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ぎっくり首が完治するまでの回復期間の体験談

 

 

ぎっくり首になりました。

 

青山
左右を見ようとすると首に激痛が走ります。完全に首が回らない状態です。

 

一昨年に患った腰痛は「布団から身体を起こすと激痛」「寝返りをすると激痛」というかなりきつい急性腰痛症でした。

 

「もう腰痛にはなりたくない!」と、猫背にならない姿勢やストレッチなどに取り組んでいたのですが、今年は首。

 

ぎっくり首の痛みが治まるまでにかかった日数は9日間

 

ぎっくり首を発症してしまった人向けに、いち個人の一例として、回復までの経過や効果的だったおすすめのストレッチなどを記録しておきたいと思います。

 

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1日目:ぎっくり首で起き上がれない、仕事を休む

 

 

起床してすぐ、首にするどい痛みを感じた。顔を右に回そうとするとビキッと痛みが走る。

 

ここ最近は寝違えになることが多く、いつもより強い寝違えになったかと思って寝違え用ストレッチを行う。

 

 

青山
医療マンガ「ゴッドハンド輝」で紹介された有名なストレッチ。寝違えたときはいつもこれで治しています。

 

でも寝違え体操をしても首の痛みがなかなかひかない。パソコンでデスクワークをすると10分程度で首が限界になるので今日は仕事を休むことにした。

 

布団に横になろうとすると頭の重みに耐えられず首に痛みが走る。手で頭を支えながら横になる。

 

椅子に座ってご飯を食べていても首に負担がかかって首の筋肉が緊張するので、左手を後頭部に当てて頭を支えながら食べる。

 

かなりひどい寝違えになったのかもしれないと思い、いつもの安いサロンパスではなくフェイタスの鎮痛消炎成分高濃度&ダブル鎮痛処方のやつを首~右肩ラインに1枚貼って様子をみる。

 

このフェイタスはサロンパスの5倍のコスト。これを貼ったら翌日にはマシになるだろうと思い、就寝。

 

 

久光製薬
フェイタスZαジクサス 14枚入

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2日目:痛くて寝れないので市販薬の鎮痛剤・痛み止めを飲む

 

 

夜中1時頃に首の痛みで起きた。ぜんぜん首を回せない。

 

仕方なく痛み止めを飲む。妻の生理痛&コロナ感染用に買っておいた鎮痛解熱剤。30分ほどで痛みが消えていく。再び就寝。

 

 

エスエス製薬
イブA錠 24錠

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痛み止めを飲むと楽になったのでデスクワークに取り掛かる。しかし、30分程度で首がピキピキになって限界に。

 

この日も一日中横になってスマホをいじる。症状を調べて「ぎっくり首(急性頚椎捻挫症)」という症状になっていることを知る。

 

● 完治まで数日~1週間程度かかる

● 痛みが落ち着くまではできるだけ動かさず温めない

● 腕や手に痛みが広がっていたり手足にしびれなどが出ていれば整形外科へ

● 腫れが強くなったり痛みがどんどん強まるようなら整形外科へ

● ただのストレートネックなら整形外科ではシップくらいしかもらえない(レントゲン費用は2~3000円)

 

体験談や整形外科のブログ記事などでわかったのがだいたいこんな感じ。

 

仰向けで寝て頭を枕に付けていると楽で、左側を下にした横向きで寝ると首が痛くなり、右側が下なら全然痛くない。

 

首の右側を痛めているようなので、左側を下にして寝ないように休む

 

この日もフェイタスを首~右肩に1枚貼る。鎮痛剤は朝昼晩の3回服用した。

 

 

3日目:ぎっくり首の痛くない起き方に慣れてきた

 

 

起床。まだ首に痛みを感じるがちょっとマシになった。今のところただのストレートネックのようなので整形外科に行かず静養することに。

 

後頭部に左手を当て、頭を支えながら起きる。首が痛くならない起き方がスムーズにできるようになってきた。

 

 

引用:【amazon】涼宮ハルヒの憂鬱 キョン キャラクターソング

 

 

首に張りを感じるたびに「やれやれポーズ」で頭を支える。やれやれポーズでデスクワークをこなし、やれやれポーズで食事をし、やれやれポーズでテレビを見たり子供の相手をする。

 

今日は痛み止めを飲まずに湿布だけで過ごす。湿布はフェイタス。

 

 

4日目:痛みが再発して悪化、首サポーター・コルセットのおすすめを探す

 

 

起床。首が痛い。昨日調子に乗って仕事をしすぎたのか首の痛みが復活していた。歯を食いしばって寝ていたようで歯も痛い。

 

再び痛み止めを服用。整形外科に行くことを検討するが手足のしびれなどはないのでヘルニアではないと判断し、もうちょっと様子を見ることに。

 

このままでは業務に支障が出るので、首サポーターや医療用のコルセットをネットで探してみた。安物のコルセットは効果や使い勝手がイマイチのよう。調べた中ではこの器具が高評価だった。

 

 

Tech Love
ネックストレッチャープレミアム

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日本製の一般医療機器「ネックストレッチャー」。ダイヤル固定式の土台だけでなく、空気圧も使ってしっかりと頭部を支えてくれる。

 

初代のネックストレッチャー(ノーマル版)は約1万円で、2代目のこの「プレミアム」は約15000円。

 

ノーマルとプレミアムの違いは、破損しやすいパーツの強化・空気ポンプパーツの取り外し可・首のサポート能力の向上など。5000円の価値はあるバージョンアップだなと感じる。

 

感想レビューもおおむね高評価、日本製で保証期間内なら破損パーツの交換対応もしていて安心。

 

長期化するようならこれを買おうと思い、ひとまず楽天市場で「商品をかごに追加」しておいた。

 

鎮痛薬の効果が切れると歯が痛い。首の痛みより歯の方が痛いようだ。昼と夜も痛み止めを服用して寝る。湿布はフェイタス。

 

 

5日目:痛みを和らげる方法を試して少し楽になる

 

 

かなり首の痛みが落ち着いてきた。日中は痛み止めなしで過ごす。

 

そろそろ安静期が過ぎたと判断し、youtubeの首ストレッチ体操をやってみる。

 

 

 

 

ストレッチを行うと首が楽になった。これに加えて、タオルで後頭部を支えるストレッチも行う。

 

 

タオルストレッチの効果は一時的らしいけれど、こちらもやると首がスッキリとする

 

デスクワークにとりかかる。クーラーの冷気で首が冷えると痛みが増すような気がする。ネックウォーマーを巻いて仕事をする

 

夜は痛み止めを飲んで寝る。フェイタスも貼る。

 

 

6日目:ぎっくり首の痛みがほぼなくなった

 

 

左右を向く動きもできるようになり、徐々に余裕が出てきた。8割くらい治ったような感覚。

 

パソコンのモニター位置をやや高くしたり、スマホを目線の位置まで掲げて操作するなど「とにかく首が前に出ないように気を付ける」ことで痛みが減った気がする。

 

町のお祭りに子供を連れていく。子供が楽しみにしていた盆踊りを一緒に踊る。ぎっくり首の回復が間に合ってよかった。

 

気になるのは、たまにめまいや貧血のようなフラフラする感覚があること。

 

首が緊張してきたなと感じたらストレッチを行う。この日は痛み止めなしで過ごす。痛みが減ったのでフェイタスではなくサロンパスを貼って寝る。

 

 

7日目:長時間の車の運転でぎっくり首の痛みがまた再発

 

 

首の調子は、起き抜けはちょっと違和感があっても朝食後には痛みが収まる程度。

 

家族でお出かけ。車を運転する。ミラーを見るくらいでは首に痛みは出ない。

 

運転走行時間は合計3時間半。帰宅後、運転で首が緊張していたのか少しづつ痛みが出てくる

 

めまいのようなふらつきもあったので横になって休む。

 

今日で首痛が始まって1週間。ちょっと長すぎる。

 

ネットで調べていたら、お笑い芸人の千鳥・ノブさんが首の痛みで入院治療されたニュースが目に入る。

 

首の痛みが6日間続き、病院を受診したら「右椎骨動脈解離」でくも膜下出血の一歩手前だったとのこと。

 

もしかして時々発生するふらつきやめまいは、くも膜下出血のサインなのかもしれない―。

 

翌日の朝一番で整形外科に行くことを決める。夜はいつもより体のふらつきを感じた。不安に悩みながらフェイタスを貼って寝る。

 

 

8日目:めまいが気持ち悪い。整形外科を受診してレントゲンを撮る

 

 

起床。今朝も首に痛みがある。朝食時にめまいのようなふらつきもあり、食欲が無い。

 

整形外科へ行く。受付を済ませ、呼ばれるまで30分。待合室の椅子に座っている間はどことなく体がふわふわした感じ

 

医師に首の痛みが発生した日にちと今の体の様子を伝える。痛みの箇所はどのあたりか、しびれがあるかどうかを確認し、すぐにレントゲン室へ。

 

正面、側面とレントゲンを撮り、待合室で待ち、スタッフに呼ばれ、医師にレントゲン写真を見せてもらう。

 

青山
めっちゃ首の骨がまっすぐだ…。

 

出血などの異常は確認されず、典型的なストレートネックとのこと。

 

今後はリハビリで治していくと説明を受け、湿布(ケトプロフェンテープ「テイコク」)と痛み止めを処方してもらい、リハビリ室のベッドで肩を温めてもらう。

 

整形外科の診察料金は2060円、お薬代は440円で合計2500円だった。

 

帰宅して、湿布を確認したら光線過敏症(日光アレルギー)が起きる可能性のある湿布で「はがした後も4週間は紫外線に当てないで」と記載されてある。患部が腰や背中などではなく首なので、紫外線を防ぐのが難しい。

 

光線過敏症が起きたら登山に行くのが辛くなるので、処方された湿布は使わずサロンパスを貼り、休み休みデスクワークをこなす。

 

痛み止めは飲まず、就寝。

 

 

9日目:めまいが収まる。ほぼほぼ痛みが治まる

 

 

昨日レントゲンを撮って医師に診断してもらったからか、これまで感じていためまいやふらつきがほぼ収まった

 

心理的不安やメンタルの影響も大きかったのかもしれない。もっと早くに病院に行ってレントゲンを撮ってもらったらよかった。

 

姿勢改善とストレッチのおかげで首の痛みもほとんど無くなる。たまっていたデスクワークに取り掛かる。

 

ただ、起床時はどうしても首が固まって痛みが出る。日常的なストレートネック対策はこれからも続けないといけないなと実感。

 

 

【まとめ】早めの整形外科受診をおすすめします

 

 

以上がぎっくり首になった男性の9日間の記録です。ご参考になれば幸いです。

 

椎骨動脈解離からのくも膜下出血はかなり恐ろしいので痛みが3日以上長引いたら早めに整形外科で診てもらうのをおすすめします。

 

今後は再発しないようリハビリ・ストレッチに励みつつ、デスクワークの姿勢研究(モニターやイス・机の高さなど)に努める予定です。

 

 

【追記①】首のコルセット型ストレッチ器具を注文しました

 

 

 

気になっていたネックストレッチャープレミアム、amazonで注文しました。定価15000円がセール特価11060円でした。(2022年8月現在)

 

到着次第、使用感をレビューしたいと思います。

 

 

Tech Love
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【追記②】商品が届きました

 

青山
届きました。オーダーメイドのコルセットという感じで、ばっちり首をサポートしてくれます。楽です。しばらく使って、詳しいレビューを書きたいと思います。なかなか良くできた器具です。

 

 

青山
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