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生き残った人の7つの習慣の感想

 

 

8000m峰の登山家でビジネスコーチングもされている小西浩文さんの著書「生き残った人の7つの習慣」を読了しました。

 

常々、登山に必要なスキルや心構えはビジネスにも役立つと思っていましたが、命の危険をともなうハイリスクな登山をしてきたプロによる危機管理法は説得力がありました。

 

青山
コロナ危機で先が見えにくい今、リスク回避力を高めたいアウトドア・登山好きのビジネスパーソンにおすすめの本です。

 

 

生き残った人の7つの習慣 2018/12/14
小西 浩文 (著)

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小西 浩文(こにし ひろふみ)さんのプロフィール

 

小西さんのプロフィールはこちら。登山家でありながら3度のがん手術を乗り越えたがんサバイバーでもあります。

 

 

小西 浩文(こにし ひろふみ)

無酸素登山家。1962年、石川県に生まれる。15歳で登山をはじめ、1982年、20歳でチベットの8000メートル峰シシャパンマに無酸素登頂。1997年には日本人最多となる「8000メートル峰6座無酸素登頂」を記録。20代後半から30代前半にかけて、3度のガン手術を経験。ガン患者による8000メートル峰の無酸素登頂は、人類初となる。現在は、全国で講演活動や、経営者、ビジネスマン、アスリートを対象にした総合的なコーチングを行なっている。

引用:amazon「生き残った人の7つの習慣」プロフィールより

 

 

青山
なお、2020年現在の8000m峰無酸素登頂記録は、竹内洋岳さんの11座です。

 

 

本のあらすじについて

 

本は全5章に分かれていて、その中で危機管理の7つのポイントについて触れています。

 

 

  • 危機の予兆を察知せよ
  • ゴール直前の「気の緩み」に注意せよ
  • 「焦り」と「驕り」を支配せよ
  • 「想定外」に甘えるな
  • 「平常心」を忘れるな
  • 「微かな異変」を見逃すな
  • 「事前の準備」に集中せよ

 

 

これらについて、小西さんが登山で危機的状況にあった実体験・見聞きした実例と、登山でのケースをビジネスに置き換えた話で展開していきます。

 

自然を相手にするのと人間を相手にするのとで条件が違う場合がありますが、おおむね納得でき、自分の中にあるビジネスについての「気のゆるみ」「想定外」「準備不足」が再確認できる内容でした。

 

 

正常性バイアスとうまく付き合いたいものです

 

 

 

2019年、仕事面で「このままなんとなく今後も伸びていくだろう」と思っていた案件が急速に失速していきました。

 

異変に気付きながらも特に対策はせず、別件に気を取られていたら案件は5分の1にスケールダウンして大きな損失に

 

自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価したりする心理を正常性バイアスといいます。

 

「生き残った人の7つの習慣」に正常性バイアスと、その対策方法について書かれていました。

 

 

「想定外」とは甘えである。危機の9割は予見ができる。(中略)最悪というものを常に想定して、一歩、二歩先を読んでその準備をしていれば、不測の事態が起きてもダメージを最小限に抑えることができる

引用:「生き残った人の7つの習慣」第3章 想定外に甘えるなより

 

 

「想定外に甘えるな」――身に沁みる文章です。

 

様々なケースを想定するのは時間がかかるし、最悪のケース(主要事業の完全抹消、怪我や病気や事故)を想定しすぎると心理的不安で心の病に冒されそうなので考えすぎはどうかと思いますが、「これが崩れたらヤバい」という事案だけは第2案、第3案を準備しておかないとなと思いました。

 

 

科学的根拠がない第六感の異変感知に共感

 

 

本を読んでいて特に共感したのが、「微かな異変を見逃すな」のパート。ここだけ論理的でなく直感的・精神的なアドバイスなんです。

 

私も山登りをしていて「いつもと違うことが起こった」から「危険な状況に追い込まれる」ことがたびたびありました。

 

たとえば、地図のデータが古くてあるべき目印がなかった(→下山時に道迷い)、分岐を見落として何度も引き返していた(→下山時に道迷い)、ロープウェイが強風で運航停止していた(→登山道が崩壊していて崖ぎわを歩く)、バスを降りる時に落とし物をした(→下山時に道迷い&プチ遭難)などなど。

 

最近は「何だかいつもと違って嫌だな」と感じたら、早めに切り上げたり休憩を多めにとるようにしています。

 

プロ登山家・小西さんの事例のように「いつもと顔の表情が違う」「その人がなんだか透けてみえる」というのはまだ無いのですが、科学では説明できない何か霊的なものを感じたなら、それに気を配ったほうがいいのかもしれません。

 

 

アウトドア・登山好きのビジネスパーソンにおすすめの本です。

 

 

ビジネスでは失敗やトラブルはつきもので、登山と比べて死にはしませんが出来るだけ避けたいもの。

 

この本を読んで油断している自分に気づいたので、時間を作って「未来の事故回避対策」をしたいと思います。

 

なお、いつもは電子書籍を買うのですが、今回は紙の本を買いました。不思議なことに、スマホやパソコンの画面上での情報取り込みに比べて、紙の本を手でめくって読むとスッと頭に入ってくるんですよね。昭和の時代の勉強方法が脳にしみついているからなんでしょうか。

 

青山
登山地図も、モニター画面表示より紙の地図のほうが安心します。

 

部屋の本棚が埋まるデメリットはありますが、重要度の高い情報は「本」で取り込むようにしたいなと思います。

 

 

生き残った人の7つの習慣 2018/12/14
小西 浩文 (著)

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青山
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