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今年もハクキンカイロに火を入れる時期がやってきました。使い捨てカイロの13倍の熱量で、持続時間は最長24時間、燃料式で繰り返し使えてエコ。南極観測隊も使った、90年の伝統があるクラシカルアイテムです。

 

 

 

プラチナ(白金、ハクキン)の触媒作用による酸化反応熱原理を応用していて、大正時代の1923年に日本人が発明しました。現在のテクノロジーにおいても、この仕組みは結構先端を行く技術との事。たった25ccのベンジンで24時間持続するなんて、ものすごい燃費の良さです。

 

 

 

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まずは燃料を注ぎます。本体の底が丸くて自立せず注ぎにくいので、今年もダンボールで土台を作りました。これにカイロ本体を入れて固定します。すぐに作れて、漏れたベンジンで汚れたら気兼ねなく捨てられるので超お手軽です。

 

 

 

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燃料はハクキンカイロ専用ベンジン を使用。ちょっとインクの匂いがしますが、保温時間が長い上に点火がスムーズで価格も手ごろです。

 

 

 

ピンクのろうとの目盛りは下の線までで6時間分、上の線までで12時間分。24時間分注油することができます。使用時間を調節できるのもハクキンカイロの魅力です。日常使いでは6時間、登山に行くときはもしもの遭難を考えてMAX24時間分入れています。

 

 

 

 

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火口を取り付けて、ライターの火を近づけると熱でプラチナ触媒が反応します。無事に本体が暖かくなりました。

 

 

 

 

 

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【ハクキンカイロの裏ワザ・温度調節を試してみた】

 

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蓋の穴をアルミテープで塞ぐと温度調節ができると聞いて、さっそく試してみました。買ったのはスコッチの煙突・温風ダクト補修用の耐熱アルミテープ 。316℃までの高温に耐えられるテープです。

 

 

 

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こんな感じで穴を塞ぎます。全部塞ぐと立ち消えしてしまいますが、けっこう多めに塞がないと温度が下がりません。

 

 

 

半分くらい穴を塞いでみたら、確かに暖かさがマイルドになりました。貼らない状態だと本体が熱すぎて素手で持てなかったのですが、アルミテープの効果で持てる程度の温度になりました。

 

 

 

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付属の袋に入れてズボンのポケットに入れると、じんわりと暖かさが広がるちょうどいい温度に。この「アルミテープ温度調整」、かなり使えるテクニックです。今までは熱量が強すぎてちょっと困っていたんですよね。布で巻いたりして調節していましたが、そんな面倒がなくなりました。

 

 

 

私と同じように熱すぎるハクキンカイロに困っていた方は、是非アルミテープを買って試してみてください。

 

 


スリーエム(3M)スコッチ
温風ダクト用耐熱アルミテープ

 

ハクキンカイロ
ハクキンウォーマー スタンダード

 

ハクキンカイロ
ハクキンウォーマー スタンダードエビスベンジンセット

 

ハクキンカイロ
換火口

 

 

 

青山
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