スイスのユングフラウ鉄道の動画です。
ヨーロッパ最高所の高原鉄道だけあってその景色は圧巻。
最大勾配は250‰(パーミル)。
日本最急勾配の大井川鉄道井川線(アプト式)の90パーミル、日本の箱根登山鉄道80パーミルを大きく引き離しています。
この250パーミル(斜度25%)スキーのモーグル競技の平均斜度クラス、ケーブルカーやロープウェイの角度くらいです。
標高4158mのユングフラウ。
1800mの断崖絶壁、アイガー北壁。
世界遺産となったアレッチ氷河。
素晴らしい景観のなか、標高差1400mをゆっくり登っていく鉄道の旅です。
ユングフラウ、アイガー、メンヒで「オーバーラント三山」と呼ばれています。
photo:Jo Simon on Flickr
約24kmにおよぶアルプス山脈最大の氷河、アレッチ氷河。
グランドジョラス、マッターホルン、そしてこのアイガーが「三大北壁」と呼ばれています。
Photo:Adrian Sulc Original uploader was Hinterkappelen at de.wikipedia
終点のユングフラウヨッホ駅は標高3454m。高度障害が出る人もいるとか。
この「ヨッホ」は山のピークとピークの間の鞍部(馬の背)という意味です。
1898年にアイガー駅まで完成して営業を開始。1912年にヨッホ駅まで開通、当初の目的ではユングフラウの山頂まで線路を敷く予定だったそうですが、観光客が高山病にかかるリスクを考えてここを終点にしたとか。
photo:Hapesoft
いつかいきたい、高原列車の旅。
ツアーでだいたい30万から50万円。
老後の楽しみに取っておきたいとおもいます。