ホグロフスの店舗撤退とアシックスの業績、個人輸入方法について

2022年1月2日 2022年1月1日 6分17秒

北欧アウトドアブランドのホグロフス、2021年12月で日本の各店舗・オンラインストアが閉店となりました。

ホグロフス原宿店閉店のお知らせ
「ホグロフス原宿店」は2021年12月4日（土）をもちまして閉店とさせていただきます。
開店以来、長らくのご愛顧、誠にありがとうございました。
引用：haglofs 原宿店閉店のお知らせ

＜オンラインストア＞閉店のお知らせ
ホグロフスオンラインストアは12月21日（火）をもちまして終了することとなりました。
長きに渡りご愛顧を頂きましたこと、心より感謝を申し上げます。
引用：haglofs＜オンラインストア＞閉店のお知らせ

青山

事実上の日本撤退は残念です。妻が気に入っていたブランドだったのですが…。今後はどこで購入できるのかなどを調べてみました。

親会社アシックスの業績悪化について

ホグロフスは、2010年にアシックスが買収して子会社化し、2016年にホグロフスジャパンを経営統合・吸収合併しました。アシックスの近年の経営状態はどんな感じだったんでしょうか。

アシックスは2018年に売上高が10%減収し、営業利益は274億円から105億円へ減少。2019年のテコ入れを行い、2020年はまさかのオリンピック延期でよくない状況でしたが、2021年1～9月期の連結決算では営業利益や純損益が190億円の黒字になっています。

青山

回復傾向にはあったようですが、経営改善のためにホグロフスの店舗を撤退させたようです。

ホグロフスは高価格帯の設定で、同じ高級アウトドアブランドではアークテリクスやパタゴニアなどがあります。

ホグロフスにはスッキリとしたデザインのオシャレさはありましたが、アークテリクスのような最先端技術＆超高性能特化でもなく、パタゴニアのような環境配慮＆高性能＆ファンができやすい信念など、ブランドの方向性という点では弱かったように思います。

青山

同じ北欧ブランドでもフェールラーベンは一定のファンがいます。カンケンバッグなどの「一般向け」ヒットアイテムやキャンプ向けアイテムも必要だったかもしれません。

ホグロフスのアイテムは、店舗撤退を機に入手困難になってしまうのでしょうか。

今現在、amazonや楽天市場はどんな感じなのか見てみると、

青山

！？　え、普通に商品販売してるぞ？

amazonストアではジャケットやフリースなどが販売され、楽天市場の方でも変わらずに販売されています。

少ない人員で運営できるように実店舗や公式オンラインショップは閉店させて、既存のネット通販を利用しての輸入代理販売に的を絞ったのかもしれません。

青山

2022年春夏のホグロフスアイテムがamazonなどで販売されるかどうかで判断ができそうです。

※ ホグロフスzozotown店は閉店で販売終了となっています。

現在はまだamazonなどで買える状況とはいえ、今後は販売終了になる可能性があります。

ホグロフスを海外から個人輸入できるサイトを調べてみました。

青山

スペインのアウトドア通販サイト・トレッキンでもホグロフスは買えます。日本郵便で1週間ほどで到着、送料1500～2000円くらいでお手頃。Paypal以外にクレジットカードなども使え、日本語対応で注文しやすいです。

青山

フィンランドのアウトドアオンラインショップ。北欧では最大手のアウトドア用品ショップで、北欧系のアイテムが多いです。ただ、海外からの送料は75ユーロ（約9800円）などけっこう高く、英語サイトでわかりにくいです。

amazonでは明日1月3日9時から初売りセールが開催されます。

ホグロフスの商品が在庫一掃セールで安く買えるかもしれません。ポイントも付くので、ホグロフスのアイテムを探していた人はチェックしてみて下さい。

青山

楽天市場も1月1日から初売りセールを開催しています。ただ、amazonストアなら一部の商品が返品無料対応で試着できるのが安心です。