10月10日は缶詰の日。日本初の缶詰工場が北海道にできた事を記念して1987年に制定されたそうです。
尾西食品
アルファ米12種類全部セット
最近は保存技術が発達したため、登山の携帯食には軽量なフリーズドライのパウチを持っていくのが主流になりました。缶詰は重いですし、食べ終わった後の缶がかさばる点は、かなりマイナス点です。
ただ、缶詰にはロマンがあります。開栓する時のワクワク感は缶詰ならでは。特に缶切りが必要なタイプは、こじこじと開ける行為がノスタルジックで楽しいです。
フリーズドライも良いですが、たまには山に缶詰を。今回は私自身が山に持っていきたい缶詰をいくつかピックアップしてみました。
山に持っていきたい定番＆変わり種のおすすめ缶詰
国産さばアソート
Ça va（サヴァ）缶
缶詰の定番・サバ缶がおしゃれになりました。Ça va缶は 国産のサバを使用し、骨まで食べられて生臭さもほとんどありません。このアソートセットは、オリーブオイル漬、レモンバジル味、パプリカチリソース味の3種類がセットになっています。TVの情報番組などでも取り上げられ一時期は入手困難でしたが、ようやく手に入りやすくなりました。
ホテイ
やきとりガーリックペッパー味 75g×3個
よく見かけるやきとり缶のガーリック風味バージョン。amazonでは24件のカスタマーレビューで星4つ。ビールにも赤ワインにも合う素敵なおつまみです。山でテント泊宴会をするなら欲しい一品。
缶つまプレミアム
広島かき 燻製油漬け
テレビでもよく取り上げられている缶つまシリーズの一番人気。桜のチップで燻製された牡蠣が6～7個くらい入っています。燻製されているので生牡蠣やカキフライほど牡蠣の風味は強くないのですが、牡蠣の生臭さが苦手な人には食べやすい味付けになっています。山で食べる牡蠣は贅沢の極み。白ワインに合わせたい所です。
缶つま
熟成 黒毛和牛 ロースト 3号缶
国産の黒毛和牛の熟成肉のステーキという高級カンヅメです。山の酒会の贅沢なメインディッシュとして、こちらは赤ワインと合わせたいところです。
たこ焼缶詰 190g（4個入り)
缶詰バーで人気商品となっているタコ焼き缶。ソースはどろっとしたとろみのあるものになっています。実際のたこ焼きとちがってやわらかい食感になっているようですが、登山にウケ狙いで持って行ったら盛り上がる一品です。
お好み焼缶詰 大阪名物
たこ焼きに続いて、お好み焼きも缶詰になっています。こちらもウケ狙いで盛り上がる一品。かつお節＆あおさが付いていてなかなか本格的です。中身の見た目はハンバーグに近い形ですが、ちゃんとお好み焼きになっています。
天狗缶詰
こてんぐ おでん 牛すじ大根入り 長期保存
爆発的ブームを作り出した、秋葉原のおでん缶自販機のおでん缶。これは長期保存が可能なタイプのおでん缶です。「山おでん」はかなり盛り上がると思います。汁の味は好みが分かれるそうなので、一度味見をした方がいいかもです。
だし巻き缶詰 190g 京都土産 関西風
卵は割れやすいので山に持っていきにくいです。でもこのだしまき缶詰なら縦走・遠征時でも気軽に持って行けます。缶詰バーでも人気のだしまき缶、ちょっと珍しいので山仲間にも驚いてもらえると思います。
トーヨーフーズ
どこでもスイーツ缶 チーズケーキ
チーズケーキも山には持っていきにくいです。このベイクドチーズに山コーヒーを合わせれば、豊かな山上カフェが楽しめます。どこでもスイーツ缶には、抹茶チーズケーキとガトーショコラ版もあります。
井村屋
缶カスタードプリン75g
山プリンも贅沢だと思います。水分量が多くみずみずしいので、水場の少ない登山行程なら感動的な味わいになるでしょう。
古き良き缶詰で、山のカンヅメパーティーを
山でのカンヅメには「重さ」と「缶ゴミ」の欠点があります。ただ、それを理解した上で「あえて缶詰を持って行く」という行為に趣きがあるなと感じています。（写真映えもいいですし）
山仲間数人とテント泊する機会があったら、各自持ち寄り制での缶詰パーティーはいかがでしょうか。思い思いの「お気に入り山カンヅメ」を持ち寄って評価しあう。これもまた、山の楽しみ方のひとつになるのではと思います。
缶詰はネットで買うと複数個のまとめ買いをしないといけないものが多いのですが、最近は災害が多発しています。長期保存ができて常温でそのまま食べられる缶詰は非常食としても有効です。多めに買わされる事になっても「備え」として考えれば良いかなと思います。
