料理に使えます。
理恵子からの手紙を読むのに使ったライト
理恵子からの手紙を読むのに使ったライト、充電式のLEDモスキートランタンです。匂いも煙も音も出ない電撃殺虫器付きで、キャンプでの使用はもちろん、キッチンや赤ちゃんのいる部屋、愛犬の蚊対策などで活躍します。汚れても水洗いOK。最大165ルーメンの光量なので、夜でもお別れの手紙がしっかり読めます。フル充電で4時間~20時間使用可能です。
「ひとりキャンプで食って寝る」の再放送・見逃し放送の動画紹介
「ひとりキャンプで食って寝る」はParaviなどで動画を見る事ができます。
■【Paravi】ひとりキャンプで食って寝る
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(※月額視聴料が必要)
■テレビ東京「ひとりキャンプで食って寝る」公式ページ
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第12話のキャンプ道具特定