youtube動画「山と珈琲」の撮影用に山カメラを新調しました。2015年9月に発売されたパナソニックの「LUMIX DMC-FZ300」。発売当初の値段は71995円。楽天市場のセールで、実質52000円くらいで買いました。
先日の山と珈琲ロケで使ってきましたが、使い勝手が良く不満な点は今のところ見当たりませんでした。そこそこの画質のyoutube動画を撮るのにおすすめの山カメラだと思います。個人的には買ってよかったかなと。
【パナソニックFZ300を山カメラにした9つの理由】
今まで使っていたネオ一眼は、2014年2月発売の富士フィルムの「FinePix S1」。ちょっと動画撮影には不向きなカメラでした。50倍ズームで防滴防塵なのは良かったのですが、動画撮影がフルオートだったんです。マニュアルフォーカスが無いので撮影中にピントは自動でぼやけ、オートフォーカスのカタカタという動作音が映像に乗り、明るさも撮影中にピカピカ変わる。非常に忍耐力が要求されるカメラでした。
そんな富士のS1を2年近く使い、不満点が耐えられなくなったので買い替えを決意。コンデジを卒業して一眼のカメラを買おうと思ってPENTAXのK70を最有力候補に挙げ、検討に検討を重ねた結果、コンデジ画質のパナソニックFZ300を買うに至りました。心変わりの要因・購入の決め手は、
・安い。一眼カメラK70の半額。登山用途は故障・破損・紛失がつきものなので安いのはメリット。
・センサーサイズはK70のAPS-Cに比べて、1/2.3型MOSでかなり小さい。その割に動画の画質はそこそこキレイ。一応4Kも撮れる。(PCのスペック的に今は4K編集ができないけど)
・完全防水ではないが、防塵防滴なので雨登山でも安心して使える。
・動画でマニュアルフォーカス撮影ができる。
・レンズを換えずに遠くの野鳥などがズームしてすぐに撮れる。撮影チャンスを逃さない。
・一眼より軽い。ペンタックスK70の18-135mmキットは本体とレンズを合わせた重さが1033g。FZ300は691g。ツェルト1個ぶんくらいの差がある。登山では重量を少しでも減らしたい。
・内蔵マイクの質がそこそこ良い。外部マイクを使わなくても話し声が録れるのはメリット。マイク端子あり。
・液晶モニターがバリアングルなのでローアングルの動画撮影がやりやすく、タッチパネルセンサーなのでピント合わせや追尾フォーカスも簡単。
・5軸ハイブリッド手ブレ補正機能がなかなかしっかりしている。
ざっとこんな感じです。シビアな目で見ると、画質は10万円越えの一眼には及びません。プロで映像関連の仕事をしている人や映像品質を追求したい人にはもっと高価格帯のカメラをおすすめします。個人的には5万円台でこれだけの機能があれば十分かなと思っています。
FZ300を使用した動画は現在編集中、9月中には公開予定です。なお他にソニーのアクションカム を併用して撮影しています。
防塵防滴で、画質がそこそこきれいで、遠くの野鳥や山並みもズームしてすぐに撮れて、動画を撮るのに便利。10万以下クラスではおすすめの山カメラだと思います。登山動画を撮りたいけれどどんなカメラを買えばいいか悩んでいる方は一例にして頂ければと思います。
【FZ300オフィシャルページ】
http://panasonic.jp/dc/compact/fz300/
【LUMIX公式4Kサンプル動画】
https://youtu.be/9zIVPKAIOmQ
■価格比較
【amazonで LUMIX DMC-FZ300 の価格を調べる】
【楽天市場で LUMIX DMC-FZ300 の価格を調べる】
【追記・使用レビュー】
【山と珈琲】京都一周トレイルで山コーヒー#4【浄土寺橋~比叡山】
https://youtu.be/gdtsA3-Pftk
こちらの動画でFZ300を一部使いました。今までの富士と比べてピントがタッチセンサーで合わせやすく、ズームは十分、バッテリーも1本でOK、外付けマイクを使わずにまあまあの音質で録れてもいるので、今のところ満足しています。また使い慣れるごとに追記していきます。