引用:http://www.d-wake.jp/
「あんちゃん」役の玉山鉄二さんが良い味出してる、ユニークなCMでお馴染みのダイハツ「WAKE(ウェイク)」。モンベルとコラボした特別仕様車が1500台の台数限定で販売されています。
ノーマル車とモンベルコラボ車の違い、同じアウトドア向けのスズキ・HUSTLER(ハスラー)との比較をしてみました。
【ウェイク・モンベル仕様車の特徴と違い】
引用:http://www.d-wake.jp/
引用:http://www.d-wake.jp/
大きな特徴としては、「イージーケアフロア」で泥汚れなどを気にせず荷物が積める点。雨の日の登山でドロドロになった登山靴でも気にせず乗りこめ、レインカバーを付けたままのザックも気兼ねなくトランクに放り込めるのはポイント高いです。
引用:http://www.d-wake.jp/
購入時の付属品、モンベルロゴの防水シートエプロン。これがあれば濡れたレインウェアを着たままで車に乗りこめます。
ロードバイク、折り畳みカヌー、登山装備が十分入る脅威の積載量。自転車のホイールを外さなくても簡単に積めるのは良いですね。
【ウェイクとハスラー、登山するならどっちが良い?】
アウトドア向けの軽自動車といえば、アラレちゃんのCMでおなじみのハスラーも人気があります。(私もハスラー欲しいと思っていました) ハスラーのXターボとモンベルウェイクで性能を比較してみました。
ウェイクモンベルコラボ (4WD) | ハスラーXターボ (4WD) | |
カラー | パールホワイトのみ | 10種類 (内2トーン5色) |
車高 | 140mm | 175mm |
シート カバー | 付属 (座席全体) | 追加アクセサリー (座席表面) |
着替え | 有 (純正バックドア タープ) | 有 (純正カーテン& タープキット ) |
防水 | 座席 フットスペース トランク | トランク |
車両 サイズ | 全長:3395mm 全幅:1475mm 全高:1835mm | 全長:3395mm 全幅:1475mm 全高:1665mm |
車両 重量 | 1050kg | 870kg |
室内 寸法 | 長さ:2215mm 幅:1345mm 高さ:1455mm | 長さ:2035mm 幅:1295mm 高さ:1250mm |
最高 出力 | 64ps/6400rpm | 64ps/6000rpm |
最大 トルク | 92Nm/3200rpm | 95Nm/3000rpm |
燃料 消費率 (km/L) | 23.2 | 25.0 |
価格 | 189万5400円 | 162万1080円 (2トーンは+43200円) |
カヌーやサイクリングをするなら積載量のあるウェイクが有利、登山・キャンプをするなら高い車高で悪路走破性があり雪道の下り坂でブレーキがかかる「ヒルディセントコントロール」もあるハスラーが有利といった感じです。
【スズキハスラーのアウトドアスタイルの発売日は?】
ただ、ひとつ気がかりな点があります。ハスラーの特別仕様車・黄緑色のアウトドアスタイルがまだ市場に出ていないんです。2015年1月のオートサロンで展示されたこのモデル、発売日はまだ未定。5月頃にリリースされるかと噂されましたが、おそらくウェイクのモンベル仕様車リリースを受けて、売れ行きやレビューを参考にしてから後出しで良いものを出してくるのではと考えられます。ウェイク&モンベルのようにどこかの企業とコラボしたりするんでしょうか。コールマン・ロゴス・スノーピーク・ノースフェイスなどとコラボしたら面白そうですが。
是非ウェイクのイージーケアのような防水素材で足回りや内面を泥汚れに強い環境にして頂き、座席の純正防水シートもレインウェアを着たままでOKのような素材でシート全面をすっぽり包み込むカバーにして頂ければなと思います。
ウェイクのモンベル防水座席シート
ハスラー純正防水シートカバー
【まとめ】
モンベルの「SEA TO SUMMIT(シートゥーサミット)」は、海から山、カヌー・サイクリング・登山とトライアスロンのように楽しむイベント。積載能力の高いウェイクなら、折り畳みカヤック・自転車・その他装備を積み切る事ができます。海や川のレジャーをする機会が多いカヌーイスト・サイクリストの方はウェイクがオススメです。積載量的にもキャンプやバーベキューでも大活躍します。
山登りオンリーな私としてはハスラーが有利な印象です。車高があるので登山道までの悪路アプローチも心強く、冬の雪山登山で凍結路面を走る事になってもヒルディセントコントロールで安心です。
海もやるのか、山だけなのか。用途に合わせて選択すればいいと思います。それにしても、ハスラーアウトドアスタイルはいつ発売されるんでしょうか。ウェイクの後出しなのでアウトドア好きを驚かせるサプライズ性能を期待したいと思います。