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登山中に出くわしたくない動物の代表格・クマ。本州・四国にはツキノワグマ、北海道にはエゾヒグマが生息しています。熊に出会わないようにするアイテムとして熊鈴やラジオ・クマ避けホイッスルが販売されていますが、襲われた時の護身用として熊よけスプレーも販売されています。

 

 

引用:https://www.counterassault.com/bear-spray/

 

 

トウガラシが主成分の、人間用催涙スプレーの強力バージョン。使い方は安全ロックを外して殺虫剤のように引き金を引くだけ。射程距離は3m~9mです。

 

この熊よけスプレーについて調べていたところ、日本サイズの熊に合ったスプレーを使うべきという事や、油性より水溶性の方が安全という事がわかりました。情報をわかりやすくまとめて、シェアしたいと思います。

 

 

 

 

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海外製の熊よけスプレーは威力が強すぎて、本州の熊には動物虐待レベル

 


カウンターアソールト 熊撃退スプレー

 

 

私が登山店でよく見掛けていたのがこちらのカウンターアソールト。元祖クマ避けスプレーとして知られていて、カナダでは大型熊のグリズリー相手にも使われています。日本のヒグマもグリズリーと同サイズ(体長2.5m~3m、体重250kg~500kg)なので、北海道を登山する際の護身用として使われています。

 

ですが、本州のツキノワグマは体長が1.2m~1.8mで50~120kgと一回り小さく、グリズリー向けの熊スプレーはツキノワグマには威力が強すぎるようです。日本護身用品協会によると、動物虐待レベルの威力だそうです。

 

 

 

 

熊よけ(ベアー)スプレーを中・小型動物(ツキノワグマ、野犬、猪、猿等)に使用した場合は成分性質が強すぎるため過剰な苦痛を与える事になり、動物虐待となるばかりでなく、生態系の破壊や人に対して過剰な攻撃性を持つようになるなど生態系のバランスを狂わせる恐れがあります。

日本護身用品協会webページより引用

 

 

本州と北海道でクマよけスプレーの使い分けが推奨されています。

 


POLICE MAGNUM(ポリスマグナム)
熊撃退スプレー B-609 ホルスター付き

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では本州用の熊よけスプレーはあるのかというと、こちらです。このポリスマグナムは中・小型動物(ツキノワグマ、野犬、猪、猿など)向けのクマよけスプレー。油性ではなく、水溶性のベアスプレーです。

 

強力な油性スプレーだと誤射時・暴発時に自分自身が皮膚の水ぶくれやただれ、目の視力低下や失明に至る危険性がありますが、水溶性なので水で洗い流すことができます。人体への被害が少なくて済み、自然環境へのダメージも低減できます。

 

日本全国の官公庁や林業でも採用されている正規品なので、本州の熊がいる山へ登山する際はこちらのスプレーを選ぶのが良いと思います。

 

 

 

飛行機遠征時の熊スプレーの輸送方法について

 

 

 

熊よけスプレーの欠点のひとつが、持ち運びについて。安全上の問題で機内持ち込みはもちろん飛行機預け入れもできません。飛行機の乗って遠征登山をする際は、宿泊先のホテルへ陸路で配送する必要があります。ネット情報によると、危険物輸送に対応してくれる配送会社は佐川急便だそうです。佐川急便はコンビニ発送対応をしていないので、最寄りの営業所から送らないといけないのがちょっと面倒です。

 

 

■佐川急便 担当営業所検索
http://www.sagawa-exp.co.jp/send/branch_search/tanto/

 

 

 

熊撃退スプレーの廃棄・処分方法と引き取り(廃棄処分代行)店

 

 

そしてもうひとつ面倒なのが処分方法。熊よけスプレーの使用期限は2年~3年。そのため、期限が過ぎたら処分しないといけません。推奨されている処分方法は下記の通りです。

 

 

  • 処分は他の人の迷惑がかからない場所(山の中など)で行う。

  • 処理の際には雨具の上下・帽子・ゴーグル・マスクで全身を保護する。

  • 風向きに注意をしてガスを全て噴射する。

  • 中身が空になったらビニール袋などに密閉して持ち帰り、分別回収(アルミ缶)か不燃物として処分する。  

 

 

ただ、先ほどのポリスマグナムを販売している株式会社ティエムエムトレーディングは、熊よけスプレーの廃棄処分代行サービスを行っています。値段はなんと無償。他社製のものも引き受けてくれるという神対応です。自分で処理をする場所がない、暴発自爆が怖い、処分が面倒という人はここに依頼をするのがいいかと思います。(※送料は自己負担です)

 

 

 

■TMM Online Store 廃棄処分代行ページ
http://www.tmm-net.com/scrapspray.php

 

 

 

熊スプレーの携行が必須の時代になってきました。

 

 

 

全国各地のキャンプ場・山域で熊の出没が目立っています。人間との接触を恐れなくなったうえ、人間=食料の運び屋というのが熊に認知されはじめた以上、最終自衛手段となる熊撃退スプレーは持っておくべきだと思います。

 

私が熊出没山域に立ち入る際は、ポリスマグナムを購入して持っておく予定です。使う機会がないことを祈りたいです。

 

 

 


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青山
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