テレワークでパソコン作業の時間が爆発的に増え、マウス操作で人差し指を使うと手の甲の外側から肘にかけて痛みが出るようになりました。
なかなか治らず痛みが長引いたので、ザムストのリストバンドと肘サポーター(エルボーバンド)を買いました。
ザムスト(ZAMST)
リストバンド 手首サポーター
ザムストのサポーターの使用感などを記録したいと思います。
目次
手首の腱鞘炎(尺側手根伸筋腱炎)の一般的な治療法・対策について
私が痛めた手首の外側(甲側)から肘までの部分は「尺側手根伸筋(しゃくそくしゅこんしんきん)」といい、この部分に炎症が出来れば「尺側手根伸筋腱炎」となります。
尺側手根伸筋は手首を反らせたり小指側に傾ける時に使う筋肉で、手くびを返す(外側に倒す)動作や、重いものを持ち上げる動作などで負荷がかかって炎症が発生します。
治療については「手首の固定」が基本となるようです。
安静やスプリント(装具)での固定を3-4週間行います。痛みが落ち着いてきたら、少しずつリハビリを開始します。
ステロイド注射は痛みの緩和に有効ですが、繰り返しの注射は腱を逆にいためてしまう場合もあるので、注意が必要です。
腱炎の多くはこれらの治療で治りますが、繰り返してしまう場合、手術が必要となることもあります。
日本のスポーツ向けサポートケアブランド「ザムスト」について
ザムストは日本のブランド。整形外科向けの製品を45年にわたって作っている日本シグマックスが1993年に設立した、スポーツ向けのサポートケア製品ブランドです。
こちらは、テレワークの座りっぱなしによる足のだるさ対策で買ったザムストのカーフスリーブ。
「脚がだるいと感じたときにふくらはぎに1~2時間装着する」というのを繰り返していたら、慢性化していたふくらはぎのだるさが収まりました。
ザムスト(ZAMST)
カーフスリーブ オールスポーツ用 足首タイプ
ザムストのリストバンドとエルボーバンドを使ってみた感想
今回のザムストは腕サポーター。
脚のカーフスリーブが大当たりだったので、「きっとザムストなら腕の痛みもどうにかしてくれる」と期待をふくらませて装着しました。
リストバンドで筋肉が緊張する手首外側の部分を締めて押さえることで、負荷が分散する/疲労が溜まりにくいような感覚になります。
手のひらに少し食い込むくらい手先側に巻くと、マウスホイールを動かすときに使う筋肉をサポート。かなり楽になりました。
痛みが発生しているのが肘寄りの部分の尺側手根伸筋なのでエルボーバンドで直接押さえれば効くと思ったのですが、意外とサポート感は薄かったです。
腱鞘炎がかなり悪化した状態なら効果を実感できるかもですが、私の腱鞘炎の状態にはそこまでしなくてもよかったようです。
なので、パソコン作業で腱鞘炎になった人は「ひとまずはリストバンドを買って、それでも足りなければエルボーバンドを買う」というのが良いと思います。
マウスの使い過ぎによる腱鞘炎におすすめです
一番良いのは手首を安静にして動かさないことですが、それでも仕事をしないといけない状況はあります。
リストバンドのおかげでデスクワーク作業に集中できて仕事をやりきることができました。そして、1週間ほど継続して装着したら徐々に腱鞘炎の痛みが薄くなっていきました。
今では違和感が発生したときだけリストバンドを巻くようにしています。
2か所のマジックテープバンドでズレにくく、巻きやすいうえに圧迫感も調整しやすい。amazon価格2000円くらいで高すぎないのも魅力です。
ザムストのリストバンド、マウス操作による腱鞘炎で悩んでいる人におすすめです。
ザムスト(ZAMST)
リストバンド 手首サポーター
ザムスト(ZAMST)
肘サポーター エルボーサポーター
ザムスト(ZAMST)
カーフスリーブ オールスポーツ用 足首タイプ