私が企画にかかわっているyamanomori(ヤマノモリ)の登山グッズ。この度、安全登山てぬぐい「家に帰るまでが登山」のデザインがリニューアルされました。
(※画像は旧デザインです)
これまでは既存のフォント(字体)を使っていましたが、書家の成田真澄様にご依頼して筆文字を描いて頂きました。成田様はプレステ/ニンテンドースイッチなどで発売されたゲームソフト「大神」や、北斗の拳の作者・原哲夫さんの「蒼天の拳」などの題字や、多くの企業の筆文字ロゴデザインをされている方です。
■女性書道家 成田眞澄 オフィシャルホームページ
【手ぬぐいには「安全登山」への思いが込められています】
「家に帰るまでが登山」の筆文字を描いて頂くうえで成田様にリクエストしたのは、
・手ぬぐいの文字を見た人に「家まで安全に帰ろう」と思わせる注意喚起の力を持った筆文字
・手ぬぐいの贈り主の「安全登山で無事に帰ってきてほしい」という願いが込められた筆文字
の2点です。
「家に帰るまでが遠足です」を言い換えたポップな雰囲気の言葉の裏には、安全を願う気持ち・山の厳しさ・気を引き締めて目的を成し遂げる熱意などの想いが込められています。
書家の成田様の手によって、「想い」が込められたデザインに仕上げて頂きました。成田様、ありがとうございます。
【手ぬぐいの特性と用途などについて】
手ぬぐいの材質は綿100%。機械プリントは使わずに職人の手作業による「注染」という技術で染められているので、100均の手ぬぐいに比べて吸水性と速乾性に優れています。登山中に汗をぬぐったり首回りの防寒に使うのはもちろん、ややざっくりとした肌触りなので登山後の温泉でのタオル代わりとしても使えます。
手ぬぐいには登山中の安全意識を高める用途もありますが、マイカー登山をされている方に、山から下りた後も「家に帰るまでが登山」という意識をもって車を運転して頂きたいという狙いがあります。早朝出発で睡眠不足になりがちな車での日帰り登山は、帰りの運転が危険です。山を下りて安心し、帰りに温泉に入ってリラックスし、そこに登山疲れが加われば、気のゆるみで事故を引き起こす可能性が高まってしまいます。
下山後の運転中の事故は登山事故としてカウントされないのでどれくらいの発生件数があるのかわかりませんが、そういった事故の可能性も下げたいと思い、「家に帰るまでが登山」とデザインするに至りました。
手ぬぐい2種類入りのギフトセットの場合は、色が紅白となり贈り物として縁起が良くなります。また、赤色は色彩心理学的にも危険や注意を促す色で知られています(例:赤信号、パトカーの赤色灯など)
そして、山の緑の中でも目立つため仲間とはぐれた時の目印になったり、遭難時にも上空のヘリから探しやすいです。
【登山趣味の人へのプレゼント、油断しやすい自分自身にお贈り下さい】
手ぬぐいには金箔ロゴ付きの熨斗帯が巻かれ、プレゼント感を演出しています。価格は送料込みで1500円少々、amazonのprimeお急ぎ便にも対応しています。
登山は基本的に楽しいものですが、遭難事故などの悲しい一面も持ち合わせています。この手ぬぐいを通じて、1件でも登山事故が減少することを願っています。山を愛する友人や家族へのプレゼントや、油断しやすい自分自身のためにお求め頂ければと思います。
【amazon】ヤマノモリ安全登山てぬぐい【家に帰るまでが登山】