7年前に買ったデジタルカメラ・富士フィルムのファインピックスS1、バッテリー交換のツメを押してもバッテリーが出てこない状態になりました。
色々試したら最終的にバッテリーが抜けたので、備忘録としてブログにまとめたいと思います。
目次
バッテリーが引っかかって外れない状態になりました
オレンジ色のツメをスライドさせると、ふつうはバッテリーがピョコっと押し出されるのですが、まったく反応なし。
隙間からよく見てみると、バッテリーが少し膨らんでいます。
ツメをスライドさせたまま逆さにしてトントンしても落ちず、布ガムテープを貼って引っ張っても取り出せない。
修理に出そうと思って富士フィルムの公式ページで修理サービスを調べてみたら、この機種はすでに修理受付終了商品に。
仕方なく、最終手段の「瞬間強力接着剤」を使うことにしました。
接着剤で固定して引っ張る作戦を決行
ネットで調べてみたら、「バッテリーに何か引っ張るものを瞬間接着剤でくっつけて引き抜く」というやり方で取れるそうです。
コニシ(KONISHI)
ボンド ウルトラ多用途S・U クリヤー
ネジがバッテリーに完全にひっついて取れなくなったら更にヤバいな…と思いつつ、念入りに瞬間強力接着剤を塗り付け、接着。
1時間後。ボンドが固まったのを確認して、さっそくバッテリーの引き抜きにとりかかります。
スポッ
失敗しました。
ネジを増量して再チャレンジ
1本だと引っ張る力が弱いので、ネジを2本に増量。
ボンドの乾燥時間も丸1日かけて、しっかりと固定させました。
グググググ…
スポッ
ネジ2本作戦、大成功でした。
バッテリーは確かに膨張していました
こちらが無事に取り出せたバッテリー。横から見ると膨らんでいるのがよくわかります。
発火や爆発しないで良かったです。
一例としてご参考にして頂ければと思います
私のケースでは膨張バッテリーはちょっと膨らんだ程度だったので取り出すことができましたが、状況によっては引火や爆発などを引き起こす恐れがあります。
修理ができるなら専門業者にお願いし、自分で作業するならゴーグルや眼鏡をかけて屋外で作業することをおすすめします。
このファインピックスS1、バッテリーを取り外して専用充電器で充電するのが面倒で、毎回USBケーブルを使って本体で一晩充電とかしてました。
7年使ったバッテリーで劣化もしていたので色々負担もあったのだと思います。
これからは「カメラのバッテリーは膨張するもの」として、安全のためにバッテリーの取り出し保管や定期的なバッテリーの買い替えをしたいと思います。
コニシ(KONISHI)
ボンド ウルトラ多用途S・U クリヤー
FUJIFILM(富士フイルム)
デジタルカメラ用バッテリー F NP-85
FUJIFILM(富士フイルム)
NP-85専用バッテリーチャージャー F BC-85A